USAビーフ バラ芋煮用スライス
USAビーフ バラ芋煮用スライス
購入時価格:228円/100g
ITEM# 98413
おぉぉ〜「芋煮用スライス」のお肉が福岡のコストコで売ってるなんて!!すごい(゚∀゚)
「芋煮」というのは山形の郷土料理で、大きなお鍋に里芋・こんにゃく・ネギと一緒に、薄ーくスライスした牛のバラ肉を入れて、醤油ベースの調味料で味付けした料理です。
私は一度だけ、山形にテレビの撮影で行ったときにお店で食べたことがあるのですが、これが本当に美味しくて!福岡に帰った後もしばらくは真似して作ったりもしていました(´艸`*)
ちなみに、今回の「芋煮用スライス」は、山形県のかみのやま倉庫店で販売されているのを見たことがあるんですよ。
今からおおよそ5年ほど前の話になるのですが、その時に芋煮の文化がある地域限定で販売されている商品だと教えてもらいまして、なるほど!芋煮はそれだけ日常的によく食べられている料理なんだなぁ〜なんて思ったんですけど
それが今回、芋煮とは全く縁もゆかりもない福岡の久山倉庫店で発見しちゃいましたからね〜。もしかすると、今後はこういったご当地アイテムが全国で取り扱われるようになったりするのかな!?
商品詳細
名称:牛肉
保存方法:要冷蔵4℃以下で保存
消費期限:加工年月日含め4日
正味量:1489g
購入時価格:3,395円
長さは30cm強くらいと細長いカットになっていますが、ペラペラとした「薄切り」ではなく、3〜4mmほどの厚みのあるお肉が綺麗に並んで詰められていました。
さすが「バラ」を名乗るだけあって、薄くスライスした豚バラに通じる見た目をしています。
ただですね・・・このお肉の部位については「バラ」としか書いてなくって、アメリカンビーフのどの部位かというのはわからないんですよね。
でも、このお肉のスジの走行や脂肪の位置、サシの入り方を見ると、おそらくショートプレートなんじゃないかな〜?と私は思っています。
コストコの牛バラ肉と言えば、ショートリブというバラ肉の方が馴染みがある感じですが、以前BBQ用に何度か購入したショートリブとは筋の入り方とかサシの量、少し繊維が粗めな感じなど、ちょこちょこ違う点があるなと思ったんですよ。
対してこちらは、以前購入したUSビーフチョイス ショートプレートバラ薄切りに少し似た雰囲気があるんですよね。
とはいえ、単価が安いショートプレートと比べれば、こちらは少しお高め(まぁそれでも、他のお肉屋さんでは考えられない価格ですが)で、コストコで販売されている肩ロースくらいの価格になるので、全く同じ部位!とは言えないのかもな〜とも思っています。実際のところはどうなんでしょう?
はっきりしているのは、以前食べたショートプレートの「薄切り」と比べると、こちらのほうが厚みがあるカットだということ。もしかすると、これが芋煮にちょうど良い厚み、ということなのかもしれませんね〜。
味について
というわけで芋煮です!大きなお鍋にたっぷりの里芋とちぎったこんにゃく、ごぼうと、最後に適当にカットした牛バラを加えました。調子に乗っていっぱい作ったら、作りすぎて3日分くらいになりましたー(;´∀`)
味マルジュウが手元にないのが残念でしたが、出汁とめんつゆ、お醤油を使ってできるだけ山形で食べた味を思い出しながら再現してみました。
山形の方、なんかちょっと違うんだけど・・・みたいなところがあったらぜひ教えてください。今後もきっと作ると思うので・・・m(_ _)m
(あと、もしよかったらどんなシーンで食べるものなのか?・・・も、教えてもらえると嬉しいです。ご飯のおかず?それともお酒のお供?もしくは芋煮だけで食べるもの?というのが未だわからずにいます。)
味はちゃんと美味しかった!ちゃんと芋煮の味だと思う!(゚∀゚)
記憶頼りではあるのですが、私が山形で食べたあの芋煮の味がいい感じに再現できたように思います。
でもたしか、山形で食べた芋煮はもっと汁が脂っぽかったのと、お肉のカットはこちらよりもさらに薄切りだったんですよね・・・。
牛バラの脂がそこまで汁に溶け出していないところを見ると、やはりアメリカンビーフの牛バラは、日本のお肉よりも脂身の量が少ないのかな〜?と思ったりしました。
あと、お肉そのものは筋が結構多めだったので、例えば焼肉みたいに鉄板でサッと焼いて食べるにはちょっと口触りが気になるかも。やはりそういった点でも「煮る」料理に向いているお肉だと思いました。
芋煮の他には例えば、牛丼とか肉じゃが、肉豆腐みたいな料理に向いている感じですね!
薄めだから味が染み込みやすいし、少しだけ筋っぽいところもあるけど特に食べにくいってことはないし、お肉の味もしっかりしているし、食べごたえもあってとってもいい感じ!
それと、ショートプレートの薄切りは本当に薄いスライスだったから、雑に扱うと繊維にそってお肉がビッ!と裂けやすかったんですよね。その点このお肉はそういうこともないので小分け保存もしやすかったです。
まとめ
私が5年ほど前にかみのやま倉庫店で見た「芋煮用スライス」というお肉を、まさか福岡で発見できるとは思ってなくてビックリでした〜!
「芋煮」という料理を知らない方も少なくないと思いますが、レシピもネット上にたくさん出回っているので、こちらを買った際にはぜひとも一度チャレンジして頂きたいです。とっても美味しく作ることができて大満足でした(´艸`*)
これで芋煮用バラ肉と一緒に味マルジュウもセットで販売してくれれば本当に最高だったんだけどな〜。でもさすがにそれはなかったですね(;´∀`)
おすすめ度:
コメント
味マルジュウのレポートと合わせて読ませて頂きました。よだれものですね。
なんでご当地物ってこんなに魅力を感じるんだろう…。きっと同じ国内でありながら食べる機会は少なく、それでいて地元愛溢れる食べ物だからでしょうか。
味マルジュウの時と同じく、ストウブ鍋一杯に作っちゃうコス子さんもかわいいですね。
はじめまして。
こちら私山形県住まいです。
芋煮美味しそうに作って頂き、ありがとうございます。
汁と少し具残った状態で、うどん入れて好みのカレーのルー入れて煮込むと美味しいですよ。
おすすめですので試してみてね💕
うどんとカレーは鉄板みたいですね!うちの子たちははじめからうどん玉を入れて甘めのお出汁のうどんだと言って喜んでいます(´艸`*)
私は生まれてからずっと関東在住ですが、子供たちが小さい頃は10月下旬〜11月上旬の秋空の下、数家族のグループでBBQしながら山形出身の主婦が監督になって芋煮会をやってました。
里芋、人参、長ネギ、キノコ、こんにゃく、牛肉をグツグツ煮込んでたっぷりお醤油を入れて
みりんとお砂糖をほんの少しで味付けしてました。
大人も子供もみんな大好きで美味しくたべてましたよ。
芋煮は家庭でも作りますが、王道は秋の河原で行う芋煮会に尽きると思っています。
芋煮会は南東北3県(山形、宮城、福島)の文化らしいです。
メシ系ブログの「みんなのごはん。」さんで詳しい説明を見つけたので貼っておきます。
【東北人・山形人の「芋煮愛」がハンパない!東京在住イモニストたちが集まる芋煮会が、味もこだわりも最高だった】
https://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/miyake/3636
私自身は他県から「それはもはや、味噌味のけんちん汁」と揶揄される福島人なので(笑)正統派山形芋煮を食べたのは1度しかないのですが、上品な仕上がりに衝撃を覚えた記憶があります。
ちなみに福島県の芋煮には、なめこが入っていると紹介される事が多いのですが、それは美味しいきのこが沢山採れる会津地方だけじゃないかな?と思ってます。(私は入れない。そして隠し味にはビールを投入)
リンクを貼ったブログにもありますが、全く知らないグループとの料理交換が自然発生するのも芋煮会の醍醐味。今はできませんが、屋外で芋煮会をする楽しさが全国に広まればいいのに。。と思います。
(※焚火で芋煮を作る時は、鍋の外側にクレンザーを練ったものを塗り付けておくと、煤がこびりつかないので後処理が楽になりますよ。焚火は許可されたエリアで楽しんで下さい。)
あ!ビールを入れるのは一緒に作る焼そばか。
ビールで蒸す。
山形は〆カレーうどんのようですが、福島は大抵一緒に焼そばを作ります。(味噌味だからカレーに出来ない)
母が山形出身なので芋煮は母の味の1つです。
ウチのは食べる直前にネギを大量に投入し、シャキシャキ食感で、と言うのが母のこだわりですかね。
私も気付いたら鍋、てんこ盛りに作っちゃってます😅
ネギはシャキシャキ食感がいいですね(´艸`*)私も今後はそうやって作ってみます!
山形 内陸在住です。芋煮の季節になってきました!コス子さんに山形の芋煮を紹介していただけるとは!
我が家は具材はコス子さんのに、キノコ類をプラスします。1日目はご飯とともに。2日目は芋煮うどんに。コロナ前は県外の親類がお盆や正月に集まった時も振る舞って盛り上がります。芋煮は父が作る時もありますよ〜。
保育園でも秋に園庭にブルーシート敷いて芋煮会。おにぎりと一緒に大鍋3つ、醤油ベースながら、それぞれの鍋の味付けの違いも楽しかったです。
愛すべき郷土料理です。
きのこは何入れても合いそうですね!私はやっぱり大好きな舞茸かな〜(゚∀゚)
芋煮におにぎりを合わせるというのもとても参考になりました。やっぱりおかず的なポジションということなのかな?
私は山形でも庄内出身なので豚肉+味噌味なんですが秋の休日に川原や海の岩場でみんなで食べていました。うちはおにぎり持参でした。
小学校や中学校のクラスのリクレーションとしても行きました。懐かしい思い出です。
地域によってお肉や味付けの種類が変わるというのは以前から伺っていたのですが一つ疑問。
豚肉で味噌味なら豚汁なのでは・・・?と思ってしまうのですが( ゚д゚)そこのところはどうなんでしょう?豚汁と芋煮は違うものなのでしょうか?
福島県に住んでましたが、芋煮は学校や地域の子ども会の芋煮会で河原で岩を組んで火を起こして大鍋で作ってみんなで食べる特別なイベント感のある楽しい食べ物で、家では食べませんでした。レシピなんてあってないようなもので、好きな物入れてみんなでわいわい食べれば美味しいんです。肉も牛だったり豚だったりテキトーでした。
米沢の母は、牛肉の半分はダシ用として、初めに里芋と鍋に入れてグツグツ煮て、牛肉の旨味脂身を存分に出してました。だからかな、脂が汁にとけだしてないとコスコさんが感じるのは?
残り半分は、食べる用の後入れ牛肉でした。
久しぶりに食べたくなりました。
私がお店で食べた芋煮は、ギットギトというまではありませんでしたが割と脂が浮いてたんですよ。旨味もしっかり出ていて美味しかったのです。米沢のお母様と同じようなこだわりの作り方だったのかもしれません。。
芋煮の話題うれしくて初コメです!
おすすめはプラスしめじ・舞茸・どっさりネギです。ネギは甘みが出るので思ってる2倍量入ります笑 半分早めに入れてクタっと、半分直前入れでシャキッと!食感の違いが楽しいですよ。
河原の重機を使った芋煮会が有名ですがコロナ禍で2年連続中止になりました(´ω`)里芋が採れる時期になったら我が家は週1レベルで食べます。ぜひ次回は味マルジュウで!
山形在住です。コス子さんに山形の芋煮を取り上げて頂けるなんて!!!思わずコメントさせて頂きます。
我が家ではしめじや牛蒡も入ります!普段の夕食の汁物としては勿論、芋煮会と称してBBQのように川原で食べたり(昨年・今年は自粛ですが)、保育園や小学校でも給食で出ます。ちょっとしたおもてなしにも作りますね♪