パン・オ・ショコラ・サヴール

パン・オ・ショコラ・サヴール　24個入り
購入時価格：998円（2017年9月）
参考価格：998円（2019年10月）
ITEM# 93184

先日コストコへ行った際、ベーカリーコーナーに何やら新商品のお知らせが。。なんと！コストコベーカリーの定番商品であるミニパン・オ・ショコラがリニューアルしたんですって！(ﾟ∀ﾟ)

ポップに書かれた「さらに美味しくなりました！」の文字に興味津々です！前のもじゅうぶん美味しかったのに、その上さらに美味しくなっただなんて・・・コストコさん貪欲〜！(ﾟдﾟ)

パン・オ・ショコラとは四角い形に成型したクロワッサン生地の中にチョコレートが入っているフランスの伝統的な菓子パンのことを言います。

以前のミニパン・オ・ショコラは今回のものと同様24個入りで、確か最近の価格だと1パック880円で販売されていたんですよね。それが、今回のリニューアルに伴い100円ほど価格がアップしていました。なので、リニューアル後の価格は1個あたり41円。名前から「ミニパン」のミニが消えましたが、サイズは以前と同じような手のひらサイズのパンです。

以前のミニパン・オ・ショコラとの大きな違いは、材料にフランス産の発酵バターが使われるようになったこと！

発酵バターというのは普通に売られているバターとは異なり、クリームを乳酸発酵させてから作るバターで、ヨーグルトのようなわずかな酸味があり、通常のバターよりも香り高く風味が豊かなのが特徴です。

品揃えの良いスーパーなどへ行けば発酵バターは普通に手に入るのですが、お値段は通常のバターと比べると結構お高いんですよね。。^^;

それでも、パンの風味や香りをアップさせるために、高価な発酵バターを使って自宅で手作りパンを焼き上げる人も少なくないようです。ちなみに日本やアメリカ、オーストラリアでは普通のバターが一般的なのに対し、ヨーロッパでは発酵バターが一般的なのだとか。

見た目も以前のミニパンオショコラとは若干異なりまして、全体的に焼き色が黒っぽい感じでまるで全粒粉でも使ったのかな？という雰囲気になっていました。食べる時にトースターで再度温め直すことを考慮し、比較的焼き色が薄めのものを選んだつもりだったのですが、それでも全体的に黒っぽいです。

以下はポップに書かれていた商品説明です。

一口食べた瞬間から口いっぱいに広がる芳醇なバターの香り、ミルキー感あふれる生地とチョコレートの絶妙なバランスをお楽しみ下さい。トースターで軽く温めると焼きたての食感と香りがお楽しみ頂けます。

商品名にある「パン・オ・ショコラ・サヴール」のサヴール（SAVEUR）は、風味・味わいを表すフランス語です。発酵バターを使用することで、以前よりもさらに風味が良くなったよ！ということでしょうか。

コストコのクロワッサン系のベーカリーはどれも美味しいですからね〜(´艸｀*)こちらも期待できそうだ！

商品詳細

名称：菓子パン
原材料名：小麦粉、バター、チョコレート、砂糖、イースト、乳糖、全粉乳、卵、食塩、小麦グルテン、乳化剤、香料、V,C、カロチン色素（原材料の一部に大豆を含む）
保存方法：直射日光・高温多湿を避けて保存してください。
※この製品は落花生を使用した設備で製造しています。
消費期限：加工年月日含め3日
内容量：550g

約7cm☓7cmほどの小ぶりなパンです。横からみると、クロワッサン生地が何層にも折り重なっているのが見えます。

以前はもっと軽めのサックリした感じがあったように思うのですが、今回はバターが変わっただけでなく、使用量も増えたような？表面にバターの油分が染み出しているせいか、少しシットリした感じになっています。

外側からのビジュアルだと、まるで生地の中にチョコチップが練り込まれているかのように見えますが実はそうではなく、成型したクロワッサン生地の中には二筋のチョコレートが詰められています。なので実は見た目以上にチョコレートの分量が多いです。

味について

おいしいな〜リッチな味です！(ﾟ∀ﾟ)あきらかに生地に練り込んであるバターの量が増えましたし、確かに100円アップしただけの違いをしっかり感じられます。

以前はもう少しサクッとした食感だったのですが、今回のものは全体的にシットリしており噛みごたえのある生地になっています。その分、生地がポロポロ落ちたりすることもなく食べやすくなりましたね。

ただ、油分が多くなったせいか、以前のような軽さというかおやつっぽさはなくなったような・・・1〜2個で十分満足感があり、パクパク食べて止まらなくなる〜という感じではなくなった印象です。

美味しいには違いありませんが、以前の感じで小腹が空いた時にヒョイぱく、ヒョイぱくと食べてしまうと、すぐに胃にどーん！！ときて重たくなっちゃいそうな気がするなぁ。。まぁ食べ過ぎの予防にはなりますけれども・・・^^;

ミニサイズのパンなので食べやすいし、バターのしっかりしたコクと程よい甘さのチョコがとても良く合っていて、素直に誰からも好まれる味だと思いました。

甘すぎないので、菓子パンが苦手な方にも受け入れられそうですし、ディナーロールは好みじゃない、クロワッサンじゃ物足りない、という方でも、このパン・オ・ショコラ・サヴールは気に入るんじゃないかな〜。

以前のようなサクサクとした食感が好みの方は、一度トースターで焼き直して食べるのがオススメです！温めた時にふんわりと漂うキッチンの香りは明らかに従来のミニパン・オ・ショコラよりもグレードアップしていましたよ〜！

普通のトーストと同じ感覚で3分も焼くと表面が黒焦げになっちゃいますので、焼き時間は2分弱くらいの方が良いと思います。もしくは温めたトースターの電源を切ったあとの予熱で温めるくらいでちょうど良いかもしれません。

まとめ

従来のミニパン・オ・ショコラとは違うものになっていました。商品説明ではフランス産発酵バターが使われるようになったとのことですが、多分、それ以外にも変わったところがあるんじゃないかな〜？以前の商品と比べ、全体的にリッチな味わいになった印象です。

バターの香ばしい風味が増し、口に入った時の食感も良く、チョコも甘くて、確かに触れ込み通り美味しさが増していると思います(´艸｀*)

ただ、バターが多めでしっとり食感になったため、従来のおやつ感覚で気軽に食べられるサクサク軽めなミニパン・オ・ショコラが好き！という方にとっては、残念なリニューアルかもしれないなぁ〜とも思ったりしました。

食べ易さに加え、価格の安さも魅力だったのにリニューアル後は100円程上がっちゃいましたしね・・・好みの問題もあるかもしれませんが、今回のリニューアルは従来のものよりも明らかに良くなった！とは素直に言いづらく、賛否あるかと思います。

一気に沢山は食べられない！という意味では、食べ過ぎる心配が無くて良いんですけどね(ﾟ∀ﾟ)おやつとして気軽に食べるパンというよりは、お茶うけとしてコーヒーのお供としてじっくり味わいながら食べたいパンだと思いました。

食べる時はそのままの状態で食べるよりも、少しだけ温めた方が発酵バターの豊かな風味を感じられるのでオススメです。

我が家では全てを賞味期限内に食べきるのは難しく、ジップロックに移し替えて冷凍保存をしています。サロベツ牛乳で作ったカフェオレ（これがまためちゃめちゃ美味しい！）と、このパン・オ・ショコラ・サヴールを1、2個食べるというのがここ数日の朝食の定番になっています(ﾟ∀ﾟ)

おすすめ度：★★★★