子持ちししゃも

ノルウェー産　子持ちししゃも　解凍
購入時価格　100g90円

コストコで子持ちししゃもを買ってみました。スーパーでも普通に買える子持ちししゃもですが、やはりコストコではししゃもも大量です。

子持ちししゃも好きな人って結構多いみたいなんですけどね、実は私、あまり得意じゃないんですよ。魚を頭からしっぽの先まで丸々食べちゃう、というのになんとなく抵抗がありまして。

思えば子供の頃から食卓に並ぶことがありませんでしたので、おそらく私の両親もそんなに好きじゃなかったんだと思うんです。

なので、結婚してからも我が家の食卓にししゃもが並ぶことはなく・・・。

一方旦那氏はといえば、「日本の朝食は焼鮭かししゃも！」ってくらい元々ししゃもが大好きだったらしいんですよね。今回の件で初めて知りましたー( ﾟдﾟ)

どうして朝食の大定番であるはずのししゃもが我が家の食卓には出ないんだろう？と漠然と思っていたらしいんです。

そんなこと結婚してこれまでまったく知る由もなかったのですが、今回コストコでこの子持ちししゃもを目の前にし、旦那氏の「ししゃも食べたい！」発言により発覚したわけです。コストコは一緒に行っても普通のスーパーはほとんどひとりで行きますからね。

元々は違う家庭環境で育った他人同士なので、こういうちょっとした嗜好のすれ違いが時々あるんですよね。面白ー(゜o゜

コストコで旦那氏が言わなかったら、おそらくこの先もずっと我が家の食卓にししゃもは登場しなかっただろうなぁと思うと、ちょっと可笑しいですよね。

とはいえ、今のところ我が家では旦那氏しか食べない（おちびも食べたことがないので）食品はこんなに大量にはいりませんし、解凍品ということを考えても、食べきれない分をフリージングして保存すると、なんだか味が落ちそうじゃないですか？

そんなわけで、食べたいなら普通にスーパーで買うよという話をしたのですが、いやいやスーパーじゃこんなに安く買えないって！絶対コストコで買った方が良いって！とゴリ押しされ、今回、購入に至ったわけです。

ちなみに後日、近所のスーパーで子持ちししゃもの値段を確認してみると、その時一番安い物で14匹入り188円だったんですよねー。1匹13.4円です。これでも十分安いと思えたのですが

今回購入した子持ちししゃもの数を数えてみると、全部で60匹いました。内容量581gで販売価格は523円。なんとコストコの子持ちししゃもは1匹8.7円という価格なんですよー！確かにこれは安い！！

ノルウェー産　子持ちししゃも【解凍】
原材料名：カラフトししゃも（原料原産地：ノルウェー、原産国：中華人民共和国）、食塩
保存方法：要冷蔵4℃以下
賞味期限：加工年月日含め4日まで
正味量：581g
販売価格：523円

ノルウェー産なのに原産国が中国になっていてどういうこと？と思ったのですが、原料原産地＝原料を調達した国、原産国＝調達した原料を加工して製品化する国、ということで区別しているそうです。

つまりこちらの場合は、ノルウェーで捕った子持ちししゃもを中国で加工して日本で売ってる、ということになるみたいですね。

しかし今回、ししゃもを調べてみて初めて知ったのですが、厳密にいえば「子持ちししゃも」と呼ばれて販売されている魚は、この商品と同様「カラフトししゃも」でして、こちらはいわゆる「ししゃも」とは別の種類の魚らしいんですよね。

ししゃもと呼んで良い魚は世界中でも北海道の太平洋沿岸の一部でしか獲ることができない日本固有種で、カラフトししゃもという魚の本名は「カペリン」と言い、シシャモの代用魚として一般的に流通している魚だそうで、本物のししゃもとは生態的にも全く違うもので、味も異なり、市場での価格もかなり違いがある魚なんだとか。

それでも輸入する量が本物のししゃもの漁獲量よりも圧倒的に多く、価格も安くそれなりに美味しい、ということで、現在日本で流通している「子持ちシシャモ」の9割以上がカペリンなんですって。

まぁ・・・ほとんどししゃもを食べたことがない私にとっては、本ししゃももカラフトししゃももよく分からないので別に良いんですけどね。ただ「ししゃもは日本の朝食の定番！」と声を大にして言っていた旦那氏に、どーもそれは本物のししゃもじゃないらしいよ、と教えてあげたらとっっっても驚いていました。笑

ブルーのストローのようなもので一列に繋がれている感じは、スーパーで販売されているものと一緒ですね。ストロー一本につき、子持ちししゃもが付いている数は6匹～9匹とバラバラでした。大きさについては、スーパーで販売されているものと多分あまり変わらないかな。

調理法を全く知らなかったので旦那氏に尋ねながら・・・とりあえずグリルで焼くだけで良いとのことだったので調理してみました。

一気に10匹位焼いてお皿に乗せて出すと、旦那氏はすっごい喜びまして・・・凄い勢いで食べていました！焼き魚（切身）は大好きでよく食べるおちびも、さすがに子持ちちしゃもは見た目がモロ魚なので躊躇していたのですが・・・半分にカットしたらお腹の方は食べていました。

私も食べてみましたが・・・まぁ普通に美味しいかな。身の味だけじゃない複雑な味や食感がありますが、これがししゃもの良さなのかな、と。塩気も丁度良く、特に臭み等もなく、普通に食べられました。

プチプチの卵もしっかり入っていましたが、旦那氏曰くもっとお腹がぷっくりして卵が詰まったししゃももある！ということなので、おそらくこちらは普通の量だったのかなーと。お値段もかなり安かったですしね。

しかし、子持ちししゃもは他の焼き魚と違い、頭からしっぽまで丸ごと全部食べられて捨てる所が無いので、食べ終わったお皿がとても綺麗で良いですね。

焼くのも簡単だし、これなら忙しい朝でも簡単に用意してあげられて良いなーと思いました。さすが朝食の定番？！です。

賞味期限までに全て食べることはできなさそうだったので、解凍品であることは承知で冷凍保存してみました。1回調理分ずつに分け、1匹ずつ隙間を開けて袋に詰めて真空パック器ボナボナで脱気保存し、冷凍庫に入れています。

食べたい時は朝1番に冷凍室から出して自然解凍し、半解凍位でグリルに入れて調理しています。味の違いは・・・どうだろ、私はよくわからなかったし、旦那氏も特に何も言わずに食べているので多分大丈夫かなと。

食べ方はグリルで焼いているばかりだったのでレシピを調べてみると、衣をつけて揚げる「ししゃもフライ」という食べ方があるらしく、とても美味しそうだったので次は夕飯としてチャレンジしてみたいと思っています。

おすすめ度：★★★