ビッグシェフオリジナル　ナポリタンソース

ビッグシェフオリジナル　ナポリタンソース　140g☓4PC
購入時価格　978円（2016年12月）

ナポリタンは時々、無性〜に食べたくなるときがありまして、たまにお休みの日のお昼ご飯に作ったりします。

「ナポリタン」はイタリアンのパスタとは違う、いかにも日本的なところが良いんですよね。茹でた麺をガッシガッシ炒めて作る日本人が考案した日本生まれの洋食。バターの香りと焦げたケチャップの味が、めちゃくちゃ食欲を刺激するんです！

おちびはナポリタンであれば野菜をたっぷり入れたとしてもしっかり全部食べてくれますし、旦那氏はナポリタンをおかずにご飯を食べたりもしまして、躊躇なくご飯の上に乗せちゃいます。炭水化物on炭水化物・・・( ﾟдﾟ)

というわけでナポリタン大好きな我が家、コストコでビッグシェフオリジナルのナポリタンソースを発見したので早速買ってみることにしました！

ビックシェフといえばコストコではドレッシングが有名かな？あと、超〜〜辛くて私が一口食べて撃沈したモンスーンカレーもビックシェフの商品でしたね。

4人前で978円ということは1人前244円。パスタソースの価格としては決して安いわけではないですし、もともとナポリタンを作るのはそこまで手間ではないので、正直なところ専用のソースは必要ないわけですが

パッケージを見るとすごく原材料にこだわっている様子が伺えまして、庶民の味ナポリタンをメーカーさんがどのように工夫しているのかすごく興味があったんです。

ちなみにこちら、要冷蔵の商品なので販売場所は冷蔵棚の半生パスタやイージーパスタなどと同じ列に並んでいました。

スーパーでレトルトパウチ系のパスタソースを買おうと思えば大体常温で販売されていることが多いのですが、こちらは冷蔵ということなので鮮度も大事なのだと思われます。

商品詳細

名称：パスタソース
原材料名：トマトケチャップ、オニオンソテー、マッシュルーム、ポークソーセージ、中濃ソース、食用オリーブ油、砂糖、ビーフエキス調味料、にんにく、食塩、チーズ調味料、香辛料/調味料（アミノ酸等）、増粘剤（加工デンプン、増粘多糖類）、グリシン、pH調整剤、カラメル色素、リン酸塩（Na）、甘味料（ステビア、カンゾウ）、香辛料抽出物、発色剤（亜硝酸Na）、酸味料、（一部に小麦・乳成分・牛肉・ゼラチン・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む）
内容量：140g☓4袋
賞味期限：購入日より2ヶ月先まで
保存方法：10℃以下にて冷蔵保存

皆に愛されている、ナポリタンソースをビッグシェフのオリジナルソースレシピにて再現。隠し味のソースに「創業100余年！月星ソース」を使用。具材のソーセージは「アボカドオイルを餌にしたブランド豚アボトン」を使用。ここにしかない味わいの「ナポリタンソース」を作りました。ぜひご賞味ください。

アボトンというのはブランド豚の名称で、上質な純血黒豚とSPF豚にメキシコ産アボカドオイルと特殊飼料を加えた飼料を与え、新しい放牧スタイルで育てることでイベリコ豚にも負けない美味しい豚になるのだそうです。

なるほど、アボトンはアボカドと豚（トン）から名付けられているというわけですね。海外の名前っぽいですが純血の国産黒豚らしいです。

開封すると、レトルトパウチになった1人前のソースが4つ入っています。調理方法は湯煎でソースを温めるか、中身をお皿に移してレンジで温めるよう書かれていました。簡単ですね！

書かれていたのは温め方のみでそれ以上の調理方法については書かれておらずわからなかったのですが、とりあえず一般的なレトルト系パスタと同じように温めたソースを1人前の茹でたパスタに絡めてみましたよ〜！

なんか黒いぞ！私の知っているナポリタンはケチャップで麺まで赤いイメージなのですが、こちらはどちらかといえばハッシュドビーフにパスタを和えたような見た目です。

使われているこだわりの「月星ソース」はいわゆるウスターソースらしいので、それが隠し味として使われていることで全体的に黒っぽくなっているのかもしれません。

目に見える具材はマッシュルームがほとんど。オニオンソテーはソースの中に溶け込んでいる感じで食感のある具材としてはほぼ存在しませんでした。

時々スライスされたポークソーセージも入っていますがかなり少なめで、内容量的に言えば1人前の袋の中にシャウエッセン1/2本分といったところですかね。。

ともかく、一般的に想像するナポリタンとはまったく違った見た目です。パッケージのナポリタンの写真とも全然違うものだと思いました。というか、調理方法これであってたのかな？ちょっと不安になってきました。。^^;

味について

か〜な〜り濃厚で甘味が強め。お子様路線なのかなと思いきや、結構コショウが効いているのと、若干スモーキーな風味があります。ただ大人路線にしては甘さも結構際立っていまして、今まで食べたどのナポリタンとも違いました。

濃厚で見た目よりもソースが多いので麺との絡みは良い感じ♪とりあえず1人前のイメージで100gのパスタを茹でて絡めてみたのですが、ソースが余ってしまい、味もかなり濃い目に感じましたねぇ。。麺の量は1パックにつき1.5人前くらいの量でちょうど良いかも？

決して美味しくないわけではないのですが・・・これはどうやら、私の知っているナポリタンではないみたいです。

ううむ、というかナポリタンはやっぱり炒めないとダメじゃない？一般的なレトルトパスタソースのように茹でた麺の上に乗せ、ソースを絡めただけでは私の中ではナポリタンじゃないんですよね。

やっぱりナポリタンならソースが少し焦げちゃうくらいにフライパンで炒めて若干煮詰まったものをガッツリ麺にからませて、食べる時にフォークが重くなるくらいでなくちゃ！

ナポリタンといえば、口の周りをケチャップで汚しながら食べるわんぱくな味でなきゃダメなのに、このナポリタンに関してはわんぱくな感じはなく、またナポリタンを食べたときに感じる「懐かしさ」みたいなものを微塵も感じないのです。

何度も言いますが美味しくないわけじゃないんですよ。でもこれじゃないんだなー私の中のナポリタンは。。もっとアバウトで、大雑把で、荒削りなんです。( ﾟдﾟ)

そんなわけで2回目以降は軽く湯煎で温めたソースを一旦フライパンに移し、茹でた麺と共に炒めて仕上げました。ついでに玉ねぎ、ピーマン、ソーセージといった具材も足しました。やっぱりナポリタンは炒めた方が断然美味しいです。

まとめ

レトルトのパスタソースといえば、茹でた麺に絡めるだけでお手軽に食べられるイメージですが、このナポリタンソースはそういった食べ方だと色々な意味で今ひとつで勿体無い感じでした。

というか、実は私の調理方法が間違っていたのかも？

パッケージ写真のナポリタンを見てみると、ソースにしっかり麺が絡んでいてちゃんと炒めてある雰囲気なんですよ。1人前のナポリタンがスキレットに盛り付けてあり、明らかにソース以外の具材も足されており、トッピングに卵黄が1つ落としてあります。

パッケージの説明文だけを読んで、ソースを温めて麺に絡めるだけだと勝手に解釈してしまいましたが、もしかするとレトルトのパスタソースというよりも、1人前ずつに小分けされた「ナポリタンの素」みたいな感覚で、ソースの他に野菜等の具材を加え、フライパンで炒め、調理することではじめて美味しく食べられる商品だったのかもしれません。

とはいっても、そのままの味付けだと私にとってはちょっと甘すぎましたね。。かといっておちびに食べさせてみても胡椒辛さが気になるようであまり積極的には食べてくれず、我が家にとっては持て余す結果になってしまいました。

甘いスパゲッティが好きな人にとっては良いかもしれませんが、いずれにせよ私の知っているナポリタンの味じゃなかったな、というのが正直な感想です。期待が大きかっただけにちょっと残念でした。^^;

おすすめ度：★★