アラスカ産タラバガニ 2013

アラスカ産タラバガニ　3.4キログラム
購入時価格　15,480円

今回の年末も無事に買えましたよ～！！12月中旬より行われていたタラバガニロードショーによるアラスカ産タラバガニでっす！！

いつもこうやって箱から出して写真を撮ってみるのですが・・・なんだか比較対象が無いからか、いまいちこのタラバガニのビックさが伝わらなくてもどかしい気持ちになります。

この甲羅の部分だけでも大人の顔くらいのサイズと言えばわかりやすいでしょうか？

今回で購入するのは3回目（3年目）、タラバガニロードショーでの予約は店舗によって対応が違うようですが、私がお世話になっている福岡の久山倉庫店では日にち指定での予約が可能でした。

コストコで販売されているタラバガニは、「浜茹で（はまゆで）」と言う方法で調理されています。浜茹でとは、漁獲されて水揚げされた港で、新鮮なうちに茹で上げる方法の事を言います。

水揚げされたカニは、時間が経つと鮮度が落ち、餌も食べないのでどんどん味が落ちるそうで、獲れた直後のカニをすぐに茹でて冷凍することで味の劣化を防ぐのだそうです。

なのでコストコのタラバガニは、すでにボイルされた状態で冷凍されているわけです。解凍するだけでそのまま食べることができるのですが、解凍には常温で2日間必要ということでしたので12月29日にコストコで受け取り、31日の夜に食べる感じでした。我が家にとっては前の年と全く同じ流れです。

そんなわけでうちも早い時期に予約を済ませたんですけどね・・・。それでも希少である4キログラム台の大物は既に予約で埋まってしまったということでゲットならず！

前の年と同じ大きさの3.4キログラムを購入しました！価格は前年よりやや高い感じでしたね。ここにも円安の波が・・・。

しかし、12月下旬に店頭販売されていたタラバガニはほとんど2キログラム台の小ぶり（実際はこちらでも充分大きいのですが）なものしか販売されていませんでしたので、やはり早めに予約しておいて正解だったなーなんて思ったものです。

あぁぁ相変わらずのイケメン。。マッチョで筋肉質な太い脚が4対8本ですが、関節から関節の間が20センチ位あったりするんです。太い部位だと直径5センチほどの厚みがあり、殻の大きさだけでなく同じくらいしっかりと中身が詰まっているのがこのタラバガニの特徴です。

しかし、やっぱり写真じゃ姿形は分かっても、このタラバガニがもたらす気高さというか威圧感というか、得も言われぬ美しさはなかなか伝えられない気がするんだよなぁ。あぁもどかしい(-_-)

もし、興味がある方はコストコのシーフード売り場で未だ残っている（かもしれない）タラバガニの堂々たる姿を見ていただきたいのですが・・・またこれが不思議な事にコストコの売り場に陳列してある時は、なぜかあまり大きさを感じられないんですよねー。

持ち帰って自宅のダイニングテーブルの上にどーん！と乗せて開封した時に、初めてこのタラバガニの凄さを垣間見ることができます。

しかも何が素晴らしいかって、この造形美も数時間後には美味しく頂いて殻だけになってしまうという儚さと、今年も綺麗に頂いてやったぞー的な・・・何というか、征服感にも似たような心地よい満足感が残るんですよ。

家族皆でこのような幸せな時間を過ごせるなんてなんとも素敵じゃないですか。おかげで数年前から我が家の年末年始はカニ祭りという一風変わった過ごし方をしております。

そのままで塩加減が調度良く、タラバガニ本来の甘味・旨味・出汁をダイレクトに口いっぱい感じられ、他の調味料は一切必要ありませんでした。

ただ、よーく味わえば、身体の中の身というか足の付根辺りの身が一番甘くて美味しかった気がします。食べ比べてみたら足の先の方は少し水っぽい感じなんですよねー。

また、タラバガニはカニミソがありませんので（厳密には浜茹での時点で溶けてしまうそうです。）身が汚れたりすることもなく身体の方もとても食べやすいです。

足よりも身体の中の方が解凍に時間がかかるので、食べる際はしっかり解凍した方が良いです。少しでも冷たかったりすると味わいが全然違います。また流水解凍などは絶対にやめましょう。旨味が流れてしまいます。

基本的には毎年同じメンバー（大人5人、子供4人うち幼児2名）で食べているのですが、子供の成長と共に食べる量も年々増えておりましてね、3.4キロのタラバガニでも全員のお腹を満たすのにはやや不十分な感じでした。やはり来年（というか今年）はなんとか4キロの大物をゲットしたい！

とはいえ、多分足りないだろうなーということは予測できておりましたので、タラバガニに加えてもう一つ、コストコで調達していた食材があり、そちらも一緒に食卓に並べて無事、大満足の宴となりました。その食材についてはまた、別の話ということで。。

初めてアラスカ産タラバガニをゲットした2011年度には、その巨大さの驚きと美味しさについて書き、昨年2012年度では色々な食べ方を試し、どのような調理法が一番美味しいかについて書きました。

というわけで3回目となる2013年度は「タラバガニの食べ方」について、少し詳しく書いて行きたいと思います。

一度でも購入された方はご存知だと思うのですが、タラバガニって全身のトゲがめっちゃ鋭くて、食べるのが大変なんですよ。

まぁ、まるまる一匹どーん！とテーブルに出した方が迫力がありますし見た時テンションは上がるのですが、じゃぁこれを今からどうやって食べる？って感じで、食べ始めるのに結構時間がかかったりするんですよねぇ。

皆でワイワイと試行錯誤しながら食べるのも面白いのですが・・・実際に食べる時間よりも解体の方に時間がかかったりしますので、既にタラバガニの味を知っている3回目ともなると、巨大さへの驚きよりも綺麗に美味しく食べたい！という気持ちの方が大きくてですね。

毎年一緒に食べている小さな姪っ子軍団も立派に成長して、早くからこのカニを楽しみにしていたとのことなので、今回は食べやすさと安全性を優先する為に、ある程度タラバガニを食べやすい状態にして食卓に並べることにしました。

さすがに3回目なのでテンションと勢いだけで食べるわけではなく、少しずつ学んでおります。

そんなわけで次は「タラバガニの食べ方」について。写真が多いので次回の記事に回しますー！！

おすすめ度：★★★★★