マジックバッグ(圧縮袋)15コンボ

コストコ マジックバッグ(圧縮袋)15コンボ

PRO-MART Industries.inc MAGIGBAG 15combo
購入時価格:2,980円(2023年4月)
ITEM# 1600355

ぼちぼち衣替えの時期ということで、冬物衣類や寝具を片付けるべく、圧縮袋が欲しいなぁ〜と思っていたんですよ。

衣類・布団用圧縮袋は我が家のような収納スペースに限りがあるマンション暮らしにはマストな商品でして、特に嵩張る大人用の布団は布団用の圧縮袋が無ければ、収納に場所を取って仕方がないんですよね(-_-)

これまではコストコで買ったジップロックのスペースバッグを愛用していました。さすがのジップロックは袋がとても丈夫で、空気もシュッ!と抜けるし、2シーズンくらいは全然余裕で使える感じで気に入っていたので、これまでも何度かリピートしております。

ところが最近、ジップロックの圧縮袋は見かけなくなっちゃったんですよ。その代わりに並ぶようになったのが今回紹介するマジックバッグという圧縮袋でした。

こちらもジップロックと同様15枚セット。日本語の説明が一切書いてなかったのでメーカーさんの詳細はよくわからずだったのですが、どうやらアメリカのメーカーさんの商品らしいです。

前のジップロックよりも価格が高かったので(まぁこのご時世ということでしょうが)しばらく様子見をしていたのですが、今回たまたまクーポンで600円OFFの2,380円で販売されていたのを発見したんです。

それならちょっと試してみようかな〜ということで購入!

コストコ マジックバッグ(圧縮袋)15コンボ 開封

めっちゃパンパンに入ってたー(゚∀゚)よくもまぁこのコンパクトなサイズの箱に綺麗に収まったものです。

中身の構成はこんな感じ。

●ミディアム(4枚):45cm×60cm(セーター8枚〜10枚)
●ラージ(4枚):55cm×85cm(セーター10枚〜12枚)
●エクストララージ(3枚):70cm×100cm(クイーンサイズのベッドセット&2つの枕)
●ラージスーツケース(4枚):45cm×60cm(2枚のジャケット&2枚のセーター&2枚のシャツ)

コストコ マジックバッグ(圧縮袋)1枚

圧縮袋はいわゆる一般的なバルブタイプのものです。布団や衣類をパックして、ジッパーでしっかり閉めたあとにバキュームバルブから掃除機や専用の電動ポンプなどで空気を吸って圧縮するだけ。とってもシンプルな構造です。

圧縮袋と一緒に説明書も入っていましたが、日本語は一切書かれていなくてよくわからず。

ただ、袋それぞれに名前(サイズ)とか、使用方法が図説で書いてあるので、初めての方でも迷わず使うことができます。

文字が書いてあるだけなんだけど、なんとなくデザインがかっこいいのよね(´ω`*)

日本のメーカーさんのものは無地のものが多いから、こういうのを見るとアメリカだなーなんて思ったりします。

コストコ マジックバッグ(圧縮袋)バルブの部分

大きな特徴がこのバルブの部分。ここに掃除機のノズルを当てて中の空気を吸い出すわけですが、これは初めて見る形状です。

おそらく、掃除機で吸ってる間は隙間が開き、掃除機のノズルを離すと自動的に弁が閉じるというオートロック式だと思いますが、こちらはジップロックみたいに蓋が付いてないんですね。

ジップロックのこの蓋の部分は、時にめちゃめちゃ硬くて開かなくなることがあるので個人的にはありがたい仕様だなーと思っております。

コストコ マジックバッグ(圧縮袋)ジッパー部分

そしてもう1つの特徴はスライダーの持ち手の部分が大きいこと!これ、めっちゃありがたい!

圧縮袋は基本、空気が漏れるようになったら使えなくなるのですが、袋自体が大丈夫でもここのスライダーの部分がダメになって使えなくなることも多いんですよ。

ジップロックに関して言えば私の場合、スライダーのつまみが小さくて持ちにくくて、無駄な力が入ってうっかり破ってしまうことが多かったんです(;´∀`)

その点こちらは、スライダーのつまみが大きいからそこまで力を入れずともバチッ!と留めることができます!

2重式になっているジッパーは、片側青、片側黄色で、しっかり留めたら両方が重なって緑色になります。ちゃんと閉まってますよ!を、目視で確認することができる仕様なので、しっかり密閉できたかの確認も楽ちん。

一つ気がかりなのは、ジップロックと比べると若干袋が薄いかな〜と。なんとなくですが袋が厚手の方が耐久性が高い気がするんだけど・・・まぁそれは実際に使って、どのくらい脱気状態を保てるのかを確認してからの評価になるかな〜。

袋のサイズ感としてはまずまず。メーカーさんとしては基本、衣類をコンパクトに収納することを想定して作られているのかな?と思いましたが、私の主な利用方法はお布団です。

「布団用」として作られている日本メーカーさんの圧縮袋と比べたらエクストララージサイズも小ぶりなサイズになりますが、セミダブルサイズの掛ふとんくらいだったら全然入るので使えます。

いわゆる「押入れ」にフィットするサイズ、というわけではありませんがそれはジップロックも同じだし、海外メーカーさんあるある、という感じですね。

少なくとも、これどうやって使う?みたいな謎なサイズの袋が無いのはありがたいな〜。

使ってみた

コストコ マジックバッグ(圧縮袋)布団や衣類を圧縮した様子

使ってみました!とりあえず、ちゃんと圧縮できます!

衣類や布団がおおよそ1/2〜1/3サイズになるので収納スペースが節約できる。あとはどのくらいの耐久性があるか、という点が気がかりですが、とりあえずやりたかったことはちゃんとできた!という点では申し分無い商品です。

でも、いろいろ気になる点もありました。まず空気がめっちゃ吸いにくいー!( ゚д゚)

ダイソンのコードレスクリーナーでは吸込口に隙間ができてしまうので、私は圧縮袋専用として使っているコード付き掃除機(15年選手)を利用して脱気しているのですが、これがどうにもうまく吸えないんです。

「alrtight one way valve」ということで、基本的にはどのようなホースにも合うように作られているらしく、実際に密着性は問題ないんですけど、なんとなく吸い込む為の空気穴がやたら小さい感じなんですよ。

感覚的には、ジップロックが1円玉くらいの大きさだったのに対し、マジックバッグはBB弾くらいの穴しか空いてないんじゃない?みたいな感じなのです。

ジップロックは同じ方法でもギュインギュイン気持ちよく吸ってくれたのに、こちらは空気を吸い出すのにめっちゃ時間がかかります。

途中から「吸引口が塞がれてる!もう無理!( ゚д゚)」みたいなヤバそうな音が出るので、掃除機になるべく負荷をかけないよう休み休み脱気を行いながら、なんとか嵩張る布団をぺちゃんこにすることができました。

コストコ マジックバッグ(圧縮袋)毛布を圧縮した

世の中にはこういった圧縮袋専用の電動吸引機(ポンプ)などもあるらしいんだけど、マジックバッグを使う為だけにわざわざコストをかける気にはなれず・・・。

とりあえず吸引のしにくさについては今後の課題にしたいと思います。シンプルに私の使い方が悪いだけかもと思って、いろんなパターンを試してみましたが、結局吸引のしにくさは変わりませんでした。

そして、こちらにはバルブ式以外に「スーツケース用」という掃除機を使わないタイプもあります。

衣類をバッグの中に入れて封をした後、袋の口から底の方にむかってクルクルと巻いて空気を袋の底の方へ移動させることで、中の空気が抜け、手動で脱気、圧縮することができます。

この手のタイプは本当に便利で、様々な旅行バッグに1〜2枚ずつ入れております。

コストコ マジックバッグ(圧縮袋)トラベル用を圧縮している様子

袋の底の部分に特殊な空気穴があって、逆流しないような仕組みになっているのですが、マジックバッグの方はこちらもまた、めちゃめちゃ空気が抜けにくい!これに関しては確実にジップロックの方が優秀でした。

ジップロックの空気穴は、袋の底全面に空いてたので、衣類をくるくる丸めるだけで気持ちよく空気が抜けていたのですが、マジックバッグの空気穴は両サイドに2箇所ずつくらいしかないんです。

だから穴が小さすぎてなかなか空気が抜けない・・・しかも頑張って丸めても思ったほどぺちゃんこにはならないんですよねー。

もしかすると、あんまり空気を抜きすぎると生地が傷んじゃうよ♪というマジックバッグの優しさなのかもしれませんが・・・私はできるだけギュンギュンに小さくしたいんだよ・・・(´;ω;`)

というわけで、実際の使用感については色々と気になるところが多いマジックバッグなのですが、それも袋の密閉性を高める為!ということであれば全然目をつぶれるレベルではあります。

どんなに脱気がしやすくても、すぐに空気が漏れて元の大きさに戻っちゃった!じゃ意味がありませんからね。

これで収納スペースを節約することができるのであれば、価格も1枚あたり158円とまずまず安かったし、あとは耐久性に期待して、しばらくは様子見をしたいと思っています。

※動画レビュー⇒PRO-MART マジックバッグ(圧縮袋)15枚

おすすめ度:★★★

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