李王家　チャンジャ

李王家　チャンジャ　300g
購入時価格　968円
ITEM# 575989

義母が買ったものシリーズその3！今回は食品です。コストコではスンドゥブチゲの素などでお馴染み、李王家というメーカーのチャンジャです。コストコではたしか酢漬けニシンと同じ並びの冷蔵棚に陳列されていたと思います。

お店ではよく見かけていたのですが、特に買ってみよう！と思ったことはなくスルーしていたので、福岡に帰省後、ほぼ中身が空っぽに近いチャンジャの瓶が自宅の冷蔵庫に入っていたのを見たときはちょっと驚いちゃいました(´ω｀)

チャンジャは韓国発祥のタラの内蔵から作られる珍味の一つです。主に胃と腸をキムチ風の薬味で和えて作られるもので、日本では焼肉屋さんや居酒屋のサイドメニューとして販売してあることが多いですよね。

というか、ほとんどお店でしか食べる機会が無いような気がするのですが、普通はどうなんでしょう？好きな人はお店で買って自宅で食べたりもするのかな？

チャンジャみたいな珍味系はイカの塩辛とかと同じで、ものによっては生臭さがあるような先入観があったのと、私はそこまで辛いものが得意というわけではなかったので、自分からわざわざ注文してまで食べたいと思ったことがなく、実はほとんど口にしたことがなかったんですよ。もちろんこういった瓶詰めのチャンジャを購入したこともありません。

チャンジャはお酒好きの義母の好物で、居酒屋さんに行った時は必ず注文するメニューの一つなのだそうです。お酒のおつまみにはもちろん、ご飯のおかずにもピッタリで、チャンジャがあれば白飯何杯もいけちゃう！という感じらしく、今回は自分用のご飯のおかずとして購入していました。そんなわけで私も少し味見させてもらうことに。

300g入りで決してコストコ商品の中では巨大！ってわけではないのですが、チャンジャって元々そんなに大量に食べるものではないので、300gというのは結構な量ですよねぇ。

1,000円弱といった価格が高いのか安いのかも良くわからなかったのですが、居酒屋さんで注文すると小鉢に大さじ1杯分位のチャンジャがちまっと盛られていて、それでいて価格は300〜400円位らしく、母曰く、これ1瓶でお店で注文する量の10倍くらいは入っているから絶対お得だよー！！とのことです。

商品詳細

名称：タラの胃・腸の塩辛
原材料名：スケトウダラの胃・腸（米国産）、糖類（水あめ、砂糖）、食塩、唐辛子粉、大根粉末、にんにく、マルトデキストリン、ごま、白コショウ、発酵調味料、ソルビトール、調味料（アミノ酸）、酸化防止剤（V，C）、甘味料（カンゾウ、ステビア）、酸味料、着色料（コチニール、ラック）、香料、（原材料の一部に小麦を含む）
内容量：300g
賞味期限：購入日含め17日
保存方法：冷蔵（10℃以下）
原産国名：韓国
注意：開封後はお早めにお召し上がりください。アレルギーなどの疾患がある方は原材料表示をよくご覧になり、ご注意下さい。注意して製造しておりますが、まれに骨が残っていることがありますのでご注意ください。
※「ハンソン」社は韓国国内味付け塩辛販売シェアNo.1の食品メーカーです。

肉厚でやわらかいスケトウダラの内蔵を、特製ヤンニョムに漬け込みました。

説明によると韓国No.1メーカーの長期熟成されたチャンジャとのことです。ヤンニョムとは韓国料理の味付けに使う薬味や調味料を混ぜて作る「合わせ調味料ダレ」のことですね。キムチ作りにも使われているといいますし、韓国では定番の味付けと思って良さそうです。

開封した時の写真がこちら。瓶の上の方までたっぷり入っています。

出してみたらこんな感じ。唐辛子の濃い赤のツブツブがしっかり残っていて、いかにも辛そうだなぁ・・・( ﾟдﾟ)

チャンジャに免疫がない私としては、魚の内臓って言われると正直全く食指が動かないのが正直なところなんだけど、イカの塩辛と同じジャンルだと思えばそんなに抵抗は無いのかも。

基本はお箸の先でつまめる程度のサイズ感でカットされている、いわゆるよくある居酒屋さんのチャンジャって感じです。白ごまも入っていました。

味について

辛らぁ〜( ﾟдﾟ)匕ィィィー！めっちゃ辛いよおぉぉー！！喉が焼けちゃうぅぅぅ〜！！

すみません、私が辛いものがあまり得意じゃないということもあって過剰反応かもしれませんが、私にとってはひたすら辛くてビックリな味でした！

なんというか、喉元をチクチク攻撃する辛味と言えばよいのでしょうか、お茶を飲んで口の中からチャンジャが消えても刺激だけはしつこくチクチク残っているようなジワジワくる辛さなのです。

あ、でも想像していた魚の臭みとか食べにくさみたいなものは全く無く、味は想像していたよりとっても美味しかったです！

コリッコリの食感と溢れ出る旨味にじんわりとした甘味があり、小さじ1杯もあれば山盛りご飯が食べられそうなくらい味がしっかりしていました。

はじめは辛さで悶絶していましたが、アツアツご飯に合わせて食べることで上手く中和され、気がつけばどんどん食べてしまいます。そして同時にお米もどんどん食べすぎちゃうっていうね・・・( ﾟдﾟ)

なるほど、日本酒や焼酎にこれでもか！ってくらい合いそうな感じですねぇ。元々は韓国のメニューにも関わらず、いまや日本の居酒屋定番メニューと言われているのも納得です。

チャンジャに色んな味の違いがあるのかどうかわかりませんが、旦那氏は後口に残る甘味がちょっと嫌だと言っていました。私はこの甘さがあるからこそ美味しさを感じられて良いと思ったんですけどねぇー。これは好みの問題かな？

ちなみにチャンジャを食べ慣れている母は「居酒屋さんと同じ味！」と言っていました。辛さが特別強いわけでもなく、コストコの商品だからといって他のチャンジャと違う！ということもなく、とにかく居酒屋さんで食べるいつものチャンジャの味！とのことでした。期待通りの味でとっても満足していたようです。

気になったのは賞味期限が短かいってところ。塩辛系ってどこか保存食のイメージがあったので、もっと全然持つかと思いきや意外と短いんですねぇ。私が自分用に買ったとしたら賞味期限内には食べきれそうにないかもです。

ただ、お酒のおつまみとしてちびちび食べるだけでなく、ご飯のお供！と思えば普通なのかな？実際、母は毎日白ご飯とセットで食べていたみたいですし、ほとんど一人で消費していたにも関わらず、すでに無くなりそうな勢いでしたからね。

評判を聞く限りではコストコのチャンジャはすごく人気のようです。気になる方はぜひ探してみてくださいね〜♪

おすすめ度：★★★