半生パスタ　シャラティエッリ（il Pastaio MAFFEI）

半生パスタ　シャラティエッリ（il Pastaio MAFFEI）500g×2袋
購入時価格　599円

以前紹介した半生パスタ（フジローニ）と同じメーカーの半生パスタ、シャラティエッリです。冷蔵棚の同じ場所に陳列されていました。

あれ？この前はこのパスタ無かった気がするけど？フジローニと同様、2袋のセット販売になっていまして1袋500g入りの計1000g。フジローニよりも若干量が多いですね。

しかし、シャラティエッリという名称のパスタを私は初めて聞きました。もちろん食べるのも初めて。調べてみたところアマルフィ地方など南イタリアの郷土料理である手打ちパスタの事を指すそうです。

特徴は幅５～７mm位あるきしめんのような太さ。生地には卵を使用せず、セモリナ粉、水、塩をベースで作り、時には牛乳やハーブなどを練り込む事もあるそうです。その太さ故に茹で時間も一般的なパスタよりも長いそうです。

今回購入したこの商品も一般的なパスタと比べ極太です。イタリア料理屋さんで生パスタが売られているみたいな感じで、1人前ずつ？ひと塊になった状態のパスタが1袋に８個<入っていました。

これが１玉ですね。ビジュアル的に食欲がそそられてイイ感じ。計算上ではこの１玉が62.5gということですが、実際量ったら60～65gってとこですかね。１玉１人前にしては若干少なめな感じですね。

モチモチした食感とソースに絡みやすい形状という事なので、スープ系のソースと合わせる食べ方が多いそうです。また産地が海の側であることもあり、主にシーフードの食材やソースと合わせて食べるのが一般的とのこと。

食べ方が分からなかったので、シャラティエッリという名前で画像検索してみたら、その食べ方のほとんどがトマトベースでシーフードと合わせたパスタのようでしたので、参考にさせて頂くことにしました。

原材料：デュラム小麦のセモリナ。半生パスタなので要冷蔵です。賞味期限はちょうど1ヶ月先までOK。

パスタの茹で時間は６～７分と短めです。純粋な生パスタと比べると半生パスタなので茹で時間も短めで済むのは嬉しいですね。１玉ずつ塊になっていますので、量も把握しやすいです。

トマトソースとシーフードということだったので、クラシコパスタソーストマト＆バジルとシーフードミックス（マリンゴールド）を使用。

味の感想として

ううむ・・・これがシャラティエッリというパスタか。。なんだかコシが無い硬めのうどんを食べてるみたい。

大分の郷土料理にだんご汁という、軽めに練った小麦粉を引き伸ばして汁に入れるといった食べ物があるのですが、食感がそのだんごの生地に似てる気がしてちょっと懐かしい。ばーちゃんが昔よく作ってくれたなぁという感じ。

少なくとも私が想像していたパスタの味ではないです。不思議ですよね、原材料はフジローニと同じ内容なのに形が違うだけで全然別物みたい。噛んだ時の小麦の甘みはちゃんとパスタですが、食べれば食べるほど、やっぱりうどんを彷彿とさせる雰囲気があるんだよなぁ。

モチモチ食感・・・とは何だかちょっと違う気がする。ソースに絡みやすい、という印象もそこまで感じられない。

よっぽどガロファロスパゲッティの方が麺の表面がザラザラしていてソースに絡みやすいような気がするし。。

この麺に関しては、サラサラのスープよりもドロっとして麺に絡みつきやすいソースの方が私は美味しく感じられました。ちなみに二回目はクラシコフォーチーズアルフレッドを使って和えてみたのですが、こっちの方が私は好みだったかも。

決して美味しくないわけじゃないですよ。そもそもシャラティエッリというパスタを初めて食べたのでイメージしていた味と違うなぁという印象だっただけで、これはこれでアリな気もします。が、私の個人的な好みだと、前回のフジローニの方が期待を裏切らない感じがして好きです。

麺が太いせいか、けっこう食べごたえがあります。合わせる具材にもよりますが、３玉で大人２人分で丁度いい感じかなー？１玉１人前じゃちょっと少ないし、２玉だとちょっと多すぎる、といった感じでちょっと量が中途半端な気がしますね。

３玉で大人２食分の計算として全16玉だと考えると、1食およそ25円ということになるので、値段は安いし量も手頃なので、興味本位でも試す価値はあると思います。開封後は3日以内に食べる必要があるらしいので、それだけはちょっと注意ですね。

珍しいパスタが自宅で食べられたのは嬉しいけど、おそらくリピは無いかなー。好みの問題でしょうけどね。このシリーズは他の形状のパスタもあるようですし、次は別のパスタも試してみたいです。

おすすめ度：★★★★