生ずわいがに　加熱用

生ずわいがに　加熱用　900g
購入時価格　2,698円

年末にボイルタラバガニ脚と共に購入した生ずわいがにです。

一昨年の年末に購入したボイルずわいがにがとっても甘味がある身で美味しくて忘れられなかったんですよね〜。タラバはそのまま！ズワイは鍋！って感じで食べたかったので昨年末はこちらを購入しました！

この商品はロードショーの対面販売で売られていたズワイガニ丸々1匹とは別のものでして、やわらか焼きいか等と同じ並びの冷凍棚で販売されているものです。発泡スチロールの容器に綺麗に並んで入っており、全て内容量900g。価格は一律です。

せっかくの機会なので、期間限定で販売されているロードショーのずわいがにを買おうかとも考えたのですが、カニ鍋で食べることは決定していましたので、丸々一匹をバラして調理するよりもこちらの方が調理が簡単で良いな〜と思ったんですよね。

ちなみにこちら、生のまま冷凍されている「加熱用」とボイルして冷凍されている「生食用」の2種類がありました。あまり深く考えずに鍋で食べるし・・・と今回は加熱用を購入。

持ち帰って思ったのですが、こうやって発泡スチロール製の容器に入っているのは良いですね〜！タラバガニはビニール袋にバサッと入れられただけだったので、冷凍庫にそのまま入れようと思うと大きなハサミや身体のトゲトゲがめっちゃ危険で、冷凍庫の整理が結構大変だったんですよ。

こちらの場合は箱のサイズだけ気にしておけば、冷凍庫の隙間を開けて安全に保管できますからね。ただし縦22cm×横32.5cm×高さ7cmとそれなりに大きいので、やっぱり購入前は冷凍庫のスペースをしっかり開けておく必要があります。

名称：生ずわいがに
原材料名：ずわいがに、酸化防止剤（亜硫酸塩）
内容量：900g
賞味期限：購入日より1年半後まで
保存方法：-18℃以下で保存してください。
原産国：アメリカ
加熱調理の必要性：加熱してお召し上がりください。
※アメリカ産ずわいがにを使用し、衛生管理の徹底したタイの工場にて加工・包装を行っております。
使用上の注意：必ず冷凍室に保存してください。一度解凍したものは、品質がかわることがありますので、再び凍らせないでください。一度に全量を調理しない場合は、別の容器に移し替えしっかり閉じて冷凍室に保管し、お早めにお召し上がりください。
※黒変について：解凍後または冷凍室での保管状態によっては、カニの一部が黒く変色する「黒変」が発生する場合があります。黒変部分を食べても人体に害はありませんが、黒変を防ぐためにもお買い上げ後はなるべく早くお召し上がり頂くことをおすすめ致します。

上から見ただけだと脚やハサミの部分しか見えてなくて分かりにくいのですが実はこちら下の段もありまして、そちらには胴体の部分というか脚の付け根の部分？も入っていました。甲羅部分は入っていないので残念ながらカニ味噌は入っていません。

見ての通り、こちらありがたいことに半割りで剥き身となっており、最初から食べやすいようにカットされているんですよ。硬いハサミの殻の中にもたっぷりと身が詰まっています。

また、写真ではわかりませんが脚の先っぽの細い部分も身をはずしやすいようにちゃんと切れ目が入っているんです。海外製品とは思えないほど丁寧な処理が施されていました。

おかげで解凍した蟹はそのままお鍋にポンポン入れて加熱するだけで食べることができます。今回はお鍋でいただいたのですが、パッケージに「美味しい食べ方」とあって、解凍後は「焼きガニ」「てんぷら」などでも食べられると書いてありました。また、出汁が出るので雑炊、うどんにもおすすめなのだとか。

というわけで実際に食べてみた感想。

カニ鍋、美味し！(ﾟ∀ﾟ)

カニの身はもちろんだけど、それ以上にカニから出る出汁がめっちゃ印象的！このカニ出汁のスープのおかげで他の具材まで美味しく食べられるし、お鍋自体が全体的にグレードアップしたみたいです！

特に白菜がすっごく美味しくてですね・・・(´艸｀*)　寒い時期だと白菜は肉厚で甘味も強いので、それをカニ出汁でトロトロに煮たものはそれだけで絶品！たっぷりカニのエキスを含んだあっつあつの白菜をハフハフ言いながらいただきました〜！野菜が美味しいって、なんだかとっても幸せな気持ちになりますねぇ。

肝心のカニの方はといいますと、タラバガニのプリっとした身とはまた全然違い、ズワイガニの方が身の味が甘く、濃い感じがしました。

ただ、タラバガニと比べるとすごーく食べにくいです。加熱しているにもかかわらず、なかなか身が殻からはずれてくれないんですよ。脚の方はまだ良かったのですが、脚の付け根の部分はベッタリ身が殻にくっついちゃってて食べるのが面倒に感じるほど。

以前ボイルズワイガニを食べた時は、足をバキッと折るだけでスポン！と殻が取れて身離れがよく、すごく食べやすかったように記憶しているのですが、もしかして今回はボイルじゃなくて生ガニを選んだからですかね？

今回はカニスプーン的なものは用意していませんでしたので、お箸やティースプーンを使って殻から身をこそぎ落とすようにチマチマ作業しながらいただきました。

こんなことだったらカニスプーンみたいな専用のグッズを用意しておけば良かったなぁ・・・殻が綺麗に半割りされているので身がツルッ！プリン！と出てくることを期待して油断しちゃってましたよ。。^^;

そうそう！カニ鍋後のシメで作った雑炊がこれまたバツグンに美味しかったです〜！ズワイガニの旨味がしっかり出汁に乗り移っていて最高のシメとなりました！加熱用の生ガニならではといった感じですかね〜。

ちなみに、注意書きに書いてあった「黒変」は翌日に残ったカニの身に発生していました。黒変の原因はたんぱく質の酸化ということで食べても問題はないらしいのですが、見た目はやはり良いものではありません。注意書きにも書いてありましたが、できれば開封後は残さずに使い切った方が良さそうです。

この商品の購入を検討されている方はおそらく「生食用（ボイル）」か「加熱用（生）」かで悩まれると思います。

うちはこの商品のボイルを購入して食べ比べたわけではないのですが、加熱用のズワイガニはお鍋の出汁がとにかく最高でした！ただし身離れは良くないので、食べる時はカニスプーンみたいな専用の道具があると便利です。

この商品は年末年始関係なく、冬の間は冷凍シーフード売り場に並んでいる印象です。出汁がたっぷり出たシメのカニ雑炊が本当〜に美味しくて忘れられません！

贅沢品というイメージがあるカニですが、1度家族で外食する事を考えると、内容量900gのこの価格は決して高いものではなく、お値段以上の美味しさだと思いました。冬の間にもう一回くらいお世話になりたいなーと考えています。

おすすめ度：★★★