水99.9％デコボコぷらすおしりふき

レック株式会社　99.9％PURE　WATER BABY WIPES　840枚入
購入時価格　1,398円（2016年10月）
参考価格　1,398円（2019年1月）
ITEM# 930090

10月に産まれた第二子の出産準備用として購入した、水99.9％デコボコぷらすおしりふきです。

早いものでもう5ヶ月となりますが、出産前に購入したこのおしりふきが無くならず今も使い続けております( ﾟдﾟ)せっかくなので使い終わる前にレポすることにしました。

コストコのおしりふきと言えば、言わずと知れたカークランドシグネチャーのベビーワイプですよね。厚手・大判・水分たっぷりのベビーワイプは、普通なら数枚使用しなければ綺麗に拭き上げられない状況でも、1枚で綺麗に拭くことができて使い心地抜群！

赤ちゃんだけでなくお手拭きや家のお掃除にも使える！ということで、多くのユーザーから高い支持を得ている商品です。もちろん私も、おちびが赤ちゃんの頃にはとってもお世話になっていました。

そんなわけで次に産まれたバブーも当然、カークランドのベビーワイプを使う気満々だったのですが・・・そういえば、産まれたばかりの新生児にいきなりベビーワイプを使って良いのだろうか？とちょっと考えたんです。

産まれたばかりの赤ちゃんは、バリア機能が不十分で外的刺激に弱く大変デリケートだと聞きます。産まれたばかりの新生児とある程度成長した乳児とでは同じ赤ちゃんでも肌の厚みや強さが違うのではないか？と。

イヤ、もちろんカークランドのがダメとは思ってないんですけどね。でも、例えばおむつかぶれ等で肌が傷んだ場合、市販のおしりふきを使うのではなくシャワーで流したり、水で濡らしたガーゼで拭くのが良いと聞くので、やはり自然に近い「水」を使うのが安心な気がしたんです。そういえばおちびも、産まれたばかりの時はアカチャンホンポの「水99％」みたいなのを使っていましたしね。

産まれる前なので肌が強いのか弱いのか、何らかのアレルギーが有るのか無いのか、用意したおしりふきが合うか合わないか・・・まだ何もわからない状態だったのですが、少なくとも成分がほぼ「水」ならば、肌が合わなくて使えなかった！ということはまず無いかと思いまして、まずはカークランドの前に、こちらの「水99.9％」という日本製のおしりふきを使ってみることにしました。

商品詳細

成分：水、ベンザルコニウムクロリド、BG、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム
サイズ：約200☓180mm
枚数：70枚☓12個（840枚）
日本製
※シートは水に溶けません。トイレには流さないでください。

このおしりふきは赤ちゃんへの安全性に配慮したもので成分の99.9％が純水で作られているそうです。そうなると残りの0.1％は何なの？って感じなのですが、どうやら0.1％は防腐剤と保湿成分のようです。

ヒアルロン酸配合で、パラベン・アルコール・香料・PG（プロピレングリコール）不使用と書かれていますし、残り0.1％に使われている成分もしっかりこだわっているように見受けられます。

箱を開けるとこんな感じ。箱いっぱいに3×4段の計12個入っています。

こちらが中身。サイズは奥行10cm☓幅22cm☓厚み4cm程で一般的に市販されているおしりふきとは少しパックの形状が違い、横に長いパッケージです。

カークランドのおしりふきのように取り出し口にプラスチックの蓋が付けられているわけではなく、オープンシールという取り出し口からの乾燥を防ぐシール状の蓋で密閉する仕組みになっていました。

この辺の仕組みは、一般的なおしりふきとそう大差は無いように思います。汗拭きシートや携帯用ウェットティッシュのような、つめかえ用的なパッケージではありますが、それでも結構しっかりとした袋です。

1枚取り出してみました。一気に数枚出てしまうということもなく、1枚1枚綺麗に取り出すことができる点はさすが日本製だな〜と思ったりします。

ただ、使う度にいちいちシールを張り直さなければならないのはちょっと手間な感じがしますね。

カークランドのおしりふきとの比較です。左が水99.9%。右がカークランドのベビーワイプ。写真で見ても厚みの違いが一目瞭然ですねー。

水99.9%は当社通常品の1.3倍という大判サイズらしいのですが、コストコのベビーワイプに慣れてしまっているとあまり大判とは感じません。

でも、厚みがあって大判ということでおなじみのベビーワイプとこうやって並べてみても、サイズに関してはさほど大きな差を感じないということは、やはり一般的なおしりふきと比べると大きいのだと思われます。

というのも最近、ムーニーおしりふきを使ってみたところ、これは駅弁についてくるおしぼりかな？ってくらいに小さくて頼りなく、びっくりしちゃったんですよ。このサイズがいわゆる普通サイズであれば、確かにうんち1回につき3、4枚は使わなきゃ、って感じになりますよね・・・。

水99.9%は商品名に「デコボコぷらす」とあるように、よく見るとシートの表面がストライプ状にでこぼこしています。かといって、ハウスホールドワイプスのようなザラザラとしたエンボスではなく、薄手の不織布といった感じで柔らかくフワフワな手触りです。

厚みはまぁまぁ普通かな。カークランドのおしりふきと比べると薄いですが、その分柔らかく、ウェット感もまずまずです。ただ、カークランドのおしりふきのような絞れるほどのウェット感と比べるとかなり物足りなくはあります。香料不使用とのことで特に匂いはありません。

使い心地について

良くも悪くも水で拭いている感じですね！ベビーオイル配合とかではないのでツルンと拭ける、みたいな感覚はありませんが、折りたたんで裏表使える十分な厚みと大きさなので、新生児期の水っぽいうんちなら1枚、少なくとも2枚あれば十分拭き取れます。

デコボコ加工は、私が自分の手で触った感覚だとあまり意味を成しているようには思えなかったのですが、赤ちゃんの繊細な肌はもしかすると微妙な違いを感じ取れているのかもしれません。

うちはまだ離乳食前ということもありうんちは基本ユルユルで、こびりつき等はほぼ無く何度も擦ったりする必要がないため、本当の意味でのデコボコ加工の恩恵は得られていないのかもしれませんが、とりあえず今のところは使っていて物足りなさを感じていません。

毎日使用していますが今のところ特に肌トラブルなども起こらず快適です。検診の時に「おしり綺麗ですね〜♪」と看護師さんに褒められたし、うちの場合は相性良かったんだな〜と感じております。

肌との相性は個人差があるので誰でもOK！とは言いづらいですが・・・名前のとおり成分はほぼ「水」なので、安心感はあるかなと。あと、おしりふき以外にもよだれでベタベタになった口周りを拭いたり、首の付け根や指の股など、汗や汚れが溜まりがちな部分を拭いたり、ヨダレがたれた床をさっと拭く水拭きワイプとしてもよく使っています。

ベビー用としてだけでなく、お姉ちゃんであるおちびが手を拭いたりするのにも使っているので、家の中だけでなくお出かけにも持ち歩いています。

水で拭いていると思えば使い勝手は良く、ちょっとしたウェットティッシュ代わりという感覚ですかね。成分などを気にせずなんでもサッと拭けるというのはステキポイントだと思います。

70枚入りが1箱12パックセットのまとめ買いなのでストック切れの心配はまずありませんし、むしろいつ無くなるんだろ・・・な感覚です。あまりケチケチすることなく普通に使ってもう5ヶ月目になるのにまだ底が見えていない・・・( ﾟдﾟ)

価格を計算してみると70枚入りが1パック116.5円なので1枚あたり1.6円。市販されている色んなメーカーさんの商品と比べても値段はそこまで変わらず、それでいて1回のおむつ処理には1〜2枚で十分ということなので、なかなか優秀なのではないでしょうか？

これから離乳食が始まることで、うんちの量や形状も少しずつ変わってくるので、それにうまく対応できるかどうか、今後も注目していきたいと思っております。

一つ不便だなーと思ったのが、やはりプラスチックの蓋が付いていないということ。

カークランドのおしりふきは、当たり前に1パックごとに蓋がついていたので、使いたい時にパチっと蓋を開くだけで簡単に取り出せるし、パチっと閉めれば密閉できていたので、完全にそれに慣れてしまっていたんですよね。。

シール式だとおしり拭きを使うのにいちいち両手で取り出さなきゃならないし、シールを貼ったり剥がしたりが割と面倒なんですよ。おしりふきを使う時って割と片手での作業が多いので、手早く使えないのが少々煩わしくてですね。

かといってこちら、おしりふきパックのサイズが市販されているおしりふきケースと幅が合わないんですよ〜。もちろんコストコにこの商品専用のケースが販売されているわけでもありません。

そこで、ダイソーで買ったウェットシートの蓋（100円）とジッパー付きポーチ（200円）を組み合わせて適当におしりふきケースを作ってみました。

蓋が付いているのでシールを剥がしても中身が乾くことはなく、きちんと最後まで使い切ることができます。

その場しのぎで作った割にはサイズもジャストでなかなか便利だったので、もっと丁寧に作ればよかったとプチ後悔中です。おしりふきだけでなく、ポーチの中にオムツを2枚と使用済みオムツを入れるビニール袋を1枚忍ばせておくことで、外出時にもとっても便利に使えていますよ〜♪

そんなわけで、取り出し口の使いにくさは自分でなんとか対処しました。とりあえず、産まれたての新生児期はこちらで乗り切り、離乳食が軌道に乗り始めて物足りなく感じるようになったころ、カークランドのベビーワイプに移行していこうかな〜と考えております。

おすすめ度：★★★