アイリッシュスコーン　18個入（くるみ＆サルタナレーズン）

アイリッシュスコーン　18個入
購入時価格　899円（2018年3月）

昨年、販売期間が短く私自身も1回しか購入することができなかったアイリッシュスコーンがリニューアルして再登場していましたー！！

前回は特にフィリングが入っているわけではなかったのですが、今回はクルミバージョンとサルタナレーズン入りバージョンのミックスとなっているようです。

いやー嬉しいよー！(´艸｀*)　というのも、昨年購入したアイリッシュスコーンがとっても美味しくてめちゃくちゃハマってしまいましてね。

年末恒例の私が勝手に作っているコストコランキング「2017年を振り返る。コストコの印象に残っている商品ランキング！」でも、第3位に選ばせて頂いたりと本当に本当に大好きな商品だったので、すぐに終売になってしまったのをとても残念に思っていたところでの今回のリニューアル！！本当に嬉しい！これで、また食べられる〜(ﾟ∀ﾟ)

しかし、この商品・・・私が発見したのは、いつもお世話になっている福岡の久山倉庫店ではなく、撮影で訪れた北海道の札幌倉庫店だったんですよ！

全国のコストコで取り扱われている商品を、わざわざ自宅から遠く離れているタイミングで購入する必要は全く無かったのですが・・・なんだか一度目に入ってしまったら居ても立ってもいられなくてですね(´∀｀；)早く食べたいがために思わず購入してしまいました！

スコーン系の商品は、これまではバラエティスコーンという名前で販売されていまして、それがいつぞやアイリッシュ（アイルランド風）スコーンと名前が変わったんですよね〜。

ちなみに、何がアイルランド風なのかは未だによくわかっていません・・・アイルランド生まれのパンと言えば、ソーダブレッドというイーストを使わずに重曹を使って膨らまして作るパンが有名らしいのですが、かといってこちらのスコーンに重曹が入っているかどうかというのは原材料を見てもわかんないし(^_^;)

ひとつ言えることは、このスコーンは丸型や三角型といった型抜きで作られているタイプではなく、ざっくり生地を取り分けて天板の上にポンと乗せて焼いたような雰囲気をしており、形やサイズはどれもバラバラ。すごくハンドメイド感溢れるスコーンです。

商品詳細

名称：洋菓子
原材料名：小麦粉、乳等を主要原料とする食品、無塩バター、牛乳、砂糖、卵、くるみ、レーズン、食塩、膨張剤、乳化剤、pH調整剤、（原材料の一部に大豆を含む）
保存方法：直射日光・高温多湿をさけて保存してください。
※この製品は落花生を使用した設備で製造しています。
消費期限：加工年月日含め4日
内容量：920g

取り出してみるとこんな感じ。細かく砕いたクルミが練りこまれているものと、サルタナレーズンが練り込まれているものの2種類。それぞれ9個ずつ入っていました。

ミニパンオショコラと同じ透明の四角い容器にどっさり入っておりまして、大きさはディナーロールと同じくらいか一回り小さくしたくらいかなー？

縦に大きく膨らんでいるものや、横に広がっているものなど形も様々で、どれも一定ではありません。

ざっくり半分に割ってみるとこんな感じ。おや・・・？なんだか、前に購入したスコーンとは生地感がちょっと違うかも。前回のスコーンはこのようにザックリ割ると、表面がモロモロで生地がボロボロこぼれがちだったんですよね。

でも、今回はモロモロという感じはなく、半分に割っても生地が砕けにくいです。かといって硬いわけではないので分けやすい。水分・油分を抜いたパウンドケーキみたいな感じとでもいえばよいのかな？なんだか、うまい表現が見つからない・・・^^;

クルミもレーズンも、表面からは見えない中の方にまでしっかり練り込まれていました。が、どちらもどっさり！！というほどはないかな。あくまでも主役はスコーンの生地ですよ！って感じですね。

味について

先に言っちゃいますけど・・・前回私が紹介したプレーンタイプのアイリッシュスコーンとは全然違うものだったー( ﾟдﾟ)がーんがーん

まず、前回はしっかり感じられたバター感や油分たっぷりな雰囲気がこちらのアイリッシュスコーンにはほとんどありません。油分・水分共にかなり控えめで、口の中に入れた時のホロホロと崩れながら砕けていくような感じが無いんですよね。

なので、よりモソモソとした食感が強く、全体的にコナコナしている印象です。口の中の水分をギュッ！と吸収していくので、こちらを食べる際は水分を補うための飲み物が絶対必要になっちゃう・・・。

味は、砂糖的な甘さがほとんど無く、そのせいか若干塩気が強めに感じられます。前回のアイリッシュスコーンには感じられたバターのコクもこちらには無く、限りなくリーンな原料で作られている雰囲気があります。

しいて言えば、レーズン入りの方がレーズンによる甘さがあり、また水分も補われたのか、若干しっとりしているような気がしました。

不思議だな・・・前回のアイリッシュスコーンと原材料を見比べてみても内容はほとんど変わらないのに、実際に食べた感じは似ているようで別の物を食べている感覚なんですよね。

前回はどちらかと言えばショートブレッドに近いほどのバターの風味としっとりほろほろ感がありましたが、こちらは全体的にパサッとしており、油分・水分共に前回のものよりも大分少ないような気がするんです。オイリーな感じがほとんど無いというか・・・。

でもある意味、この水分・油分が控えめで、口の中パッサパサな感じがいわゆるスコーンらしさという気もします。

甘さがほとんどないからこそ、粉そのものの香りを感じやすく、パンほどふかふかでもなく、ビスケットほど硬いわけでもないその中間くらいの質感。粉たっぷりのやや重めの食感で、クリームやらジャムやらをもりもりトッピングして食べるものとしてピッタリな感じの、とても素朴な味わいです。

フィリングについてはクルミとレーズンでは味も食感も全然違うはずなのですが、スコーン生地そのもののインパクトが強いためか、正直2つ食べ比べたところで大きく味の印象が変わることはありませんでした。

ただ、私はどちらかと言えば、少しでも甘みが足されるレーズンの方が好きだったかな〜？普段だったら断然くるみ派なんですけどね。。

基本的な食べ方としては、パッサパサの口当たりを補うかのように、冷蔵庫に常備しているLAND O’LAKES　スプレーホイップクリームをお皿にたっぷりと用意し、手で一口大ほどのサイズにざっくりと割ったスコーンの上にちょっと引いちゃうほどにクリームを乗せていただき、同時に温かい紅茶で流し込みます。

それを見ていた旦那氏は、いやいやクリーム多すぎるやろ！と冷静に指摘しますが・・・実際に食べてみると、結局このクリームの量こそ普通、というかむしろ必然。との結論に至るわけですよ。あー怖い怖い。。

決してこの商品に非があるわけではないのですが・・・私としては、以前購入したプレーンタイプのアイリッシュスコーンの味・食感が好きすぎたので、今回のアイリッシュスコーンは何かと物足りなかったです。お前・・・変わっちまったな・・・と、そればかり考えてしまいました。

何が変わったのか実際のところはよくわかりませんが、私自身の好みで言えば、もう少し生地感がしっとりホロリとしてほしい。もう少し、口の中でモロモロ崩れてほしい。なによりバターの豊かなコクと香りが欲しい・・・といったところです。

ちなみに、食べる直前に20秒ほどレンジでチンしてみたり、少しだけオーブンで温めることによって若干中の方がしっとりするので、家で食べる時は常にそのようにしていただいていております。

まとめ

アイリッシュスコーンという名前ではありますが、実際に食べた感じは昨年のアイリッシュスコーンではなく、それよりも前に販売されていたバラエティスコーンの方に近い感じでした。

食べていて割とお腹にたまりやすいので食事にもなりそうな感じではありますが、朝食・昼食用にというよりは、やはりおやつの時間にたっぷりの紅茶と一緒にいただきたい感じですね。かなり甘さ控えめなので、わざわざでもクリームやジャムといった甘いトッピングをたっぷり添えて食べたくなります。

私は、以前のアイリッシュスコーンが大好きすぎたので・・・今回、あのアイリッシュスコーンが帰ってきた〜ヽ(´ｴ`)ﾉな、気持ちで手にとって食べてしまったんですよ。。かなり期待をふくらませて。。

なので、決してこの商品が悪いわけではないのですが・・・一口食べてすごく残念な気持ちになってしまったというのが正直なところです。

ただ、この手の商品はおそらく各倉庫店で手作りしているものですから、きっと日によっても出来栄えにばらつきがあると思うんですよね。

たぶん久山倉庫店でも販売されているはずですし、できれば終売になってしまう前にもう一度くらいはチャレンジしてみたいなぁと思っています。このままじゃ諦めきれない。。

あの味よ　もう一度　カムバック・・・( ﾟдﾟ)

おすすめ度：★★★