唐辛子ツナ　味付けかつお

東遠ジャパン株式会社　唐辛子ツナ　100g☓12
購入時価格：980円（2017年9月）
参考価格：1,580円（2022年1月）
参考価格：1,578円（2023年12月）
ITEM# 591192

韓国メーカーの唐辛子ツナという商品を購入しました！唐辛子大国の韓国ではツナ缶でさえも唐辛子入りなんですねぇ〜知らなかったなぁ・・・(ﾟдﾟ)

こちらは一時期、コストコ通掲示板で話題になっておりまして、ふーんこれが噂のアレかぁ〜という感じでどんなもんかな？と手にとってみたのですが、正直なところ前情報がなければ目に止まらなかった商品だと思います。

というのもパッケージこそ鮮やかなイエローで目立っていますが、肝心の商品名がハングル文字で書かれており、このパッケージだけでは中身がどんな商品なのかさっぱり分からないんですよ。

コストコのプライスタグに「唐辛子ツナ」と書かれていてようやく気がついたような感じでして、パッケージの表記だけでは商品名すら読むことができません。

それに加えて唐辛子☓ツナという馴染みのない組み合わせは、想像だけでは美味しそう〜♪とはとても思えず、むしろ私は辛いものがあまり得意ではないので、積極的に食べてみたい！とは思えなくてですね・・・。

どちらかと言えば辛い食べ物が大好きな旦那氏の方が興味を持った商品になります。そんなわけで今回は旦那氏たっての希望で購入することにしました！

ちなみにこちらは前の週に行われていた韓国フェアの残りものといった感じでして、私が購入した時点ですでに陳列されている点数が少なく、もしかすると今の時点では終売になっているかもしれません・・・。

そんなわけで、せっかく紹介しても買えないじゃん(ﾟдﾟ)って感じなのですが、コストコでは割と高頻度で韓国フェアが行われている印象がありますので、再入荷されることを期待しつつ、紹介していきたいと思います。

商品詳細

名称：味付けかつお（唐辛子ツナ）
原材料名：カツオ、唐辛子ソース（トマトペースト、砂糖、唐辛子粉、にんにく、牛肉エキス、酵母エキス、食塩、玉ねぎ粉末、こしょう加工品）、野菜（じゃがいも、にんじん、玉ねぎ）、植物油脂/甘味料（ソルビトール）、調味料（アミノ酸等）、香辛料抽出物、増粘剤（加工デンプン）、パプリカ色素、（一部に大豆・牛肉・ゼラチンを含む）
内容量：1200g（100g☓12個）
賞味期限：購入日より5年先まで
保存方法：直射日光、高温多湿を避けて保存。
原材料名：大韓民国

日本ではツナと言えばマグロのイメージの方が強い気がするのですが、こちらの主な原料はカツオなんですね。そしてツナ缶といえば大体オイル漬けか水煮缶の2択って感じなのですが、こちらはツナ以外にもトマトペーストとかじゃがいも、にんじん、玉ねぎといった野菜の名前が表記がされていたりしてすごい謎です・・・。

そもそもツナ缶なのに牛肉エキスが入っているのも何で？って感じじゃないですか？韓国の牛肉エキスといえばダシダが思い出されるところなので、なるほど韓国っぽいなーと思ったりもするんですけど、今の情報だけではどんな味の食べ物なのかさっぱり不明。。

箱を開けるとこんな感じ。1缶100gのツナ缶が12個入っています。

中身を取り出してみました、鮮やかな黄色がとっても目立つパッケージです。尚、商品説明の9割はハングル文字、1割英語。日本語はゼロです。文字が読めないということも加え怪しさ満点・・・(ﾟдﾟ)

ただ、こちらを製造販売しているDONGWON（東遠株式会社）は韓国で初めてツナ缶を製造販売した韓国ではお馴染みの老舗メーカーさんらしいんですよね。

「Korea Brand Power Index」という、韓国内で販売されている各部門の商品の中から1番人気があるものを選ぶ、という協会があるらしいのですが、この商品はそちらのツナ部門で2000年より18年連続1位を取っている商品なのだそうです。

早速開けてみました。なんだこれ〜(ﾟдﾟ)私が知っているツナ缶とはまるで違うぞ！ちなみにプルタブ付きなので缶切りは不要です。

中身は赤っぽい汁の中に見え隠れている具材の数々。ほぐされたカツオの身と、ランダムに細かくカットされているじゃがいも・にんじん・たまねぎといった野菜たちでした。

ツナ缶といえるほど魚の身がたっぷり入っている様子ではなく、ツナで作ったミートソースみたいにも見えます。

赤い液体も一般的なツナ缶のように液体に浸っていると言えるほど量が多いわけではなく、赤色の調味料で和えたような雰囲気だなと思いました。

唐辛子ツナという名前からすると唐辛子の赤色かな？と思えますが、どちらかといえばトマトペーストの色味っぽい感じもしますね〜。香りは辛くはなくカツオのツナの香りです。生臭さはありません。

お皿に出してみました。おぉ！お皿に出してみると割としっかりツナですね～。缶のままだとツナがあまり見えなかったのですが、ちゃんとツナ缶です。しかも結構大きめな塊も入っています。見るからに辛そう(>ω<)

味について

まずはそのままスプーンですくって食べてみる・・・・はじめの一口目は、おっ、意外と美味しいかもー？(ﾟ∀ﾟ)でした。

ツナの出汁にコクがあり、しっかり塩気があってそのままでもご飯のおかずになりそうな味です。入っている野菜にもしっかり味が浸透していて美味しいし、少しツナがパサッとしているのは気になりますが、他の食材と合わせたりすれば問題なく食べられそうなレベル。

赤い液体はサラリとしていてしつこくないし、牛肉エキスが入っているからかしら？なんか、韓国の人が好きそうな味だな〜って感じです。トマトの酸味がいい感じに効いています。

・・・でも辛いYO〜！結構辛いYO！！(ﾟдﾟ)食べ終わった後口から、唐辛子の辛味が舌に残ってかなりジンジンするYO〜！！

どうなんでしょう？私でもなんとかギリ食べられそうな辛さって感じなので、普通に辛いものが食べられる人にとっては割と普通なのかな？それでも辛さ控えめって感じではありません。少なくとも子供には厳しい辛さだと思います。

あとこちらはアレンジレシピが豊富でパッケージにはご飯と卵と一緒に炒めたピリ辛チャーハンや、豆腐の上に乗せてごま油を少しだけ垂らすおつまみ、唐辛子ツナと細切りきゅうりを海苔巻きにして、キンパにしたりといったアレンジが書いてありました。

というわけで私もアレンジ。茹でたパスタにバターを落とし、唐辛子ツナを汁ごと和えただけ！汁にしっかり味が付いていて旨味もあるので、和えるだけでほぼ味付けいらず。簡単なのに美味しかったです。辛いけど。

汁に味というか何だか出汁的な旨味があるため、基本麺類にはなんでも合いそうな感じがしました。パスタ以外に焼そば麺や素麺に和えて食べても美味しかったです。

次に、豚キムチの要領で豚バラと一緒に炒めてみました。魚と豚肉の組み合わせってどうなの？と最初は思っていましたが、食べてみるとこれが意外と悪くない。というか、普通に美味しい！とってもご飯がすすむ味です。

こちらで言うツナは具というよりは調味料的な使い方ですね。豚肉の脂の甘味が辛味を程よく中和してくれ、唐辛子ツナの塩気と辛味でいい感じに仕上がりました。ちなみにこちらも他の味付けは不要で、唐辛子ツナのみで十分イケます。

ただ、色々やってみたところで結局一番美味しい！と思えたのはやっぱりこちら。唐辛子ツナをごはんに乗せただけ！シンプルかつ簡単美味しい！唐辛子ツナの使い方として今のところ一番しっくりくる気がしています。

一時期、食べるラー油なんかが流行ったりもしましたが、あれと同じような感覚でご飯のお供として瓶詰めで販売されていても良さそうな雰囲気の味なんですよね〜。缶詰の商品というよりは、桃屋のごはんですよとか榨菜（ザーサイ）とかあの辺りに瓶詰で一緒に並べてあっても良さそうな・・・まさにそんな味わいでした。

まとめ

食べる前は唐辛子☓ツナの組み合わせが想像できず、それでいて見た目も中身の想像ができない怪しげな出で立ちだったのでちょっとしたチャレンジだったのですが、実際に食べてみると印象がガラッと変わりました。魚の臭みも無く、素直に美味しかったです！

そのままごはんのおかずや料理の具材として、また調味料としても使えるし、お酒のおつまみにしたりなどなど、一般的なツナ缶が万能食材であるのと同じように、こちらも色々とアレンジがしやすく、割と何にでも合わせやすいのでストックしていると何かと便利だと思います。

ただ、結構辛いです。少なくとも私にとっては唐辛子がビンビン効いていて後口もジワジワ刺激が残る味わいだったので、辛味刺激が苦手な方やお子様には厳しいかもしれません。

一方、辛いものが大好きな旦那氏はめちゃくちゃ気に入ったようで、12缶セットとかなりな量にも関わらず、コストコで見かけたらぜひともストック用として買いたいと言っています。

まとめ買いをしたとしても缶詰なので賞味期限が長いというのが良いですよね〜！色々な料理で使ってみましたがコレといって大きな失敗をしたということもなく、具材として、調味料として色んな可能性を感じる商品でした。

おすすめ度：★★★★