アイリッシュスコーン

アイリッシュスコーン　18個入
購入時価格　798円（2017年11月）

コストコでアイリッシュスコーンを購入しましたー！パン・オ・ショコラ・サヴールと同じ正方形の透明容器にどっさり18個入ったスコーンです。

スコーンといえば、イギリスのアフタヌーンティーで紅茶と一緒にいただくイメージがありますが、今回販売されているのはアイリッシュ（＝アイルランド）のスコーンなのだそうです。アイルランドといえばイギリスのお隣の国ですが、やはり国が違えば微妙に違ったりするのかな？

ちなみに以前、コストコではバラエティスコーンという商品が販売されまして、そちらは生地の中にチョコチップやくるみが練り込んである、いわゆるアメリカンタイプのスコーンでした。

イギリスのスコーンは基本プレーンでジャムやクロテッドクリームを添えて食べるのが一般的でして、それに対しアメリカでは、生地の中にチョコレートやナッツ、ドライフルーツなどが練り込んであるものが主流なのだそうです。

アメリカのスコーンは味もイギリスのものよりもかなり甘く、基本はそのまま、コーヒー等といった飲み物と合わせて食べるらしいので、食べ方もイギリスのスコーンとはちょっと違うんですよね。

今回のスコーンは特になにも練り込まれていないプレーンタイプみたいですし、見た目だけで言えばこちらはイギリス寄りのスコーンという感じがします。

意外とスコーンって日本ではあまり積極的には食べられていないと思うんですよ。一応コーヒーショップ、コンビニ、パン屋さんなどで購入できるのですが、どこか二番手止まりというか、そこまで進んで購入するものではありませんよね。

おそらくこの商品も、食べ慣れない方にとっては飾りっ気がなくシンプルで、見た目も地味なパサパサ系のパンといった印象で、あまり積極的に買いたい！というものではないかもしれません。

ただ、遠い昔にイギリスに留学したことがある私にとっては今回のスコーンは懐かしさも相まってとても魅力的に思えました。

かしこまったアフタヌーンティーなんて1度もしたことないけど、スコーンはイギリスではカフェで気軽に食べることができるメニューの1つだったので、結構身近な食べ物だったんですよね。

大抵ジャムとクロテッドクリームがセットになっており、学生だった私はとってもお世話になりました。もう10数年前の話・・・(´ω｀)

商品詳細

原材料名：小麦粉、乳等を主要原料とする食品、無塩バター、牛乳、砂糖、卵、食塩、膨張剤、乳化剤、pH調整剤（原材料の一部に大豆を含む）
保存方法：直射日光・高温多湿をさけて保存してください。
※この製品は落花生、そばを使用した設備で製造しています。
消費期限：加工年月日含め4日
内容量：910g

蓋を開けると、ふわ〜んとバターの香りが漂います(´ω｀*)

形も大きさもバラバラで手作り感のあるビジュアルです。私が知っているスコーンともちょっと違う感じがするのですが、これがアイルランド風ということなのかなぁ？

直径8cm弱といった手頃なサイズでディナーロールと同じくらいの大きさです。1つあたりの重量は55〜60gと見た目よりズッシリ。

イギリスのスコーンは型で丸く抜いたり、アメリカでは三角形に成型したりと、それぞれのスコーンの形があるのですが、こちらはどちらかと言えば生地を丸めてそのままポンと天板に乗せて焼いたような感じです。

カットしてみました。中は何も入っていないプレーンタイプです。生地がみっちり詰まっていますが硬くはありません。意外と中の方はしっとり。

この写真ではナイフで半分にスパンとカットしているため、このビジュアルなのですが、実際はモロモロした脆い生地で、食べる時は手で一口大にちぎりながら食べる形となります。

いや、「千切る」というよりは「砕ける」といった表現の方が正解かも。2つ、3つに分ける度にポロポロとこぼれてしまうんですよね。これもスコーンの醍醐味というところでしょうか。

味について

美味しいよ〜！ほの甘〜(*´艸｀*)めっちゃバターたっぷり〜！って感じではあるんだけど、決してリッチな雰囲気ではない素朴な味がたまらんです！

モソモソしていて、口の中でホロホロと崩れながら砕けていきます。細かくなったスコーンが口の中の水分をがっつり吸いつつも、同時にじゅんわりとバターの風味が広がります。

甘さ控えめで少し塩気があり、とにかくバターの風味がとっても良い感じ！喉元を過ぎた後のふわ〜んとした余韻がなんとも心地よく、もう1個食べちゃおうかな？みたいな気持ちにさせてくれます。

味の方向的には最近販売されているショートブレッドと近いものを感じるんですよね。。ただ、ショートブレッドと比べれば、食べていてそんなに罪悪感を感じないという点もポイントです。

今季のショートブレッドは1ケース1,780円でしたので、アイリッシュスコーンが同じような感覚で食べられるものだと考えると、798円という価格もすごくお買い得に思えたりもします。

そして、特記すべきはこのスコーンを食べながら飲むミルクティーが最高に美味しすぎるってこと！！めっちゃ美味しいぞ〜！これはすごい(ﾟ∀ﾟ)

口の中の水分を全部持っていかれる勢いでも紅茶があればしっかり補えるし、むしろ温かい紅茶と合わさることで粉やバターの風味がより引き立ち、紅茶もほの甘いスコーンの味のおかげでさらに美味しさを増す気がするのです。

これが相乗効果ってやつだよね・・・スコーンと紅茶。この組み合わせを考案したイギリスの貴族は本当にすごい！

特に以前紹介したPG tips teaは、めちゃくちゃ相性抜群です。スコーン1つでガバガバ飲めてしまうため、このスコーンが来てからというもの、減りがかなり早くなってしまいました・・・( ﾟдﾟ)

本当はクロテッドクリームと合わせたいところなのですが、用意するのはなかなか難しいため、LAND O’LAKESのスプレーホイップクリームとボンヌママンのストロベリージャムを添えていただいています。

これがもう〜〜〜〜最高すぎるのよ！(´艸｀*)

スコーンを食べやすいサイズにちぎって手につまんだ後、クリームとジャムを付けるというか上に「乗せる」感じでトッピング。そしてそのまま一口でパクっと口に入れ、すかさず紅茶で流し込む・・・この一連の動作がいちいち幸せすぎて止まりません( ；∀；)

特にクリームとの相性が良すぎるため、毎回一口サイズのスコーンが見えなくなるほどクリーム盛り盛りにしていただいております。

間違いなくカロリーはヤバイことになっているのはわかっているのですが、どうにも美味しくて止められず・・・しかも、幸か不幸か18個入り。食べても食べてもなくならないという・・・( ﾟдﾟ)

ちなみにこちらは、日にちの経過と共に中のしっとり感がどんどん広がっていき、購入日当日と食感が変わっていきます。好みもあるかとは思いますが、私はしっとりした食感よりも多少ザクザクした歯ごたえがある方が好きです。

2〜3分トースターで温めることで、表面だけがクッキー生地のようなザクザクした食感となり、香ばしさが増して美味しくなります。購入日翌日以降に食べる際はトースターで温めた後、粗熱を取ってから食べるのがオススメです！

まとめ

もう大好きです！とってもとっても気に入りましたー！お願いだからどうか、常にベーカリーコーナーで販売しておいてください(*´ω｀*)

とっても美味しいのに見た目は地味で、決して主役にはなりきれない存在感の薄さも個人的にはとてもツボです。このまま目立つことなく、しれっとしながら長く取り扱われて欲しいなぁ・・・。

アイリッシュスコーン自体が甘さ控えめなので、そのまま食べるだけでなく色んなクリームやジャムでトッピングしながらアレンジができる点も良いと思います。シンプル故に色んな食べ方ができるというのもプレーンタイプの良さですね。

評価は一応★4としておりますが、こちらにLAND O’LAKESのスプレーホイップとPG tips teaを組み合わせることで文句なし★5へと格上げになります。もしコストコでこちらの商品をお求めの際は、どうぞお忘れなくこの2つもセットでご用意ください。

本当に、このスコーンを食べるだけのために各々揃えたとしても全く後悔しませんから大丈夫です。まぁそれで食べすぎない、太らないという保証はできませんが・・・そこは各自ご注意願います・・・^^;

そんなわけで最近は、朝食からお昼のおやつ、夜に小腹が空いたとき等スコーン三昧です。間違いなく食べすぎてしまってカロリー過多気味なのですがどうにもやめられません。そして、次に店頭で見かけても無視できる自信が全くない・・・( ﾟдﾟ)

完璧に私の個人的意見ですが・・・切実に、コストコから無くならないで欲しいと願う商品です。気になった方はぜひ一度お試しくださいね！

おすすめ度：★★★★