腸詰めポーク(生ソーセージ)国産豚肉使用 1.5kg
腸詰めポーク 1.5kg
購入時価格:2,480円(2021年1月)
参考価格:2,498円(2023年1月)
ITEM# 99147
精肉売り場ではじめて見かけた商品!丈夫なパッケージにたっぷり1.5kg入った「腸詰めポーク」という商品を買いました。いわゆる豚肉のソーセージですね!
こちらは、1つのケースの中に長細いソーセージが10本入っています。それが3セットなので全部で30本入り。1.5kg入りなので1本あたりの重さは約50gとなります。単価は1本あたり82.6円。
全体で見ると2,480円というのはなかなか手が出にくい気がしますが、このサイズ感のソーセージが1本82円というのは決して高すぎる!という感じではないかな〜?と思ったんですよ。
何より面白いのは、こちら「未加熱品」であること。つまり、一度も加熱処理がされていない「生ソーセージ」なんです。
スモークの香りが漂うソーセージも大好きですが、お肉の味わいをダイレクトに楽しめる生ソーセージもまた違った魅力があるんですよね〜(´艸`*)
生のひき肉にスパイスを混ぜ合わせてケーシングに詰めただけのソーセージなので、必ず食べる前にしっかり火を通す必要があるのでそれだけは注意ですが、なかなか珍しい気がしたので今回購入してみることにしました。
しかし、いつも思うんだけど、この「腸詰め」って言葉の響きはなんとかならんもんかね・・・( ゚д゚)
「腸」へ「詰め物」をするってことだから、まぁソーセージですし当たり前っちゃ当たり前の名称なんだけど、文字にしたり声に出したりするとめっちゃリアルな感じで生々しい気がするんですよねぇ。。
もしかすると、ここで馴染みがある「ソーセージ」という呼び方にしてしまうと、加熱調理済みのソーセージと間違えてしまって十分加熱調理しないまま食べちゃう、みたいな間違いが起こるかもしれない・・・という、事故避けみたいな意味合いもあるのかなぁ。。
商品詳細
名称:未加熱味付け豚肉腸詰
原材料名:豚肉(国産)、豚脂肪(国産)、ポークエキス、羊腸、食塩、砂糖、香辛料/酢酸(Na)、pH調整剤、V,C、酵素(一部に豚肉を含む)
内容量:1.5kg
消費期限:購入日含め5日
保存方法:4℃以下で保存してください。
アレルギー物質:豚肉
※本製品は「未加熱品」ですので、必ず中の挽肉の中心まで、十分に加熱してお召し上がりください。電子レンジ調理不可
栄養成分表示(100g当たり):エネルギー 261kcal、たんぱく質 13.4g、脂質 22.6g、炭水化物 1.0g、食塩相当量 2.3g
このソーセージは日本のメーカーさんが製造している商品で、原料も国産の豚肉が使われています。
封を開けたらこんな感じです!すごい!めっちゃ肉肉しいぞ!!( ゚д゚)
長さは約15cm、厚みは2cm〜2.5cm程で、一般的にはフランクフルトと呼ばれるサイズのソーセージです。
コストコでお馴染みのジョンソンヴィルソーセージやフードコートのホットドッグのフランクフルトと比べるとかなり細身の体型でした。
外側からは、豚肉の赤黒い色と脂肪の白がまだら模様になって混在しているように見えます。よく見るとちょこちょこ香辛料の粉の粒みたいなものも見えますね。
生肉が詰められているだけなので手触りはブヨブヨで柔らかです。ひき肉の触感がそのままダイレクトに伝わってきます。
取り出した時に初めて気がついたのですが、こちらはソーセージが5本ずつ、びろーんとつながっているんですよ。
すごい!漫画みたいだね!(゚∀゚)屈強な肉屋のご主人が首にかけているネックレスみたいです。笑
ちなみにこちら、繋ぎ目の部分はハサミでちょんとカットしても、そこからお肉が溢れ出るということはありません。ちゃんとキュッと閉じたままだし、少しくらい雑に扱ったとしても、ケーシングが破れるようなことはなく見た目よりもかなり丈夫でした。
調理方法は特に書いてなく、中までしっかり火を通すということだけが注意書きに書いてあっただけです。でも電子レンジ不可のマークは沢山書かれているのでレンジ加熱で調理することはできないみたいですね。
というわけで、過去に食べた生ソーセージの調理方法をこちらにもそのまま採用しました。まずはしっかり中まで火を入れる為に一旦ボイルをします。
生肉だから当然なのですが、一般的なソーセージのような赤茶色っぽい色にはなりません。ボイルだと白〜灰色といった感じの自然なお肉の色をしています。
わかってはいてもちょっと見慣れない見た目で少しギョッとします(;´∀`)
沸騰しない程度のお湯で6分ほどボイルすると、ケーシングの中が膨らんだお肉と溜まった肉汁で今にも破裂せんばかりにパンパンになっていました!
さらにちょっとだけ表面に焼き目を入れたくて温めたフライパンに乗せると、その熱の刺激だけでソーセージに小さな穴があき、中からまるでアサリの潮吹きのような勢いで肉汁がピュッ!ピュッ!と飛び出してきました。
うわわ( ゚д゚)肉汁が!!勿体ない勿体ない!
ボイルだけだったら破れることなく、中の肉汁がしっかりケーシングに留まってくれるんだけど、ちょっと香ばしさも欲しいので私は焼く派です。
ただ、私と同じように焼きたい!という人はぜひともパンパンに膨らんだ風船を扱うかのように、ケーシングを破らないように大事に大事に転がしながら焼いてください。
ちなみに・・・ボイルせずにいきなり焼くと、中の方までちゃんと火が入っているかどうかが、見た目では判断しにくいように思います。あと、いきなり焼き始めるとケーシングが破れやすいです。なので、個人的にはボイルからのグリルがオススメです!
味について
ソーセージそのものはフワッと柔らかめで歯を立てるとすぐに噛み切ることができて、中からブワッとたっぷりの肉汁が溢れ出てきます。
粗挽きのお肉は生ソーセージならではのプリプリッとした食感。味付けは独特なハーブや香辛料みたいなものは無くて、ちょっと甘めに味付けられたソーセージ、という感じです。
甘めの味付けというのかなぁ・・・味付けというか溢れ出てくる脂が甘いんですよね。塩気も一度ボイルしたからなのか想像していたよりは控えめでした。ちょうど良い味付けでとっても美味しい!
一口一口食べる度に、いちいち肉汁がすごくて( ゚д゚)ケーシングもお肉もとても柔らかい食感なので、もはやこれは「飲む肉!!」
良く言えばめちゃくちゃジューシーだけど、悪く言えば割と脂っこいです。
また、焼き立てアツアツで食べられれば良いんだけど、冷めると脂が冷えて固まって美味しくないし、食感も悪くなってしまうんですよね。焼き上げた後のフライパンに残った脂が真っ白になっていてギョッとしてしまいました。
生ソーセージの良いところは、このまま焼いて食べる以外にも、生のまま外側のケーシングを取り除いて、中身のソーセージミートのみを料理に使うということができる!というところです。
日本では珍しいのですが、海外ではソーセージミートもお肉屋さんでは割と一般的で、量り売りで販売されていたりもするんです。肉詰めのフィリングにしたりピザのトッピングにしたり、パスタやスープの具材にしたりといった様々な調理方法があります。
ケーシングから中のお肉をしごくように取り出したら、本当に気持ちが良いほどつるーん!と取れるので、ソーセージミートとして使うのもめちゃくちゃ楽ですよ。
このソーセージミートにキャベツやニラを加えたら、もしかしたら味付け不要の餃子が作れるかも・・・?と思い立って作ってみました。
みじん切りしたキャベツとニラに塩を馴染ませてしっかり水気を絞り、ソーセージミートとしっかり混ぜ合わせただけです。調味料はなにも加えず。
すると、ソーセージミートの脂が野菜の水分と混じって、いい感じにジュワッてくる餃子ができました。
味は・・・うん。。
ソーセージ味の餃子でした( ゚д゚)
姿形は変わっても、やっぱりソーセージはソーセージなんだなぁ。。
もともとの味付けを活かしたのでちょっと甘めの仕上がりになったということもあり、子どもたちは「いつもの餃子より美味しい!」と喜んで食べていましたが・・・大人目線で言うと「餃子はなし」ですね・・・(-_-)
ナイスアイデアと思っただけにちょっと残念。
もしかすると生姜やにんにくを混ぜたり醤油や酒で味をつけたらもっと違った印象になったかもしれませんが、それならわざわざソーセージミートを使う必要もないなぁ〜と。普通に豚ひき肉使った方が早いし安いわけで。
というわけで、今回のレシピは全く参考になりませんが、こういう風に「味付きひき肉」と思えば割と活用の幅は広がると思います。なにか良い使い道があればいいんだけどなぁ・・・。
まぁ今回は、普通にひき肉から作る餃子よりもはるかに簡単に作れたし、子どもたちが喜んでくれたからこれはこれで良しということにします。
まとめ
精肉売り場の新商品「腸詰めポーク」は輸入お肉が苦手という方にも安心の国産豚肉を使った商品です。
生肉ならではのプリプリっとした食感と、たっぷり詰まった肉汁がとっても印象的な味わいでした。10本ずつ3つに分かれているというパッケージも使いやすくて良かったです。
生の味付けひき肉がケーシングに詰められているだけという非加熱商品なので、しっかり中心部まで火を入れなければならない点と、一般的なスモークソーセージと比べると、消費期限が短めであるという点は注意が必要です。
私は使い切れない分は1本ずつプレスンシールで包んで、ジップロックで密閉したものを冷凍保存しています。
使う時は必要な分量だけ1本から取り出して調理しています。柔らかいお肉なので冷凍庫から出したばかりでも包丁でサクサクカットできるし、1本50gなのも使いやすいです。
味も冷凍前と変わらず美味しいし、使い勝手も特に変わらずめっちゃ使えます。だだ、ひき肉は生の塊肉と比べると傷みや劣化が早いので、あまり冷凍保存を過信せずに早めに食べたほうが良さそうですね。
ソーセージとして食べるのはもちろん、色々な料理に使おうと思えばあっという間に無くなっちゃいそう。
※動画レビューはこちら⇒腸詰めポーク(生ソーセージ)
おすすめ度:
コメント
とーってもよくわかりました。新たな商品は本当に買う時悩みます。、でも、餃子のレビューまで。とっても贅沢な丁寧な解説、ありがとうございました。
餃子はオマケです。でも子どもたちにまた作ってとせがまれるので、わりかし好評だったようです(;´∀`)
生ソーセージって、思った以上に油ありますよね。ポトフとかに入れたら味が出て美味しいかも?と思いました。
それにしても昨日のハイローラーといい、このソーセージといい、リメイク方法が私の想像できないものばかり。コストコの商品って大容量だから、こういうリメイク術、とっても助かります。そして何より楽しい!これからも楽しいリメイク楽しみにしています!
世に出せない失敗例もたくさんあります(;´∀`)
腸詰め。むかしむかしお料理教室でお肉をミンチにして味付けをして、羊の腸に詰めてクルっクルっと捻って手作りソーセージを作ったことを思い出しました。
久しぶりの今朝の一笑
https://bbs.costcotuu.com/fan/1531139?page=3#post_1535771
羊の腸ってドンだけ長くて薄いンやぁ~?!
上手いコトやる加工方法あるンやろなぁ~
私は昔、中学の家庭科でソーセージを作ったのを思い出しました。羊の腸の塩漬けを塩抜きして戻して、絞り器でお肉詰めて、クルクル回して、、その時は皆んなでワイワイやってたのでレシピなんて覚えてないですけど>_<
でもとっても美味しかったのは覚えてます。友達と皆んなで作ったから美味しかったのかなー??ちなみに千葉の中学校です(^^)
今度これ買ってみようかなー
ソーセージはJIS規格で「くん煙し又はくん煙しないで加熱し又は乾燥したもの」と定義されているんです。国内で生肉の腸詰めをソーセージという商品名で売ることはできません。
この商品は精肉コーナーで以前から売っていた腸詰めのパッケージ変更版ですね。ただの食品トレーよりは小分け保存しやくなりました。
味に飽きたらホームセンターでチップを買ってきて、古いフライパンで自家製スモークしてみてもおいしいですよ。
なるほど納得です。日本でソーセージは加熱処理されたものだけの名称なんですね。
甘さは砂糖が添加されているからですね。
私はちょっと苦手かも> <
中身だけを出してロールキャベツの具として使っています。時短になって便利です。
ロールキャベツは良いですね!少なくとも餃子よりは相性バツグンなはず!笑
こちら最寄りの倉庫店で年末にほぼ半額という信じられない値段がついてた時にかいました。売場のおじさんに「保存するときは一度茹でてから冷凍するのがオススメ」とききそうしてます。
ウィンナー類はズボラな私は蒸し焼きすることが多いです。
少量の水(50㏄以下くらい?)をフライパンに入れて蓋して、時々揺らしながら放置。適当なところで蓋を取って、水を蒸発させながら焦げ目を付けて出来上がりです。
味はボイル後の焼き上げと変わらない気がします。これなら調理器具はフライパンだけで済むし手間もかからないと思うので、よろしければお試しください。
確かに!それは簡単ですね!ケーシングは破れないでしょうか?試してみます!
>生ソーセージの良いところは、このまま焼いて食べる以外にも、生のまま外側のケーシングを取り除いて、中身のソーセージミートのみを料理に使うということができる!というところです。
ソーセージの意味なさすぎて。。
生ソーセージをケーシングから外して料理に使うのは、イタリアではごく日常に行われています。
ご参考までに。
おはようございます。
生ソーセージ食べたくて買いに行ったのに
とうとうなくて。。。スタッフにも聞いたんですよ(泣)売り切れなのか、取り扱いがなかったのか、スタッフもわからない返事でさあ。全店舗対象って書いてあるのにね。納得いかないなあ。
以前あった、店舗で製造していた生ソーセージとは味が違います。かなりしょっぱい。
容器はエッジが鋭くてポリ袋に入れても穴が空いてしまい、冷蔵庫にしまいにくくなりました。
以前のように店舗製の三種(太いの、細いの、ハーブ)に戻して欲しいです。