こてっちゃん　業務用１㎏

ＳFoods　こてっちゃん　業務用１㎏
購入時価格：968円
参考価格：1,328円（2023年10月）
参考価格：1,380円（2024年7月）
ITEM# 585344

コストコで発見した業務用のこてっちゃんです！あの有名な「こてっちゃ〜ん♪」のこてっちゃんです。こちらは大容量のウィンナー等が置かれている冷蔵室に陳列されていました。

こてっちゃんといえば、牛ホルモンを辛味噌漬けにしたもので、フライパンで焼くだけですぐに食べることができる！という商品ですね。

実家の母が買わなかったようで、食卓に並んだ記憶はないのですが、昔はテレビCMがよく流れていたということと、そのCMのインパクトから名前だけはがっつり頭に残っていました。「味噌漬けホルモン＝こてっちゃん」というのがほとんど固有名詞化しているほど有名な商品です。

こちら、当時は全国展開されていたようなのですが、BSE問題が発生した際に一時販売中止になりまして、販売再開した現在は関西・中国・四国地域のスーパー等で主に流通しているのだそうです。

福岡のスーパーにはあったっけな〜？どうだろ？？あるとしたらやっぱり精肉売り場かな？

いずれにせよ、小さめの発泡スチロール製のトレイに1〜2人前程の量がちまっと盛られている印象の商品なので、さすがにこのパッケージのビジュアルはお馴染みのこてっちゃんでも珍しいのではないでしょうかー！？(ﾟ∀ﾟ)

いかにも業務用！って感じですよね。

パッケージの裏には「売れる！商品化のポイント」なども書いてありましたし、もしかしたらこちらを小分けしたものが一般のスーパーに並んでいるのかもしれません。

名称：味付け牛もつ（加熱調理済）
原材料名：牛小腸、しょうゆ、糖類（砂糖混合ぶどう糖果糖液糖、砂糖）、みそ、にんにくペースト、発酵調味料、ごま油、トマトペースト、りんご濃縮果汁、ソテーオニオン、ローストガーリックペースト、ごま、香辛料、酵母エキス、食塩、調味油、増粘剤（加工でん粉、キサンタンガム）、調味料（アミノ酸等）、着色料（カラメル、アナトー、パプリカ色素）、酒精、pH調整剤、（原材料の一部に小麦、豚肉を含む）
内容量：1kg
賞味期限：購入日より1ヶ月先まで
保存方法：10℃以下で保存してください。

中身を出してみたらこんな感じ。醤油と味噌が混じったようなタレがモツにガッツリ絡んでいます。

モツ以外に含まれている具材は特に見当たらないのですが、原材料を見てみると想像以上に色々な材料が使われていてビックリします。すっごいニンニクと甘辛い味噌の香りです。

こてっちゃ〜ん♪って感じのニオイ。笑

福岡に住んでいるとモツといえば断然モツ鍋で、モツ鍋に使われているモツも同じ「牛小腸」が定番なのですが、モツ鍋では小腸についている脂のプルプル部分も一緒に食べるのに対し、こてっちゃんの牛小腸はプルプル部分が綺麗に取り除かれているんですよね。

モツと言えばあのプルプルが美味しいのにー( ﾟдﾟ)…と、思わずにはいられない。。

でも全国的には生のモツはあまり流通しておらず、脂を取り除き、下茹でして綺麗に処理した状態で売られているのが普通なんですってね。モツの独特な臭みの原因は主に脂の部分にあるらしく、下処理されているものの方が調理が簡単なのだとか。

こてっちゃんも小腸から脂を取り除き、綺麗に下処理されたものをタレに漬けてある商品なので、そのままタレと一緒に焼くだけで食べることができます。調理のポイントとしては「タレに軽くこげ目がつくくらい焼く」とのこと。

フライパンで焼いたらこんな感じ。タレが焦げやすいので火加減に気をつけながら焼く必要がありました。

焼いていると結構油ハネがすごく、コンロ周辺が一気に汚くなってしまいます。油断していると、油どころかこてっちゃんそのものがバチッ！！！と飛んでくる勢い・・・( ﾟдﾟ)超怖い・・・。

焼きはじめの方は適度に水っぽかったタレが加熱するうちに水気が抜けていき、どんどん濃縮されてモツにベッタリ絡んでいきます。いい感じに焦げ目がついたらできあがり！

味噌の焦げるニオイが鼻孔をくすぐるというか、なんとも食欲をそそる良い香りです。フライパンから2、3切れつまみつつ、ビールでもひっかけたい気分をグッと我慢しつつ調理しました。

というわけで、ようやく味見です！

濃っっ・・・・( ﾟдﾟ)かはっ。。

知らなかった。。。こてっちゃんてこんなに味濃いの？ご飯何杯あっても足りない感じなんだけど？？

基本的には香りどおりのピリ辛醤油みそって感じの味なのですが、ピリッと辛いというよりは、味噌辛いというか果てしなく塩分が強い感じです。

モツは弾力と歯ごたえがあり、しっかり噛まないとまるで弾き返されそうな勢いです。噛めば噛むほど中に浸透したタレの味がジワリジワリと出てきます。

しかし、この濃さのままだとどうにも塩辛すぎて食べにくかったため、次は味の濃さを緩和するためにたっぷりの野菜と一緒に炒めてみました。

すると、これがいい感じに野菜の水分と混じり合い、味の濃さがちょうどよくなり、めっちゃ白飯食べたい！な味となりました！

タレの味が薄まることでモツそのものの味が感じられるようになり、それでいて臭みもない！なるほどパッケージに書かれているとおり「ごはんがすすむ」味ですね。

後から気づいたのですが、そもそもこちらはそのまま単体で焼いて食べるものではなく、野菜と炒めあわせて調理する前提で調味されているみたいなんですよ。説明書きにも、こてっちゃんと野菜の分量は6：4でとちゃんと書いてありました。（最初に確認するべきでした。^^;）

個人的には、こてっちゃん：野菜＝4：6でも良いくらいなのですが、いずれにせよかさ増しして味が調整できるのは良いですよね。お肉も野菜もモリモリ食べられます。

こちらはこてっちゃんで作ったホルモン焼きそば。作り方は簡単で、こてっちゃんと刻み野菜、そこに焼きそば麺を投入し適当にフライパンで炒めただけです。

お酒を振ったくらいで他の味付けは一切無し。それでも甘辛みそがしっかり具材に絡み、こってり甘辛味の焼きそばになりました。ソース味とはひと味違う、甘味と香ばしさがなんともヤミツキになる1品でしたよ〜！

総評として

美味しかったけど、１kgはやっぱり多すぎたなぁ〜というのが正直な感想です。

ホルモン焼き以外にも、モツ煮や焼きうどんなど色々な料理に使ってみたのですが、味はどんな料理になってもほとんど変わらず、何回か食べていると微妙に飽きてきたりもしまして

それでいて、味がとっても濃いため、基本は他の具材を足しながら使う感じになるので１回の調理に使うお肉の量はかなり少なめで済みます。使っても使ってもなかなか減らないという、ある意味すごくコスパが良いお肉なのですが、最後まで消費するのはちょっと手こずってしまいましたね。

シェアするという感じの商品でもないですし、よっぽどこてっちゃん好きでなければ家庭用には不向きな気がします。一方、BBQやイベントなど沢山の人が集まる機会に一気に調理するのにはピッタリかもしれません。

なんとなく、冷凍庫内がにおいそうな気がして冷凍保存は避けたのですが、今思えば鶏肉などは味付けしたものを冷凍保存しながら消費しているわけですし、もしかしたらこちらも１回調理分ずつで小分けして冷凍しておけば、もっと上手に消費できたかも？と思ったりしています。

また購入する機会があれば、次はもっと上手く使いこなしたいです。

おすすめ度：★★★