ビーフレモンステーキ
ビーフレモンステーキ
購入時価格:138円/100g(2019年8月)
ITEM#96244
8月の新商品として紹介されていたビーフレモンステーキです。こちらはコストコの人気商品プルコギビーフと並ぶような感じで陳列されていました!
たっぷりのお肉の上にはスライスレモンがのっていまして、プルコギビーフと同様、すでに味が付けられているタイプのお肉なので、フライパンで焼くだけで美味しく食べられるというとってもお手軽で便利な商品です!
「ビーフステーキ」という名前だと、なんとなく分厚いお肉を想像してしまうところなのですが・・・こちらはプルコギビーフと同じくらいの薄さのお肉が甘辛めのソースでマリネされているんですよ。
なので、ステーキという名前に惹かれて手に取った方は、あれっ?思ってたんと違う!( ゚д゚)・・・みたいな感じになってしまうかもしれません。
ちなみに「レモンステーキ」というのは長崎県佐世保市のご当地名物料理でして、実は日本で生まれた料理なんですよ。九州人の私は割と馴染みがあるメニューですが、全国的にはそれほど認知されていない料理かもしれません。
戦後、佐世保に米海軍基地が出来た影響で「アメリカンステーキ」が流行するも、分厚いステーキはボリュームがありすぎて日本人には重すぎる・・・ということで、日本人の口に合うよう地元の洋食屋さんが考案したのがレモンステーキなのだとか。
佐世保の洋食屋さんに行くと、1人前のステーキ皿の上ですき焼き用ほどの薄めのお肉を焼き、上からレモンソースを絡めたものをいただくことができます。
コストコは海外の珍しい料理(デリカ)が多いイメージがありましたが、こういった日本のご当地メニューが採用されることもあるんですね〜!なんだかとても珍しい気がしてビックリしちゃいました!(´艸`*)
容器の中にはUSDAチョイスグレードの薄切りのお肉がたっぷり約1500g前後入っており、価格は138円/100g。どれを見ても1パックあたり2,000〜2,500円という価格で販売されていました。
商品詳細
名称:食肉加工品
原材料名:牛肉(アメリカ産)、マリネソース(還元水あめ、醤油、発酵調味料、玉ねぎ、砂糖、その他)、玉ねぎ、レモンステーキソース、レモン、増粘剤(キサンタン、加工デンプン)、加工デンプン、ph調整剤、着色料(カロチノイド、カラメル)、酸味料、酒精、(原材料の一部に小麦、豚肉を含む)
保存方法:要冷蔵4℃以下
正味量:1870g
消費期限:加工年月日含め3日
購入時価格:2,581円
※この製品は卵、乳、えび、かに、そばを使用した設備で製造しています。
薄切りのお肉はスライス玉ねぎと共に調味液で味が付けられており、それとは別に個包装になったレモンステーキソースが2つ。あとは薄くスライスした4枚のレモンがのっていました。
お肉はプルコギビーフと同様、USDAチョイスのアメリカンビーフです。玉ねぎも入っていますが量はそれほど多くなく、とにかく上から下まで容器いっぱいにお肉がたっぷり!!
形状的にプルコギビーフと同じお肉が使われているのかな〜?と思ったりもしましたが、中にはお肉1枚がとっても大きいものなんかもゴロゴロしており、プルコギビーフともちょっと違う感じがしました。
本場佐世保で食べられるレモンステーキも、大きめな1枚肉をジュ〜ッッ!と焼いて後で切り分けるタイプが多いので、もしかするとビーフレモンステーキ用に切り分けてあるお肉なのかもしれません。
調理の方法は、油を引いたフライパンを中火で熱し、お肉と玉ねぎ、そして一緒に入っているスライスレモンを焼きます。具材に火が通ったら仕上げに添付のソースをかけて完成!
レモンを焼くというのがよくわからなかったんだけど・・・試食担当の方もスライスレモンをお肉と一緒にジュージュー焼いていましたし、それだけでなく焼き上がりにその焼いたレモンをお箸で持ち上げ、お肉にギュッとレモン果汁をふりかけていたんですよね。
そんなわけで、この料理を作るにあたって、「焼きレモン」は大事な要素なんだろうなぁ〜と思ったりしました。
お肉が薄いので火はすぐに通りますし、特に難しいこともなく調理はとっても簡単です。さっと焼き上げ、付属のソースをふりかければOK!レモンソースはサラサラしており、一見ポン酢のような雰囲気があります。
あっという間に完成です!お肉の水分+後がけのレモンソースで、全体的にしっとりした印象の焼き上がりとなりました。
味について
ベースはにんにくの風味が無いプルコギソースのような甘辛い味にレモンの酸味が加わって、こってり&さっぱり味という、相反すると思われる2つの味が不思議と調和している、なんとも魅力的な味わいです。
甘辛くて酸っぱいって・・・イメージできるでしょうか。。なかなかうまく説明できないのですが、間違いなく言えるのは甘辛い☓酸っぱいは意外と相性が良いってこと。佐世保で食べるレモンステーキとは少し違う感じがしましたが、これはこれでさっぱり美味しくて気に入りました(*゚∀゚)
お肉は赤身中心で、食感は柔らか〜!じゃないけど、普通に噛み切れるので食べにくさはありません。お肉1枚がかなり幅広ということもあり、また量も多いので食べごたえがあります。
これは・・・お酒と一緒にって感じじゃないかな。。熱々のご飯に乗せて食べたい感じ!
気だるい暑さで食欲が落ちがちの今の時期でもモリモリ食べられる味付けで、お肉のせいかレモンのクエン酸のせいか、食べれば食べるほど身体に元気がみなぎってくる気がしました!
特に最近は、あまりの暑さのせいでなかなか食が進まず、島原手延そうめんばかりを食べていたので、余計に身体が元気になった感じでしたね〜。
やっぱりスタミナをつけるには食べるのが一番!食欲無くてもたまにはお肉を食べよう!!(*゚∀゚)
全体的に濃いめの味付けだったので、お肉に限らずこのタレだけでもめっちゃご飯が進んでしまいましたよ〜。
気になった点
実際に食べてみて思ったのが、味付け済みのお肉なので、ただ焼くだけでも充分味がついているんですよね。
そして、後がけする方のレモンステーキソースの方にもしっかり塩気が付いているので、後がけのレモンステーキソースはうまく量を調整しながら使用しないと、思っていた以上に塩辛くなりすぎてしまうので注意が必要だなと思いました。
というか、レモンステーキソースは使わなくても、付属のレモンスライスと一緒に焼き上げることでちゃんとレモンステーキっぽい味になっているんですよね。個人的には味付けはそれだけでも充分な感じがしました。
なので結局、我が家では付属のレモンステーキソースを使ったのは最初の一回目のみで、それ以後は後がけのソースは使わずにいただきました。
また、焼いたお肉に別に用意した生のレモンをグッと絞ると、塩気は足されることなく味の濃さはそのままレモンのフレッシュな風味と酸味が足され、めちゃくちゃ美味しくなりましたよ〜!個人的にはこの食べ方が一番おすすめです。
ビーフレモンステーキのアレンジ
我が家ではそのほとんどを普通にフライパンで焼いてご飯のおかずとして食べたのですが、一部は瓦そばにしてみました!これはめっちゃ美味しかった!(´艸`*)
瓦そば(かわらそば)というのは、山口県下関市のご当地料理です。本場では、熱した瓦の上に緑色の茶そばを乗せて表面をカリッと焼き、甘辛く味付けしたお肉、錦糸卵、刻み海苔などをトッピングし、レモンともみじおろしを加えた温かいめんつゆで食べる料理なのですが、家では手軽にフライパンで焼いたおそばだったり、ホットプレートで焼いたおそばを使って作ることができます。
瓦そばは、甘辛めの味付けとお肉から出る油とレモンの酸味が温かいめんつゆにガッツリ絡む感じが至高なわけで、これまでは焼いたプルコギビーフを使って作っていたのですが、ビーフレモンステーキなら甘辛い味付けも、お肉の脂もレモンの酸味も全て兼ね備えていますからね。
ビーフレモンステーキを使って瓦そばを作ると、さっぱりしたレモンの酸味とお肉の肉汁がめんつゆに加わってジューシーな味わいとなり、お蕎麦ともよく絡んでとっても美味しくいたただくことができましたよ〜。
長崎と下関のコラボな料理ですね!白飯じゃなくて、麺料理でも美味しく食べられるんだなぁ〜。
まとめ
食欲が湧かない時でもさっぱり&ガッツリ食べることができる、今の時期にピッタリなお肉料理です!調理も簡単だし火が通るのも早いので、手早くメイン料理が作れるというのもありがたいですね!
酸っぱさは別添されているソースで調整することができるのですが、レモンステーキソースを全部加えてしまうと味が濃くなりすぎてしまうので、自分の好みに合わせて適宜調整しながら加えることをオススメします。
元のお肉の味はそんなに酸っぱいわけではないので、他の料理にアレンジすることもできますし、なにかと使い勝手も良いように思います。
味付けの分類的にはどこかプルコギビーフに似たようなところがあるので、いつもプルコギビーフを買っているという方はちょっと変わり種ということで、こちらを試してみるのも良いかもしれませんね。
おすすめ度:
コメント
山口県出身です。
たまに瓦そばを家で食べるのですが、これはナイスアイデア!
わざわざレモンを準備するの面倒だな〜と思ってたので、、、
今度、試してみたいです。
瓦そば画像にウインナー1本置いて、スマイルにしたい~♪
我が家ではホットプレートで焼きつつ玉ねぎ、ナス、舞茸なんかを足してグツグツしてすき焼きっぽく食べました!
サマーすき焼って感じで美味しかったです
それいいですね!
ちょうど今晩舞茸と炒めて食べようと思ってましたが、すき焼き風にしてみます!
ありがとうございます。
わぁ一緒だ~!
私も瓦そばにしましたよー(*´∀`)
フンドー○ンさんのレモンステーキソースを買ったりしてました。
それっぽい味かな?と想像していたら、全然違ってました。
大皿に山盛りキャベツと野菜をレンチンし、その上に炒めたお肉を盛り付け。
一緒に食べて、何とか味の濃さがちょうど良い感じ。
付属のソースは2袋とも冷蔵庫にあります。
大根おろし&ポン酢で、和風ハンバーグや、チキンソテーで、消費しようかと思ってます。
この間、中部ではグラム98円で売ってました。牛肉なのに〜おトク感満載だったので購入しました。美味しいですよね!
私も先日久山で購入しました。
最近、レモンの商品増えましたよね。
私はお弁当のおかずとして小分けにして冷凍してるので、ソースもちょっとずつ揉み込みました。焼いてる時にレモンの香りが飛ぶのが気になるので、ポッカレモンを後入れしたら、風味がでて良かったですよ。
吉野家の牛丼にレモン風味を足したような味でした!