インスタントブランズ　マルチトースター　ISP-1012

Instant MaltiToaster Steam&Heat　ISP-1012
購入時価格：6,980円（2022年10月）※クーポンで2,000円OFF
ITEM# 48243

以前コストコでHITACHIのオーブントースターを購入しまして、我が家ではずっとそれを利用していたんですよね。温度と加熱時間を調整するだけの極々シンプルなトースターで、食パンが4枚焼けるタイプでした。

パンを焼いたり、お弁当おかずを作るくらいなら必要十分なスペックのものだったんですけど、これがちょっと・・・使うのにコツがいるというか、なかなか上手く使いこなせなかったんですよね(-_-)

火力調整が難しくて、思っていたよりも火力が強すぎてうっかり焦がしてしまうことが多かったんです。

トースターを利用する度に焦げないようにずっと監視しておかなければならないのが非常にストレスで、このままじゃいかん！と思って新しく買い替えることにしました。

それで今回選んだのが、インスタントブランズというアメリカのメーカーさんの商品。以前紹介した、インスタントポットという電子圧力鍋と同じメーカーさんが作っているマルチトースターです！

さすがアメリカのメーカーさん！という感じで、インスタントポットと同様、サイズが普通のトースターよりも大きい気が。。( ﾟдﾟ)

一応、コストコでも実機が置かれていたので現物は確認しているんですけどね。でもやっぱり家に持ち帰ったらコストコで見たよりも大きく見えちゃいます。コストコあるあるですね(；´∀｀)

特にこちらを狙っていた、というわけではなかったんですけど、その時はたまたま特別価格で2,000円OFFになっていたんですよ。なので今回は、通常価格6,980円のところ、4,980円で購入することができました。

見た目はもっとお高めに見えるし、機能的にもハイスペックなトースターという感じがしたので、それで4,980円は安い！( ﾟдﾟ)うちのトースターにも限界を感じていたので、割引を機に購入！という感じです。

商品詳細

【セット内容】本体/ベイキングトレイ/ベイキングトレイ焼き網/レシピQR/取扱説明書/保証書
【型番】ISP-1012　
【仕様】
定格電源：AC100V 50/60Hｚ
消費電力：1380w
製品寸法：332（幅）×394（ハンドル含む・奥行）×232（高さ）mm
庫内広さ：約275（幅）×260（奥行）×189.5（高さ）mm　コード長：1.2m

カッコいいよね！(ﾟ∀ﾟ)なんか、お値段高そうなトースターだなぁ〜と思いません？見た目だけで言えば、普通に1万円は超えそうな雰囲気のトースターだな〜と。

ちなみにこちらを買った時、レジのスタッフさんが「えっ？4,980円？( ﾟдﾟ)」とめっちゃ驚いて、二度見していました。笑

こちらの最大の特徴は、焼きたい食材によって3つのモードを選んで調理することが出来る！という点です。ノーマルモード・スチームモード・コンベクションモードをコック１つで切り替えながら使うことができます。

ノーマルモードは、通常のトースターで表面をカリッと仕上げたい時に使います。スチームモードは、庫内に水蒸気を発生させて食材の水分を逃がすことなく、パンなどをもっちりふっくら焼き上げることができます。

コンベクションモードは、熱した空気を循環させて調理するモードです。食材にムラなく火が通るのが特徴で、外はカリっと中までしっかり焼き上げたい料理で使います。

例えば、表面にカリッとした焼き目を付けたい時はノーマルモードを使います。

グラタンのようにすでに火は通っているけどチーズを焦がしたい、みたいな時はノーマルモード。

温度調整ダイヤルで80℃〜250℃まで温度設定ができ、基本的には庫内温度と調理時間の調整でどんな食材でもしっかり「焼く」ことができるモードではあるのですが、上下に熱源があるので、場合によっては表面は焦げるけど中まで火が通らない、みたいなこともおこりがちです。

そんな時はコンベクションモードを利用。上下のヒーターの熱をファンで循環させて庫内温度を一定に保つことができます。

焼きムラが少なくなり、中までしっかり温めることができるので、唐揚げや天ぷらなどのノンフライ調理からお惣菜の温め直し、プリンやケーキといったお菓子なども作ることができます。

コンベクションモードを利用して、コストコの冷凍ハッシュドポテトを焼いてみました。凍ったままベイキングトレイに並べて設定温度220℃。約15分加熱で綺麗に焼き色がつきました。

これがなかなかいい感じなんですよ(´ω｀*)

油を使わずに調理する揚げ物系は、ヘルシーといいつつも味や食感は絶対的に揚げた方が良いに決まってる！と思っているし、今もその思いは変わらないのですが、食べた時は「意外とイケる」と、素直に思いました。

想像以上にちゃんと表面カリカリ、中はホクホクで美味しいし、油を使う調理方法よりもあっさりとした仕上がりになります。かといって物足りなさは無くて全然美味しい！

思ってた以上にちゃんとカリカリしてて揚げ物っぽさがあります(ﾟ∀ﾟ)

調理に時間がかかる、というところは難点ですが、基本的には放置で勝手に調理してくれるので、その時間で他のことをできると思えばさほど気になりません。

かえって油を用意したり、調理後の油の処理や調理器具のお手入れ、熱っっ！といいながらコンロの前に立って火傷の危険性に晒されながら料理する、ということを全て省けると思えば全然アリです。

ちなみに公式レシピ通りに油を使わない「唐揚げ」も作ってみましたが、概ね印象はハッシュドポテトと同じでした。思ったよりイケる！！(ﾟ∀ﾟ)

まぁ、油で揚げた方が本当は美味しいんだけど、でも全然許容できる美味しさ。

食べる前は正直・・・揚げ物じゃなくてグリルチキンみたいになるんだろうなぁ〜なんて思ってましたが、想像以上にしっかり「唐揚げ」でしたね。油を使わずに揚げ物をするというのは、なるほどこういうことなのか、と。

スチームモードで調理する時は、調理前に本体の上にある給水口から水を注いでスチーム用の水をセットする必要があります。

たしかバルミューダのトースターも同じように調理前に水を入れるんですよね。バルミューダはコストコで22,000円で販売されているのを見たことがあります。

バルミューダには、こちらにはないお値段なりの良さがあるのかもしれませんが、22,000円のトースターと同じような機能がついていて、それでいてこちらは6,980円って、なんかすごいお得な感じがしませんか？

しかも、いいな〜と思ったのが、給水口がキャップ式になっていて、そのキャップが計量カップになっているんです。つまりキャップで水を計って入れることができます。

給水用のカップが別になってたらきっとあっという間に無くしてしまいそうなので、この仕様は本当にありがたい！

スチームモードは特にお気に入りです！パンの表面はちゃんとカリッとするのに、中の方は程良く水分と香りが残っていてふんわり。それでいてしっかり熱々の焼き上がりになるんですよ。パンが美味しい！(ﾟ∀ﾟ)

普通のトースターにありがちな、中まで硬くなってカサカサ！といった状態とはまったく違う食べ心地なのです。

これまではスチームモードが付いていないトースターだったので水分を逃さないようにパンの表面に霧吹きをしたり、途中でアルミホイルをかぶせたりとか、様々な工夫を凝らしていたわけですが、これで一挙解決！

気になった点

焼きたいものをストレス無く、思い通りな感じに焼けているので概ね満足しているのですが、いくつか気になった点もありますので上げておきます。

サイズが大きい

やはり、トースターそのもののサイズは大きいなと思いました。前に使っていたHITACHIのトースターより2周りくらいこちらの方が大きいにも関わらず、調理スペースの大きさはそこまで変わらないんですよ。

製品寸法は上に書いてますので、そちらをよく見て頂いて、購入を検討されている方は置けるスペースを確保できるのか、今一度確認をした方が良いと思います。

幅はともかく想像よりも奥行きがあって、うちでも置けないんじゃないか・・・とちょっと焦りました。置けてよかった(；´∀｀)

網がはずれない

これが一番困った！なんと！焼き網を取り外すことができません。つまり焼き網を丸洗いすることができないのです。

この仕様は後から気がついたので、網が汚れちゃったなぁ〜とお手入れしようとした時に外すことができなくて焦りました(；´∀｀)

一応、前側の留め具だけを外して網を持ち上げることはできるので、下のヒーター部分のお掃除はできるのですが完全に取り外すことは不可能でした。

正月に焼いたお餅が無情にもベッタリ網にはりついてしまい、ガッチガチに固まってしまいました・・・こういう場合は水にしばらく付けてふやかして落とすのが一番簡単なのですが・・それができない( ﾟдﾟ)

結局トーストモードでカリカリに炭化させた後に竹串で突きながら落として事なきを得たのですが・・・多分、今後も同じような失敗を繰り返すことになりそうで恐ろしいです。

ちなみに油脂や糖分を含む食材や、こういった網が汚れてしまいそうな食材の調理には、付属のベイキングトレイ＋ベイキングトレイ用の焼網を利用するようです。説明書にちゃんと書いてありました。

トレイなら簡単にお手入れすることができるので、付属の焼網は汚れるような調理では使用せず、ベイキングトレイを有効活用する必要がありますね。

QRコードの存在

トースターのデザインは気に入っているのですが、唯一扉に印字されたQRコードの存在が気になっています。

これ、もっと目立たないところにしてくれればよかったのに・・・( ﾟдﾟ)

こちらのQRコードを読み込むと、マルチトースターで利用できる50種のオリジナルレシピを見ることができます。調理方法に悩んだ時とかはとっても便利！

こういった製品には大抵、冊子のレシピ集などが付属してくるパターンが多いのですが、私の場合どこに行ったかわからなくなってしまいがちで、いざレシピを見たい！という時に見つからないことが多いのよね（私だけ？）

なので、実機からQRコードを読み込んでレシピを探せるというのはありがたいし、いいアイデアだな〜と思いましたが、せめて表側じゃなくて、もうちょっと目立たないところにしてくれれば、デザイン面での満足度がもっと高かったんですけど。

とまぁ、いろいろ言いましたが毎日とっても活躍してくれていますし、割引につられて衝動買いした割には理想通りのスペックを持ち合わせており、隣に置いている他のキッチン家電との相性も良かったのでとっても満足しております。

おすすめ度：★★★