牧家のクレームブリュレ

牧家　牧家のクレームブリュレ　4個入
購入時価格　648円
ITEM# 15226
※現在は入数が変更になっています。6個入

コストコでハバティスライスチーズやリコッタチーズなどが置いてある輸入チーズ売り場に並んでいた、牧家のクレームブリュレを購入しました。クレームブリュレ大好きです！

クレームブリュレといえばフランスを代表するスイーツの一つ。カスタードプディングを型から外すことなく、上面にかけられた砂糖をバーナーなどで焦げ目を付け、固まったカラメルの層をスプーンでパリパリと割りながら、プルプルのカスタード生地と一緒に食べるというのが一般的ですよね。

フランス語で「焦がしたクリーム」という名前通りのスイーツなのですが、今回購入したクレームブリュレは、今まで食べたことがあるものとは全く違う形状をしていました。

筒状のプラスチック容器に入れられている中身はなぜか球体なんですよ。えっ？えっ？これスイーツ？　どういうこと？　どういうこと？

ぱっと見、これが何なのかよく分からず思わず手に取ってしまいまして・・・はじめは、珍しいチーズか何かかなー？と思いながらふとポップに書かれている「クレームブリュレ」の文字を確認し、ビックリして2度見。

あまり見かけることのない一風変わったパッケージが珍しく、どこか海外の商品なのかなー？と思って見てみたら、なんとこちら北海道で作られている商品なんですよ。国産の商品だとわかって思わず3度見してしまいました。笑

製造販売元の株式会社牧家は、北海道伊達市に牧場がありまして、健康な牧草を食べ健康に生活する牛から搾った生乳を使って様々な乳加工品を製造販売している会社なのだそうです。直営ショップや取り扱いレストランは北海道のみで展開されており、北海道のお土産としてよく選ばれるメーカーとのことです。

北海道以外では物産展などで時々出店されたりもするらしいのですが、私は今回コストコで初めて知りました。北海道土産が福岡のコストコで購入できるってちょっと面白いですよね。

クレームブリュレ大好きだし、1個162円という価格もスイーツとしては割と手頃だったので、試しに買ってみることにしました。

商品詳細

名称：洋生菓子
原材料名：【プリン部】牛乳、クリーム（乳製品）、加糖練乳、加糖卵黄（卵黄、砂糖）、砂糖、寒天加工品（粉あめ、寒天）、ゼラチン、香料【カラメルクラッシュ部】砂糖
内容量：308g（プリン75g×4、カラメルクラッシュ2g×4）
賞味期限：購入日より7日後まで

中身を取り出したらこんな感じ。直径5cmほどの球体で、こちらなんとゴム風船の中にクレームブリュレが入っているということなんですよね。

これ！昔こういうの駄菓子屋さんで売ってた！

昔なつかし恐竜の卵アイスやんー！(ﾟ∀ﾟ)

皆さん、知ってますかー？もちろん知ってますよね？？

ゴムの先っぽをちょっとだけ切ることで、中からバニラアイスがちゅるちゅる溢れでてくるのを吸い付くように食べていたアレです。風船の中に入っているという形状だけですが、すごいビジュアルが似てると思いません？

恐竜の卵アイス・・・あれはあれでアイスクリーム界隈ではかなり異質な存在でしたが、めっちゃ好きだったんだよね！一度開封したら最後までどんどんアイスが出てきちゃうから、口を離すことなく一気に食べなければならなかったのが子供ながらに結構大変だったんですよ。

しかも最後の方はアイスが出てくる勢いがめっちゃ強くなってきたりして、ブルブルッ！っと弾けて洋服を汚したりなんかしてね。。うわー買い食いしてるのがお母さんにバレるーなんて、焦って汚れを落としていたことを思い出します。

いやしかし、同じ感じで中身を取り出すということになると、クレームブリュレが全部ドゥルンドゥルンになっちゃうんじゃない？と心配になったのですが、ちゃんと「お召し上がり方」と、方法が書いてありました。

簡単に言えば、風船に入ったままお皿の上に置き、爪楊枝など先の尖ったもので風船を割って中身を取り出して食べる、ということのようです。カラメルクラッシュが付属品として別包されていますので、開封後にそちらをふりかけていただくとのこと。

お皿に出してカラメルクラッシュをかけたらこんな感じです。従来のクレームブリュレとは全く違う出で立ちですが、お皿の上に乗った球体のスイーツってなんだか見た目がオシャレな感じがしますね。

付属しているカラメルクラッシュが、思いのほか焦がしたカラメルをパリパリと割った感じを再現しているので、クレームブリュレをパリパリと割るあの楽しみはないけど、味や香ばしさに関しては特に物足りなさはありません。

開封方法が面白かったので、開封しているところを動画で撮影して紹介しようと試みたのですが・・・カメラを構えている時に限って上手に開封できないんですよねー。^^;

というのも、予想以上に風船が硬めでして、結構気合を入れて刺さないと破れにくいんですよ。かといって、刺しすぎると今度は中のクレームブリュレに傷がついてしまう感じがして・・・綺麗な形でお皿に乗せるのはちょっと力加減が難しかったなぁと言い訳しておきます。

ただ、開封する前は風船が割れる勢いで中身も爆発しちゃうんじゃない？なんて思っていたのですが、想像していたよりはかなりきれいな形でお皿の上に残りました。

楊枝を上手に挿せば、一瞬で中身がブルン！！と出てきます。覆っていた風船も小さくなるのでゴミも少なめです。ちなみに、楊枝は付属されていないので別に用意する必要があります。

味について

美味しいです！弾力があるクリームという感じで、食感はねっとりまったり系の濃厚な味わい。恐竜の卵アイスは、直接風船をくわえて食べるという形状から、食べていて微妙にゴム臭さがあったりしたのですが、こちらはそういうことはありません。

北海道伊達市近郊産の生乳で、近隣の学校給食牛乳としても使われている「だて牛乳」という牛乳を使って製造されているらしく、食べていてあまりミルクミルクした風味はありません。バニラ味というか卵濃い味といえば良いのかな？

食感はコッテリクリーミーですが、決して甘さが強いわけでもなく飽きずに食べることができます。付属のカラメルクラッシュがカリカリしていて香ばしく、少し苦味があって大人味なんですよ。これが相性バツグンで、良いアクセントになりました。

これで1個162円というのはお得だと思います。見た目や味のクオリティーを考えると、1個300円位で販売されていても不思議じゃないなと思える商品でした。自分の為に買ってももちろん良いのですが、どちらかといえば「こんなの見つけたよー！」なんて、お土産品としてお友達に持って行きたい感じです。

パッケージ、開封の方法、お皿の上での形状、そして味、すべてにおいてエンターテイメント性溢れる面白い商品でした。4つ入りというのも手頃だし、価格帯もちょっとしたお土産品としてはピッタリですよねー。

お手軽に食べることができないという欠点はありますが、それもまたネタになって良しです。味も気に入ったのでまた買いますー！

余談ですが・・・

この商品、通常のスイーツとは開封方法が異なるので、パッケージには「お召し上がり方」として文章で説明されているものとは別に、4コマ漫画みたいな感じで図説も書いてあったんですよ。

確かに、この絵を見たら文章を読まずとも開封方法が分かって良いなーと思ったのですが、一番上のコマだけが、何を意味して描かれているのかがよく分からなくてですね・・・笑

この絵のタッチもシュールというか、味があって個人的にはすごい好きなんですけどね。図説を眺める度にちょっと笑っちゃいます。

おそらくちゃんと意図があって描かれた図だと思うのですが・・・考えても考えてもこの絵が一体何を訴えているのか分かんないんですよ。未だすごい気になっています。

謎は深まるばかりです。。

おすすめ度：★★★★