甘塩アトランティックサーモンハラス

デンマーク産　甘塩アトランティックサーモンハラス　100グラム98円

脂がタップリのったサーモンハラスがとても美味しそうだったので購入してみました。こちらは生食用で販売されているノルウェー産アトランティックサーモンフィレとはまた別の商品で加熱調理用のサーモンです。解凍品になります。

サーモンハラスとは、マグロで言う「トロ」の部分。鮭の身の中では一番脂ののりが良い部位になるそうです。サーモンの体の方向と平行に細長く切ってあり、皮と腹ひれ？が付いていました。

しかしこの身の長さは凄い！およそ35センチの長さ！もともとのサーモンはどれほどの大きさなんだっ！って言いたくなります。このままじゃ魚焼きグリルに入らない・・・。

この切り身が8本ありまして正味量1012グラム。価格は992円でした。

原材料名：アトランティックサーモン（養殖）、食塩
賞味期限：購入日（加工年月日）含め4日。

サーモンハラスの食べ方といっても、私は塩焼き位しか知りませんのでとりあえず焼いてみることに。グリルに収まるように半分にカットし、甘塩とのことなので特別塩をすることなく、グリル網へのこびりつきを防ぐ為に表面にレモンを塗り、こんがり10分。

焼けたー！美味しいそう！しかしグリルの受け皿に落ちた脂の量がすごかった。身はトロトロで甘くて美味しいです。甘塩ということだけあって塩分は控えめでしたので、少しお醤油をかけて頂きました。骨も無いので食べやすいし、冷えても硬くなりません。

適量はひとり１本ってところでしょうか。焼いたことによって身が少々縮んだこともあり、思ったより食べるところが少なく感じました。ただ、これ以上の量を食べると脂で胃もたれしそうです。

またグリル10分程度だと、皮の部分は硬くて食べられませんでした。もう少し時間をかけてパリパリに焼いたら良かったのかもしれないのですが、これ以上焼きすぎるとさらに身が縮んでしまいそうでしたし、身崩れして見栄えが悪くなりそうだったんですよね。

そこで試しにフライパンで焼いてみました。油を引いていないのに身の方から焼くと、すごい勢いでサーモンから油が吹き出してきて揚げ焼きかっ！って位、身の周りに水たまり（油たまり？）ができました。

蓋をして中まで火を通し、最後に火力をあげて皮目をカリカリに焼いたら完成。余分な油をキッチンペーパーで吸い取り頂きました。

これはとっても良かったです！身の縮みも少なくフワッとして、皮はパリパリで香ばしかったです。端の方からかぶりつき、ヒレだけを残して食べ切ることができました。さすがにグリルよりは脂っぽい感じが出ますが、単純にフライパンで調理した方が味も美味しく私は好きでしたね。

フライパン調理だと失敗が無いし、グリルと違って後片付けが楽なので、これからはフライパンで調理したほうが良さそうだなーなんて思ったのですが・・・

調理中、めっちゃ魚の臭いが強くて臭いがキッチン中に充満してしまったんですよね。脂臭いニオイというか。。この臭いがしばらく残り苦労しました。これは今後の課題ですね。

賞味期限内に食べ切れなかった分は冷凍しました。解凍品だったので味の落ちが心配だったのですが、調理後も特別パサパサする感じもありませんでした。

味は美味しいですが、やはり脂っぽいです。考えなしに食べ続けると胃にどーん！と来ちゃうので食べ過ぎないようにしなきゃだけど、これだけだったら身の食べ応えはどうしても物足りなく感じてしまいます。

そういう意味では定塩銀鮭切身の方が脂のバランスが良く、塩分もちょうどよく、食べ応えもあります。

というわけで、何か他に美味しく食べれる方法が無いか思案しているところです。塩焼きでしか食べたことがないのですが、ハラスは骨も無いですし、塩分控えめなので何か調味料を足してみたり、他の具材と併せて調理しても良いかもしれませんね。

冷凍庫にもう少しだけ残っていますので、美味しく食べられるように考えてみます。

おすすめ度：★★★