新潟県産　茶豆　生　1kg

新潟産　茶豆　1kg
購入時価格　798円

コストコで生の枝豆を購入しました〜！

ビールのおつまみに欠かせない枝豆は、温室栽培・冷凍・輸入ものなど様々あり、１年を通して出回っていますが、大豆の未熟果である枝豆の旬は夏！今の季節だと八百屋さんや野菜の直売所などで枝付きの枝豆が売っているのをよく見かけますよね。

我が家も普段は冷凍の枝豆にお世話になっているのですが、やっぱり旬の時期は新鮮な生の枝豆を楽しみたい！！

そんなとき、フレッシュプロデュース内でこの新潟県産茶豆を発見し、思わずクギヅケになってしまいました。あれ？こんなの、前からあったっけ？？

フレッシュプロデュース内はコストコへ行く度に必ずチェックするのですが、個人的には今回初めて見たかも？生の枝豆ですし、やはり旬の季節限定で販売されている商品ということでしょうか。

コストコの枝豆といえば冷凍で販売されているマルちゃんの塩ゆでえだ豆が定番です。通年販売されており価格も安く、すでに塩ゆでされた状態なので解凍するだけで食べることができるというお手軽さが人気で、我が家もよく自宅用に買っています。

コストコの枝豆といえばマルちゃん！という印象が強く、かえって生で販売されているこちらは珍しい気がしました。1kg入りで798円という価格は高いなぁ〜と思ったりもしましたが、シーズンものと割り切って買ってみることに。

袋を開けてみると、中は500g入りの2袋セットになっていました。そのうちの一袋、500gをバットに出したらこんな感じ。全て枝から取り外された状態になっているので、このままザッと洗って塩ゆでして食べる感じですね。

生の枝豆なので当たり前なのですが、手触りがカチカチで固いです。袋を手に取った時は大した量じゃなさそうに思ったのですが、こうやって広げてみると500gでも結構な量があります。

産地は新潟県でこの商品は「えちご上越JA」の茶豆だそうです。それ以外の情報は一切書かれていませんでした。枝豆といえば「ずんだ」のイメージからか仙台が思い浮かぶのですが、新潟県は枝豆の作付面積が全国トップで、様々な品種の枝豆が作られているのだそうです。

ちなみに「茶豆」というのは枝豆の有名な品種の一つです。コストコでも春～夏頃の季節限定で塩ゆで茶豆という冷凍食品が販売されていますよね。

今回初めて知ったのですが、茶豆の原産は新潟県産が元祖の品種なんですってね。諸説あるのですが、見た目は普通の枝豆と特に変わらず、豆の薄皮が茶色っぽいことから茶豆と呼ばれるようになったと言われているようです。

今回の生の茶豆に関しても、見た目は普通の枝豆とあまり変わらないようですが、よく見ると枝豆のさやに付いている産毛？のようなものが微妙に褐色がかっており、全体的に少し薄汚く見える感じがします。

若干黒ずんだものもあったりして、正直見た目は新鮮！美味しそう！って感じではないです。枝豆そのものも全体的に小ぶりサイズなものばかりに思えました。

なのにこれが塩ゆでしていると、なんというか只者ではない感を醸し出すんですよ〜(´艸｀*)

茹で時間はおおよそ4〜5分ですが、ある一定の時間を超えると、枝豆の出汁？みたいな香ばしい香りがキッチン中に充満するんですよね。まるで旬のとうもろこしを茹でている時と同じような、なんともいえない芳しい香りです。

出来上がり！若干黒ずんでいるように見えた枝豆も、塩ゆでしたことでワントーン明るくなり、見た目も美味しそうです１

というわけで実食！！

んまーーー( ﾟдﾟ)　旨い！これは美味しすぎる！

口の中に広がる深ーい甘味、濃いーコク、そして心地良い歯ごたえ！青っぽさはほぼなく、凝縮された甘香ばしさが一気に押し寄せてきて、一口食べればもう手が止まりません。

小ぶりということもあり、ガンガン食べ進めてしまいまして、茹でた分はノンストップで食べきってしまいました。（上の写真は茹でた分のごく一部です。）

これは本当に驚きです・・・衝撃的な味でした！冷凍茶豆も普通に美味しかったけど、生から茹でた枝豆はもう次元の違う美味しさです。私の中の枝豆観が解体され、一気に再構築されていくような旨さでした。旬って本当にすばらしい！

中身はこんな感じ。茶豆というだけあって薄皮が茶色っぽいですね。豆そのものも茶色がかっています。茹でただけでさやがパカッと開き、中身を取り出すのも簡単でした。

こちらは焼き枝豆です。生の枝豆を手に入れたらこの食べ方をやってみたい！とずっと思っていたんですよ〜！

枝豆をざっと洗って汚れを落としたあと、塩をまぶしてベイクパンに入れ、グリルで弱火15分で完成！

こちらも焼いている途中から豆の甘い〜香りが漂います。全体的に焦げ目がついて表面が黒ずみ、見た目はあまり良くないのですが、塩ゆでよりも焼き枝豆の方が香ばしく、甘味がさらに際立つ味で美味しかった！(´艸｀*)

そしてもう1品。超絶オススメな枝豆のお味噌汁です！作り方は塩もみした生の枝豆を沸騰したお湯に入れて茹で、そこに味噌を溶き入れるだけ。食べる時はまずお汁だけを飲み、最後に残った枝豆をいただきます。

これはだいぶ前に「秘密のケンミンSHOW」で、どこかの地域にのみ定番化している枝豆の美味しい食べ方ということで紹介されていたのを見まして、いつか機会があれば作ってみたいなーと思っていたものなんですよね。

出汁を使わないお味噌汁なのですが、枝豆を茹でた時の香りがそのまま汁に乗り移っている感じで、普段のお味噌汁とは一味違うとても香ばしい味になります。なぜかカニ汁っぽいというか魚介出汁の味に近い感じでして、とっても美味しい！

そんなこんなで色んな食べ方をしましたが、それでも1kgはとっても多く、まだまだ旬の枝豆を存分に楽しめるわ〜と思っていたのに、野菜室に保管後3日を過ぎたあたりからなんとなく枝豆のさやの色がくすんできまして・・・明らかに鮮度が落ちてきた様子。。

調べてみたところ、生の枝豆は収穫してすぐが一番の食べごろで、時間が経てば経つほどどんどん糖や栄養が失われ、味が落ちてくるんですって。生の状態だとあまり日持ちしないということもあり、枝豆を美味しい状態で長期保存したい場合は、購入後なるべく早めに固茹でし、冷凍保存しておくのが一番良いのだとか。

そんなわけで残っていた分は慌てて下茹でし、小分けして冷凍保存しました。せっかく生で購入した枝豆だからなんだか勿体無いような気持ちにもなるのですが・・・こうやって一度火を通して冷凍保存しておけば、食べたい分量を食べたい時にサッと取り出すことができ、これはこれで便利かも？と思っております。

正直、もう少し安いと嬉しいなーとは思いますが、本当に美味しかったので買って大満足です！もうすぐシーズン終わり頃でしょうし、また発見できたらぜひ買いたい商品です。

おすすめ度：★★★★