アメリカ産チルドポーク　ヒレ真空パック

アメリカ産　チルドポークヒレ真空パック
購入時価格　125円/100g

アルバコアツナ水煮缶の記事でもちらっとお話しましたが、最近の我が家はヘルシーブームが到来中で、お肉は赤身の部位を選ぶことが多いです。

夫婦共に脂身は大好きなんですけどねー。お肉といえば昔は脂っこい部分を積極的に食べていたのですが、最近は食べ過ぎると微妙に胃もたれするというか、ウップウップしちゃってなかなか量が食べられなくなってしまったんですよね。これが大人になるということなのでしょうか。。

そんなわけで、今回普段使いできるお肉として購入したのがアメリカンポークのヒレです。脂肪分が少なくて柔らかい肉質が特徴の、豚肉の中ではロースと並んで最も良質な部位と言われています。

2年位前にも一度こちらで紹介したのですが、その時はパックに詰められているものでして、今回のように真空パックで販売されているものを購入したのは初めてです。

コストコに限ったことではないですが、ここ1年位の間で牛肉も豚肉も鶏肉も・・・お肉の値段ってめっちゃ上がりましたよねぇ〜。それまでずっと購入していた豚バラなんて、以前は100gあたり100円前後だったのに対し、今では150円台でも安い！って感じじゃないですかー？

普通のスーパーのように100g〜200g単位で購入する分には数十円の価格差となるのですが、大容量で販売されているコストコだと1ケースで1.5〜2kg入りなんてザラですからね。

100gあたり50円の値上げということになると、2kg入りだったらそれだけで1,000円も違うということになるので、同じ品質同じ量の商品を今までより1,000円高く購入すると思うと、なんだかとても損をしているような気持ちになってしまいます。

まとめ買いの観点からすると、一気に買うか少しずつ買うかの違いで結局同じなのですが、一度に出て行くお金が増えてしまうのはなかなか考えものですよねー。いろいろなものが全体的に値上げ傾向にあるこのご時世、仕方がないとはいえどうにかならないものでしょうかー(TOT)

ちなみに、以前USAポークのヒレブロックを購入したのは2012年の1月で、その時は100gあたり88円で購入していました。それを考えると100gあたり125円の今の価格は値上がりしたなぁという印象はありますが普段使い用のお肉としては、まだ良心的な価格帯だと言えます。

今回購入したものは、正味量0.89kgで購入価格は1,112円でした。賞味期限は購入時よりおおよそ1週間後まで。筋切り処理済みということで、バーベキューやヒレカツ、酢豚などの用途で使用できる旨が書かれていました。

こういった商品は加工しているアメリカで真空パックされ、冷凍されないままの状態で空輸で日本まで運ばれているのだそうです。いわゆる解凍肉ではないので購入して自宅でフリージングすることができます。

真空パックだと酸化による劣化を防ぐことができる為、通常トレイで販売されているお肉よりも断然賞味期限が長い、という点もポイントですね。

開封したらこんな感じ。真空パックの状態だと、お肉の塊が1本どーん！と入れられているようなビジュアルですが、実は長いヒレ肉が2本入っていました。こちらのお肉1本あたり400〜500gという感じですね。長さはおおよそ25cmほどありました。

ヒレ肉と言えば脂身が少ない分、比較的淡白な味わいなので油を使った料理との相性が良い印象があり、今までヒレ肉を購入した時は大体トンカツ（ヒレカツ）用としていたのですが、今回は普段使い用として購入しましたので、私なりに使いやすいサイズ感で仕分けをしました。

うちでは基本的に、ポークソテー用などの厚切り、炒めもの用の薄切り、どんな料理にでも対応できる塊の3種類に分けて保存しています。

厚切りはそのまま2cmほどの厚みでカットし、調理する際は叩いて半分ほどの厚みに伸ばして調理。ヒレ肉は脂が少なく柔らかい為、加熱しすぎると硬くなりがちなので、肉質が硬くならないように少し繊維を叩いています。この状態で焼いてポークソテーにしたり、衣をくぐらせて揚げてヒレカツにしたり、ピカタにしたりなど、メインの料理となる調理方法に使用することが多いです。

上手に焼くことができたら、厚切りのお肉でも優しく噛んだだけで、まるで歯が自然とお肉の中に沈んでいくかのようなシットリとした柔らかい食感となってとっても美味しいですよ〜！冷めても美味しいのでお弁当の材料などに使ったりすることもよくあります。

薄切りは、ある程度の塊に切り分けた後に一度冷凍し、ほどよく凍って固まったところで好きな薄さにカットしています。柔らかい肉質のお肉はそのままカットするとブヨンブヨンとなり、薄く均一にカットするのがとっても難しいんですよねー。半分凍った状態の方が上手に切れるので、薄切りを作る際は必ず一度冷凍庫に入れています。

薄切りで使用する際は火の入れ方に特に注意しています、例えば炒めもの等に使う場合は、基本最後の工程でフライパンに投入し、お肉の色が変わったらすぐ盛り付け、という感じで調理することが多いですね。

残った分はおおよそ200g程度の塊の状態で残し、ラップで包んで冷凍しています。こちらに関しては特にどういった用途で使用するということは特に考えていませんが、我が家ではお肉を食べる際1人前100gという量を一つの目安にしているので、100gもしくは200gずつに小分けして冷凍しておくと、使う時に無駄なく解凍できて良いのです。半解凍の状態で料理の内容に合う厚みにカットしたり、もしくは塊のままオーブンで焼くこともあります。

真空パックで販売されているUSAポークはお手頃価格で使い勝手がよいので時々購入するのですが、どの種類のお肉でも少しお肉の匂いがあるんですよね。生肉の匂いというか、コストコで販売されている国産豚肉には無い野性的な匂いがします。お肉の匂いに敏感な方はちょっと気になるかも・・・。

なので、しっかりと下味を付ける料理の方が向いているように思います。エルブ・ド・プロバンスなどで香草焼きにしたり、酢豚とかも良さそうですね。

購入しやすい価格帯かつ、柔らかく美味しいお肉でした！加工しやすい形状なので料理のバリエーションも豊かですね。普段使いしやすい商品だったのでストックが無くなったらまたリピート予定です。

おすすめ度：★★★