DAD’S PIES　ニュージーランドピザパイ

DAD’S PIES NEWZEALAND PIZZA PIE　200g☓4
購入時価格　1,288円（2018年5月）

DAD’S PIESのミートパイに新フレーバーの「ピザパイ」が登場していましたので、さっそく購入してみましたー！

ミートパイとはパイ生地の中にお肉のフィリングが詰められている食べ物で、オーストラリアやニュージーランドで定番のファーストフードメニューです。こちらはそれが冷凍食品として販売されているものでして、自宅に居ながら手軽に海外の味を楽しむことができちゃう！という商品です。

過去に同じメーカーさんのニュージーランドビーフミンチ＆チーズパイやペッパーステーキパイといった、フィリング違いの商品も購入したことがあるのですが・・・どちらもわかりやすく美味しい〜！という感じではなく、食べる前になんとなく想像してた「肉詰めパイ」とは全く異なる味・食感で、初めて食べた時は割と衝撃だったんですよね。。

決して美味しくないわけではないのですが、取り立てて美味しい！というわけでもない・・・でも、なんだか妙にクセになっちゃう味というか、2週間くらいするとまた食べたくなるような・・・そんな、ふと思い出す味なんです！

そんな中、発見した今回のピザパイ！サクサクのパイ生地の中にピザの味のフィリングが詰められているなんて、なんだかとっても美味しそうじゃないですか〜(ﾟ∀ﾟ)

・・・とはいっても、過去の経験から、きっと日本の感覚で想像する「ピザ味」ではないんだろうな〜なんて、うっすら考えたりもするんですけども。。

でも私としては、過去2つのフレーバーと比べれば一番食べてみたいな〜と思える味だったので、ほのかに期待もしています。どこの国で食べても基本、ピザは美味しいからね〜。きっと大丈夫、大丈夫。

商品詳細

名称：冷凍パイ
原材料名：小麦粉、鶏肉、ピザソース（トマト、食塩、バジル）、マーガリン、モッツァレラチーズ、コーンスターチ、ニンニク、ミックスハーブ、チキンコンソメ/着色料（カラメル）、酸化防止剤（V,Ｅ）、pH調整剤、増粘剤（キサンタンガム）、乳化剤、粉末セルロース、（一部に小麦、乳成分、鶏肉、牛肉、大豆を含む）
内容量：800g（200g☓4個）
賞味期限：購入日より1年4ヶ月先まで
保存方法：-18℃以下で保存してください。
凍結前加熱の有無：加熱してあります。
加熱調理の必要性：加熱してください。
原産国名：ニュージーランド
※本品製造工場では、玉子、ごま、豚肉、りんごを含む製品を生産しています。

箱を開けるとこんな感じ。2段2列に並んだミートパイが計4個、個包装になった状態で入っていました。この感じは従来のシリーズと全く同じですね。

箱から出して冷凍庫の隙間に詰めて収納することができるので、意外と嵩張らず、冷凍庫でも邪魔になりにくいのがありがたいです。

ひとつ取り出しました。サイズは直径11cmの円形で、高さはおおよそ4.5cm。ちょうど手のひらに乗るくらいの大きさですね。

パイそのものについては今までと全く同じものなのですが、どうやら外側のトッピングによってフィリングの味の見分けが付く模様。。

ちなみにビーフミンチ＆チーズパイはトッピング無し、ペッパーステーキパイは大量のブラックペッパー、そして今回のピザパイにはハーブがのっています。

袋を開封するとハーブのにおいがフワッと香りまして、なんだろうな・・・バジルとか、オレガノみたいな、トマトソースによく使われるハーブの香りです。

調理方法は2種類。

●オーブン調理の場合
180℃に予熱したオーブンで、40分程度加熱してください。又は電子レンジ（500W）で3分加熱し、その後約180℃に予熱したオーブンで15分加熱してください。

●電子レンジ使用の場合
電子レンジ（500Ｗ）で4分〜5分加熱してください。その後お好みで、トースターで2分〜3分加熱してください。
※調理時間はオーブン、電子レンジの機種により多少異なります。解凍後は冷蔵庫（10℃以下）で保存し、10日以内にお召し上がりください。（再冷凍はおやめください）

前回、ペッパーステーキパイを調理した際に、オーブン調理でも電子レンジ＋トースター調理でも味わいはそれほど大きく変わらないことがわかったので、今回は迷わず時短の電子レンジ＋トースターです。

焼けましたー！

表面はパリッとしてこんがり綺麗に焼き色が付きました。この時点ではまだピザっぽい雰囲気はありません。

半分にカットしたよ！

すると・・・中からペースト1歩手前といった、ネットリしたフィリングが出てきました！

パイ生地はとても薄く、中にはピザというか、見た目は明るいオレンジ色で、まるでトマトクリームソースやビスクのような色味をしたソースがたっぷりと詰まっています。

この時点ですでに想像していた雰囲気とはだいぶ違う・・・(ﾟдﾟ)というかパッケージに描かれている写真とは全然違う気がするんだけど・・・。。

写真だと様々な具材が入っているように見えるのですが、実際はソースメインといった感じでして、中の方をフォークでほじくってみると、1〜2cm角のチキンの切り身がゴロッと出てきたりします。

中身は決してお肉ギッシリ！って感じではないけど、それなりにゴロゴロ入っています。

味について

あ、想像していたよりも味、濃くない。塩気控えめの薄味です。

見た目以上にトマトの風味と酸味がしっかり活かされているソースでして、ピザ味というか、トマト味のソース。そして、ハーブの香りがしっかり効いてる！

モッツァレラチーズ感はさほど感じないかな〜。どうやら、フィリング熱で全て綺麗に溶け込んでしまっている模様です。

ソースの中にはチキンの切り身。皮が綺麗に処理されている胸肉のようでした。とっても柔らかく、しっとりしていて美味しいです。

パイ生地はサクサクで、噛みしめるとほのかに甘みがあり、フィリングと合わせて食べるのに丁度良い感じ。フィリングが、フィリングというよりはねっちょり緩めのソースという感じで、パイ生地にしっかり絡みついてきます。

このまとわりつくようなフィリングのねっちょり感・・・これは今まで食べた3種類全てのフィリングに共通する謎の粘りなのですが、これが日本の食べ物ではなかなか無い不思議な食感なんですよ。なんというか、豆や芋を煮溶かしたものに共通するようなトロミとざらつきのようなものが感じられるのです。

ピザ味のミートパイと言われた時、知っている味で想像すればまっ先に「ピザまん」が思いついたのですが・・・実際に食べてみたところピザまんの要素は皆無。このねっちょりしたフィリングのおかげでそもそも日本人が思う「ピザ味」とは大きくかけ離れているような感じがしました。

・・・なんとも表現が難しく、やはり全てをひっくるめて「海外っぽい味！(ﾟдﾟ)」としか言いようがありません。（逃）

ただ今回のピザパイは、過去3種類食べた中では一番口に合うものでしたね。普通に美味しかったです！取り立てて絶品！というわけではないけれど、決して購入して失敗だった〜(ﾟдﾟ)なんてこともなく。

一方、旦那氏は前回のペッパーステーキパイの方がパンチが効いてて、いかにも海外っぽいテイストで好みだったようです。

今回のものは海外のミートパイ初心者向けといったところでしょうか。比較的日本人にも受け入れられやすいテイストだと思います。

お昼に1人1つも食べれば充分にお腹いっぱいになりますし、4個入りという量も多すぎないので嵩張らず、また個包装になっているため保管もしやすく、保存食としても丁度良いです。

というわけで、我が家では手軽に用意できる軽食として、主に休日の旦那氏用ランチとなっています。

まとめ

チキンが詰まったトマト味のミートパイです。予想どおり想像していたピザ味のテイストではありませんでしたが、少なくとも得体の知れない謎味という感じではなく、普通に美味しく食べられるものでした。

少なくとも、私が今まで食べた3種類のミートパイの中では一番美味しいと思えるフィリングだったし、一番日本人ウケする味だと思いました。初めて海外のミートパイに挑戦してみたい！という方にはオススメの、比較的とっつきやすい味だと思います。

ただ、海外っぽさ満載なのは従来のミートパイと同様で、日本にはなかなかない味・・・というか、想像する味とは全然違うので実際の評価については賛否あるかと思います。

海外の味（主にオーストラリア・ニュージーランド）が好きな方、またそういう海外の食文化に興味がある方はきっと気にいる商品だと思いますよ〜。

おすすめ度：★★★