カークランドシグネチャー ペコリーノロマーノ
カークランドシグネチャー ペコリーノロマーノ 9か月熟成
購入時価格 194円/100g
コストコで大好きなバリラのパスタ麺を大量買いしてからというもの、旦那氏がよくパスタを作ってくれるようになりました。
私が作るパスタといえばケチャップで炒めた日本の洋食「ナポリタン」が定番なのですが、旦那氏はペペロンチーノ、カルボナーラ、アマトリチャーナ、ボロネーゼなどいかにもイタリアン!なパスタを作るのが好きで、今回はそんなイタリアンには欠かせない(らしい)硬質チーズ、ペコリーノ・ロマーノを購入しました!
こういった硬質チーズは小さく切っておつまみにすることもありますが、我が家は基本的にチーズスライサーやグレーターを使って削って使うことが多いです。コストコで硬質チーズを購入したのは、パルミジャーノ・レッジャーノ、グラーナ・パダーノにつづき3種類目になります。
ブログでは紹介していませんが塊のパルミジャーノ・レッジャーノは無くなる度に購入しております。とはいっても、冷凍保存しながら少しずつ使っているのでなかなか無くならず、実際は2回しか買ってないのですが。。^^;
なのでこれまでは、粉チーズといえばパルミジャーノ・レッジャーノで何でも済ませており、私はとても満足していたのですが、先日パンチェッタを使ったカルボナーラを作ったことに激しく触発された旦那氏の要望で以前からチェックしていたこちらのチーズを購入〜となりました。
ペコリーノ・ロマーノは過去にメルマガで紹介されていたよなぁ〜と思い、過去のメルマガ情報を遡ってみると、2015年7月の価格では、カークランドシグネチャーとイタリアの有名なチーズメーカーであるザネッティのダブルネームで販売されているペコリーノ・ロマーノが274円/100gという価格で販売されていたみたいです。
そう考えると、現在の194円/100gって、めっちゃ安くなりましたよねぇ・・・(゜o゜)現在販売されているものはカークランドシグネチャーのみのロゴになっており、以前と商品パッケージも変わったので純粋なコストコブランドの商品ということで安く買えるようになった、ということなのかな?
そうでなくても、一時期めっちゃ価格が高騰していたチーズが近年、かなり価格が落ち着いてきて買いやすくなった印象があります。どうしても普段はカークランドのレンガチーズやモッツァレラチーズといった柔らかいチーズばかりを買いがちなので気が付きませんでしたが、こういったハード系のチーズも知らないうちに安くなっていたんだなぁ・・・。
おかげでこうやって普段は買わないようなものにも手を出しやすくなって嬉しいです(゚∀゚)
商品詳細
種類別:ナチュラルチーズ
原材料名:生めん羊乳、食塩
原産国:イタリア
9か月熟成
賞味期限:購入日より5ヶ月先まで
内容量:624g
購入価格:1,307円
※開封後はお早めにお召し上がり下さい。
一般的な粉チーズとして使われることが多いパルミジャーノ・レッジャーノやグラーナ・パダーノとの大きな違いは、それらの原料は牛乳つまり牛の乳なのに対し、ペコリーノ・ロマーノは羊乳、つまり羊の乳から作られているというところです。
羊乳のチーズをPecorino(ペコリーノ)と言うらしいのですが、ロマーノというのはこのチーズがもともとローマ近郊で伝統的に作られていたということでペコリーノ・ロマーノと名付けられたのだそうです。
あとこちらは、特定の地域で製造された商品であることを証明する保護指定原産地表示(Protected designation of origin、略称PDO)が付けられていました。これはとても重要!
これはEUが独自に設定している品質保証システムで、ワインやチーズ、生ハムやオイル、ビールといった、その地域の伝統に根ざした食品などの品質を国家が保証するとして付けられたマークになります。
こういった食品は同じものでも産地や製法によってブランド価値が上がるため、中には原産地を偽って販売しているものもあるらしいのですが、とりあえずこのマークがついているものに関しては間違いないと思って良さそうです。
開封すると大きな円形のチーズをケーキ切りしたような三角形の形をしています。長さは15cm程だったので、もともと30cmほどあるチーズを切り分けているのだと思われます。
グラム売りなので大きさによって価格は微妙に違いましたが、1つの重量はおおよそ600g前後。価格は1,200円〜1,400円といったところだったように思います。今回選んだものは内容量624gで価格は1,307円でした。
見た目は白っぽいチーズで表面が全体的にしっとりしているのがわかります。硬質チーズとはいえ、パルミジャーノ等と比べるとかなり柔らかく、包丁で押し切るようにすれば綺麗にカットできるし、断面もモロモロにならず滑らかでした。
味について
そのまま欠片をひとくち食べると、ピリッとした強い塩気にほどよい酸味、そしてホワッと甘い後味があります。
口に入れた瞬間はボソボソした食感で決して口当たりが良い、という感じではありませんが、しっかりしたコクがあってとても美味しいです!
クセがある!とまでは思いませんが、たしかに牛乳チーズとは違う独特の風味がありますね〜。
例えば同じカルボナーラでもパルミジャーノを使うのとペコリーノ・ロマーノを使うのとではかなり違うんだなぁ〜と今回食べ比べてみてはじめて思いました。
パルミジャーノの方が味が濃く、香りや風味も立つ感じだけど、使いすぎるとちょっと酸味が立ちすぎるといいますか、ツンとくる感じがあるんですよね。ペコリーノ・ロマーノの方が比較的マイルドで食べやすい印象です。
ただペコリーノ・ロマーノの方が塩気は断然強く、そのまま調味料としても使えそうな雰囲気があります。
パスタやサラダに関して言えば、あれちょっと塩気足りないんじゃ?な時にお皿の上からシャカシャカ削って味を調整したりするのにも使っています。
逆に言えば料理に使う場合は、このチーズで結構塩気が足されてしまうので、注意して使う必要がありますね。
こちらは先日紹介した、牛肉とイベリコ豚の粗挽きボロネーゼにふりかけたものです。このチーズをふりかけることでコクが出てさらに美味しくなりました〜!見た目もなんだか本格的な感じで良いですよね。
まとめ
今まで使っていたパルミジャーノも今回のペコリーノロマーノも、私にはどちらも美味しく感じるのでチーズを料理によって使い分けよう!という感じではないのですが、旦那氏的に言えば、やっぱりこれじゃないと!と思うものがあるらしく、今回購入できたことを大変喜んでいました。
我が家では購入後すぐにグレーターで削りやすいよう約50gずつに切り分け、半分は冷凍し、もう半分は1つずつプレスンシールでしっかりラップしたものをさらにジップロックで密閉し、冷蔵で保存しております。
塩気が多いからか、冷蔵庫に入れておいても傷むような感じはなく、それでいて水分がとんでカッチカチになってしまうということもなく削りやすくて使いやすいです。
あと、パルミジャーノ・レッジャーノと比べると比較的手に取りやすい価格というところも気に入りました。パルミジャーノ・レッジャーノは熟成期間にもよりますが結構な値段しますからね〜。
どんなパスタにも合う気がしますし、そのまま食べても美味しいし、サラダにかけてもよしと、意外となんにでも使えます。羊乳から作られているということでクセや匂いなどが気になるかと思いきや、独特の風味はあるもののネガティブな印象はなく、料理を美味しく仕上げてくれるので色々と使い勝手が良いです。
1パックでも結構たっぷり量があるので、上手に使えばかなりもつかも??好きなだけいっぱい使って楽しみたいと思います!
我が家の切り分け方(追記)
50gにこだわったわけではないのですが、横に半分にカット(厚みが半分になります)し、その後少し細めのケーキカットにしたらちょうど50gになりました。
少し長細いサイズにしておいたほうが手で持ちやすく、我が家のグレーターでは削りやすかったです。(2017/06/30追記)
おすすめ度:
コメント
50グラムにカットする、というのが気になっています!高い時期に買ったけれど大きいまま冷凍しつつ使いました。いまは小分け包装になっているパルメジャーノを使ってます。あれより少し大きめかな?削りやすい形?もしよければ教えてください?
50gにこだわったわけではないのですが、横に半分にカット(厚みが半分になります)し、その後少し細めのケーキカットにしたらちょうど50gになりました。
少し長細いサイズにしておいたほうが手で持ちやすく、我が家のグレーターでは削りやすかったです。(ブログの末尾にも写真と併せて追記しておきますね。)
初めてコメントします!
ペコリーノ、美味しいですよね。
そのまま食べると塩が強く感じますが、イチジクのジャムをつけて食べると、甘しょっぱい感じがたまりません^ – ^
お酒にもあいますよー!よかったら試してみてください
瑞樹さん
イチジクのジャムにつけてチーズを食べるってすごいオシャレ〜(´ω`*)イチジクとチーズの組み合わせはドライフィグではたまに食べますが、ジャムはやったことないなぁ。確かにワインにピッタリ!ですね〜!
ありがとうございます!これならグレーダーで削りやすいし、そのまま前菜プレートに載せてもオシャレだし!
お店並みにチーズが映えてますね♥しかも塩気を生かしていろいろ使えるんですね☺
今度Tryしてみますね☺
コストコのペコリーノロマーノチーズの外皮は食べられますか?外皮を除くと結構グラム当たり単価が上がってしまうので悩みます…