かねてつ 祝鯛 鯛蒲鉾 紅白セット
かねてつ 祝鯛 蒲鉾 紅白セット
購入時価格:899円(2017年12月)
ITEM# 569433
年末にコストコへ行った際にお正月用として購入した鯛蒲鉾の紅白セットです。
蒲鉾(かまぼこ)は、おせち料理の定番品だとは思いつつも、数の子や伊達巻、栗きんとんなどと比べればあまり優先度は高くなく、正直これまでは全く注目していませんでした。
というのも、蒲鉾ってスーパーに行けば年中販売されていて、いつでも食べられるもの!という印象があるので、お正月食材的な特別感がそんなに無かったんですよね。
にもかかわらず、クリスマスが終わった頃あたりからスーパーの売り場は一気におせち食材に切り替わり、いつもならば100円とか200円とかで購入できていた蒲鉾は、正月専用になると「鯛入り」とか「御蒲鉾」なんて書いてあり、価格も400円スタートだったりして、高いものだと3,000円とかするものが並んでいたりするんですよ( ゚д゚)
なんでこんなにも価格が違ってくるんだろ・・・と疑問に思いつつも、こうやってイベントに応じて商品価格が変動するのって、何となく踊らされているみたいで嫌だなーなんて、勝手に抵抗していたのです。。(´∀`;)
とはいえ、やはりお正月には欠かせないものですし、お雑煮に入れたりするとそれだけで華やかになるので毎年どこかで1本は購入するようにしているのですが、蒲鉾に味の違いがあるなんて考えもしなかったので、今までは原材料やメーカーさんにこだわらず一番安いものを購入していました。
そんなわけで、コストコで蒲鉾を購入する予定は全く無かったのですが、年末に公開したコストコで年末年始のために購入したもの18という記事のコメントで読者様よりカネテツの紅白蒲鉾をおすすめ頂いたんですよ。
その中で「今まで食べていた普通の蒲鉾が食べられなくなった」と言われていたのがとても気になり、それならぜひとも試してみたい!ということで、今回お正月用として購入してみることにしました。
販売価格は185g☓2本セットで899円なので1本あたり450円です。普段スーパーで購入する安い蒲鉾と比べればややお高い価格帯ですが、お正月価格と思えば全然お買い得な方だと思われます。
商品詳細
祝鯛紅白セット
名称:蒸しかまぼこ
原材料名:魚肉(たい、たら、ぐち、その他)、食塩、みりん、砂糖、でん粉、酒、卵白、魚しょう/調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、貝カルシウム、コチニール色素、(一部に卵・小麦を含む)
内容量:370g(2本組)
賞味期限:購入日含め6日
保存方法:要冷蔵(10℃以下)保存
でん粉含有率 2%
原材料配合割合:たい(れんこだい・ひれこだい)25%(仕込時)
※本品生産設備では、乳成分・えび・かにを含む製品を生産しています。
※本品の細かい黒い生地は魚皮ですので、安心してお召し上がりください。
お正月らしく華やかなイメージの鯛を25%、しっかりとした弾力とくせのない風味が特長のグチを12%配合。魚本来の持ち味を最大限に活かしました。
パッケージをはずしたらこんな感じ。いかにもお祝いっぽい雰囲気のパッケージで、紅と白がそれぞれ1本ずつの2本セットになっていました。
サイズはコストコだからといって特別巨大なかまぼこ!というわけでもなく普通のサイズです。
メルマガでも紹介されていましたが、コストコで取り扱われている蒲鉾は地域によって販売メーカーさんが異なるみたいなんですよね〜。
関東から東北にかけては「鈴廣」、北海道と関西から九州にかけてはこちらの「カネテツ」。そして笹かまぼこでお馴染みの宮城県にある富谷倉庫店のみ、仙台のメーカーさんである「佐々直」の蒲鉾が販売されていたようです。
今回、私が購入した祝鯛紅白セットを製造している「カネテツデリカフーズ」さんは、蒲鉾やちくわなどの魚肉練り製品を製造・販売するメーカーさんです。蒲鉾メーカーさんとして有名!ということもあり、普通にスーパーでも購入することができるみたいです。
蒲鉾の価格の違いについて
1本100円位の蒲鉾と1,000円位の蒲鉾は年末の時期だからとか、お正月っぽいデザインが施されているからとかそういう単純なものではなく、実は高いものと安いものとでは製法も違うし、使われている材料も全然違うみたいなんですよ。
なので、使われている白身魚の内容によって価格も変わってくるわけです。とっても高いものだと沖ギス・ハモ。ちょっと高いものだとグチ・ムツ・エソ・タイなど。安いものだと海外から輸入された冷凍すり身などが使われているのが多いのだとか。
また、製造過程での魚の鮮度も大きく影響するらしく、製造の際に生のすり身と冷凍すり身を使うのとでは全く別物!というくらいに味の違いがあるんですって( ゚д゚)
たしかに、魚は鮮度が良い方が美味しいに決まっていますが、それは加工品である蒲鉾にも言える話らしいんですよ。頭では分かっていても、「かまぼこ=魚」という概念が私の中ではハッキリと無かったのでちょっとビックリだったなぁ。。
蒲鉾という形になってしまえば、高いものも安いものも見かけはほとんど同じなのであまり違いを考えたことなかったけど、冷静に考えれば、魚何匹分のすり身ということになるので、作られている背景を知ればめちゃくちゃ高い蒲鉾が販売されているというのもなんだか納得ですね。
そしてやはり、お正月用は縁起物の「鯛」が使われている蒲鉾が人気なのだそうです。
あと、蒲鉾の原料に加熱することで弾力が生まれる種類の魚が加えられていたりと、数種類の魚のすり身を組み合わせて作られているため、高い価格帯の蒲鉾は、増粘剤や糊料といった、いわゆる「固まらせる」ための添加物をほとんど必要としないというのも特徴のようです。
一般的にはでん粉含有率が低くなると、それだけ高価な蒲鉾ということみたいですね。
それを踏まえて今回の蒲鉾を見てみると、材料の25%に「鯛」が使われており、保存料無添加。でん粉含有率2%という、この表示だけでも良い蒲鉾と言えるのかもしれません。
パッケージを開いてみました。一見普通の蒲鉾のようにも見えますが、よく見ると質感がなにやら違う感じがします( ゚д゚)
断面はこんな感じ。お正月だからといって特に松竹梅的な絵が描いてあるわけではないんですね。
しいて言えば、白い蒲鉾の方も赤い蒲鉾と同じように外側と内側の色味が同じ白でも微妙〜に違う、ということでしょうか。おそらく白いすり身の表面に、白いすり身をかぶせて作られている模様。蒲鉾板の裏側にはおめでたい「鯛」の絵柄が描いてありました。
味について
今まで購入していた安い蒲鉾とは全然違いましたよ〜( ゚д゚)まず、香りが全然違う!こちらはちゃんと魚の香りがあります。臭みとかじゃなくて、ちゃんとした魚の風味!
私の中で蒲鉾=魚が結びつかなかったのはきっと、今まで安い蒲鉾しか食べてなかったからなんだろうなぁ〜というのがハッキリとわかりました。だって日常的にこのレベルの蒲鉾を食べていれば、間違えようがなく蒲鉾=魚ですもん。
そして弾力!全然違う!こちらの蒲鉾は硬いわけではないけどしっかり弾力があって、しこしこした歯ごたえがあります。味は魚の出汁というか旨味みたいなものがギュッと濃縮されており、一口一口がなんとも味わい深く、噛んでも噛んでも味が広がります。
すごいなぁ。。見た目はいつもの蒲鉾とそんなに変わらないのに、良い原料を使って作るとこんなにも変わるんですねぇ〜。。
そのままシンプルに食べても良いけど、ワサビをつけたり、表面を炙ったり、チーズを挟んでみたり・・・。。できれば蒲鉾メインの食べ方で美味しくいただきたいところですね。こちらをアテにして日本酒とか飲んだらさぞ幸せなことでしょう・・・。。
おせち料理における紅白蒲鉾は半円形=日の出を象徴した縁起の良い食べ物で、紅はめでたさと慶びを、白は神聖を表しているそうです。蒲鉾は切るだけで食べられますし、見た目も華やかで、味も美味しく、そのうえ縁起が良いだなんて、最高な食べ物じゃないですか〜!
今までは蒲鉾と言えば、炒飯やちゃんぽんの具など、基本細かく切って彩り要員として使うといった感じだったんだけど、この蒲鉾だともったいなくて炒め物には使えそうにないですねぇ・・・でも、この蒲鉾を加えて作った炒飯は、それはそれは美味しいものになりそうだ(´艸`*)
まとめ
この商品のおかげでお正月のお飾りくらいにしか思っていなかった蒲鉾の印象がガラッと変わりました。今まで蒲鉾のことを侮っていたというか、全然知ろうとしていなかったんだなぁ〜。。
まるで、ずっと側にいたのに全然眼中になった幼馴染に、ふとしたキッカケで恋心を抱いてしまった的トキメキを感じております。本当はとっても美味しかったんだね。今まで気が付かなくてごめん。。
そして教えてくださった読者様に大感謝です!本当に良いものを教えてもらいました〜。正直、買う時は微妙に消極的でしたが今では年末に買って良かった商品の1つとなりました。今年の年末も絶対買います!
今までは蒲鉾を買う時に使われている魚の種類やその他の材料など、あまり気にして選んだことがなかったのですが、今後は少し気にかけてみたいと思いました。とってもいい勉強になりましたよ〜。
コストコでは地域によって取扱メーカーさんが異なるので、ぜひ他エリアのメーカーさんの蒲鉾も食べてみたいですね〜(゚∀゚)なかなか難しいかもしれないけど、美味しい蒲鉾の食べ比べ!みたいなことをしてみたいです。
おすすめ度:
コメント
いつも思うけど商品についてすごい詳しく調べ上げてますね?
ましてや地域別に製造元まで。どうやって調べてるの?コストコ全店舗に電話してるとか?
うーままさん
こういった情報はコストコから送られてくるメルマガを参考にしております。今回の情報は、昨年12月27日掲載のニューイヤースペシャルからです!製造元はメーカーのホームページとかですね。
コス子さんの「御蒲鉾」にウケました!
我が家でも年末の買い出しで、普段の値段の数倍もする蒲鉾を眺めながら「蒲鉾が『御蒲鉾様』になってるぅー!!」と、おったまげましたので(@_@)
コストコでも『御蒲鉾様』はお高かったのですね(-_-;)
近所のsay you say me(我が家の呼び方ですが西○です)で、いつもの蒲鉾(100円位のヤツ)をいただきましたが、お正月用の『御蒲鉾様』は味が違うのですね(^_^;)
先日テレビで蒲鉾メーカーの人が言ってたらしいのですが、蒲鉾は厚さを12mmでカットするのが一番美味しいそうです。実際に12mmにカットされている蒲鉾を販売しているとか。
夫からの又聞きですが、正月お節を食卓に並べた時の話題で、切る前に言えよと大笑いになりました。
カネテツデリカフーズと いえば、
テーマソング 思い出すなぁ~。
♪てっちゃん てっちゃん かねてッちゃん、
竹輪と蒲鉾チョーダイなぁ
へぇーィへぇーィ まーいどぉ~
あ~りがっとっさん♪
高い蒲鉾は美味しいです~
むちむちしていて100円のものとの差は歴然!
でも高いのでやはり優先順位は下がりますね(汗)
近くのスーパーで鈴廣のかまぼこ950円が300円だったので買ってみましたが、子どもにあっという間に食べ尽くされました。
板も立派で…
そういえばプールの授業に蒲鉾の板に名前を書いて持っていく地域があるとか?
こんな立派な板なら目立つかも?
うちの息子の小学校は夏休みのプール
開放の際に蒲鉾板持っていきますよ(^o^)
「命札」って呼ばれてます!
学年と名前を書いて持って行き、
プール当番の保護者が蒲鉾板の数で
子どもの人数を把握して安全管理を
しています( ^ω^ )
こんな立派な蒲鉾の板だと目立って
良さそうですね(*^o^*)
あ〜勘違い!
「蒲鉾板」じゃなくて「蒲鉾」を持っていくと読み違えてました(^^;;
「命札」というのも夏の暑い中だから、プールでお腹空いた時に塩分の入った蒲鉾で熱中症対策&咀嚼でお腹を膨らますのかな〜と。
プールサイドで蒲鉾を食べてる子供達を思い浮かべてました。
想像力飛びすぎ?(笑)
お~、今もあるんですね!
私なら立派な板を夏まで取っておくかも(笑)
お正月とは関係ないですが蒲鉾繋がりで。
山口県の「白銀」っていう蒲鉾、美味しいですよ。好みはありますが、もし機会があったら食べてみてくださいな♪
年末の蒲鉾の値段跳ね上がりに絶対買うもんかー、と、思ってましたが…添加物ノーチェックでした((((;゚Д゚)))))))結果気にしてるのにー!
味も違うなら、お高い蒲鉾さま今度試してみまーす。勉強になりました、ありがとうございます。
家族全員大のカマボコ好き。
なのでお正月だけは贅沢しよう!と決めていてデパ地下で一本3,000円のカマボコを購入しています。毎年カマボコだけで10,000円になります。笑
だけど、お高いカマボコは本当においしいんですよね。
あのブリブリ感。
夫はカニを買うのはためらうくせに、カマボコだとお財布のヒモがユルユルになります。
蒲鉾。。。年末年始にしか置いてないのが
とても残念です(/。\)
これね、お鍋に入れると出汁がでて
美味しいんですよ♪
鍋焼うどんに入れても いつもより
美味しく感じます(笑)
おでんに入れて 味を染み染みさせて
プルンプルンも美味しいです
フライにしてお弁当のおかずにしても
美味しいです♪
板は ドライブとか行くときに
まな板として使っています( v^-゜)♪
関東で高級蒲鉾といえば鈴廣❗
小田原のお土産としても有名ですが、お正月だけは奮発して鈴廣を紅白で買います。3年位前からコストコでも鈴廣の蒲鉾を紅白で売るようになり、どこのスーパーより安いので年末のコストコには鈴廣の蒲鉾を買うのが目的で行ってます。
うちは主人も息子も練り物大好きなので欠かせません。
やはり歯応え弾力、味が違うんですよねぇ。
私も正月に愛用してます♪
蒲鉾にウルサイ主人の機嫌取りに毎年デパ地下で1つ1,600円の蒲鉾を赤白購入していましたが、変更しても何の文句も出ません!
やったー!グッジョブ!(^^)v
蒲鉾を切って間に切れ目を入れて下さい
その切れ目にコストコのイクラを挟みましょう
赤白取り混ぜて、間にイクラが入ってる♪
もう最高の贅沢ですよー
醤油はナシで召し上がって下さい
コレステロールが心配で我が家では正月だけ解禁ですが、
コス子さんはじめ、お若い方ならパーティー料理にもオススメですよー
幼馴染に恋心のくだりわかりやすい〜♡私もお土産で頂いた蒲鉾に同じ恋心が芽生えました。普段から400円台の蒲鉾は厳しいですが、お正月なら!!コストコはいいものがお手頃価格と思うとこの値段、年末年始のスーパー価格だと同等の商品が恐ろしい値段になってそうですね
来年のお正月は是非試したい☆