ミートローフマッシュドポテト

ミートローフマッシュドポテト　1300グラム　998円

久しぶりにデリカを購入しました。夕食用として旦那氏に選んでもらったのがこのミートローフマッシュドポテトです。

横30センチほどの大きな容器に2/3がミートローフ、残り1/3にマッシュポテトが詰められていました。これを夕食にするならばご飯も炊かなくて良いじゃん！と購入。

ハンバーグはよく作りますが、今までミートローフだと認識したものを食べたことあったっけ？無いかも。

ミートローフは異国の料理で、自分で作ろうなんて今まで考えたこともなかったのですが、アメリカを代表する家庭料理の一つで、外食というよりは家で作って食べる事が一般的らしいですね。

自分が想像していたよりも全然敷居が低い料理なのかもしれないなーなんて思いました。コストコはひき肉も安いですからねー。でもやっぱりデリカは、買って帰って温めるだけで食べられるという手軽さが良いですよね。

名称：惣菜
原材料：ミートローフ（牛挽肉、牛乳、卵、玉ねぎ、パン粉、オリーブ油、粒入りマスタード、ガーリックパウダー、ウスターソース、食塩、香辛料）、マッシュポテト（じゃがいも、大豆油、ミルクパウダー【スキムミルク、クリーム】、食塩、クリームチーズ、クリーマー【ホエイ、ホエイプロテイン】、香辛料）、トマトケチャップ、トマトペースト、ブラウンシュガー、バター食塩、パセリ、増粘剤（ＣＭＣ−Na、ローカスト）、着色料（カロチン、カラメル）、ピロリン酸Na、乳化剤、イーストフード、酸味料、香辛料抽出物
保存方法：要冷蔵4℃以下
調理方法：蓋を取り、電子レンジで10分程温めてからお召し上がり下さい
賞味期限：加工年月日を含め3日

蓋を開けた瞬間、結構強いニオイがもわーんとしました。ガーリックの香りの他、色々なハーブの香りが入り交ざった異国感溢れる複雑な香りで、普通に食べれるかどうかちょっと心配になりました。。

この商品はとにかく、見た目のボリューム感がめっちゃすごい。容器に敷き詰められたひき肉の塊は巨大なハンバーグを彷彿とさせるものでして、見ているだけでお腹一杯になります。持った感じもズッシリと重いです。

赤いトマトベースのソースがべったり塗られていて、大きなお肉に切り込みが入っています。大量のマッシュポテトにはパセリが振られていて、上にバターの欠片が乗せられていました。

当然大人2人では食べきれる量では無かったので、小分けして温めるべきだと思ったのですが、あまりに腹ペコだったのと、取り分けるのが面倒に感じてしまいまして、思わず容器のまま電子レンジに突っ込んでしまいました。

温めたものをどーんとテーブルに出して、さあ好きなだけお皿に盛って食べたまえ！って、なんてズボラ。。

温め方について。とりあえず500ワットに調整して10分間レンジで温めてみたのですが、表面は温かく、中は冷たい状態で思ったような感じになりませんでしたね。ミートローフの中心部分の温度を確認しながらちょこちょこ温めなおして調理しました。温めている途中から、お肉とハーブの良い香りがキッチン中に広がってきます。

なんというか、日本のキッチンでは嗅ぐことのない外国の料理の香りというか、どう表現して良いのかわかりませんが不思議な香りです。

加熱する前は苦手な味かもなーなんて思っていたのですが、温めている時の香りはめちゃくちゃ食欲をそそる良い香りで期待感も上がりつつ。。

食べてみました！お肉はホロホロと柔らかく、簡単に切り分けることができます。いわゆるハンバーグの味と比べるとガーリックとハーブの香りがかなり強めでお肉の油っこさはなく、赤身！という感じの肉々しいお肉です。

日本的な味付けではないですねーやっぱり外国の味！って感じ。容器の底の方に肉汁がたっぷり溢れています。

赤いソースは想像していたよりもうんと甘く、そして味が濃くて私はちょっと苦手でしたねー。まるで蜂蜜でも混ぜられてるのではなかろうか？と思えるほどでした。もしかしたらこれが本場のソースの味ってことなの？ミートローフ自体がそこまで味付けが濃くなかったので、これくらいしっかり目のソースの方が合うのかもしれません。

マッシュポテトは口当たりまろやかで美味しかったです。乾燥マッシュポテトで作ったマッシュポテトよりクリーミーで、よりミルキーに仕上げた感じと言えば良いのでしょうか、味は素材の味を活かした薄めの味付けなので付け合せにピッタリです。

夕食として普通に頂きましたが、やはり私にとっては甘いソースがあまり受け付けず、また単調な味で食べながら途中で飽きてしまいました・・・。普通に食べると大人4人前、といったところだと思います。

なかなか自分では作らないアメリカンな味なので、小皿1杯分程度食べるにはもの珍しくて良いかも。またパーティー料理、という感じもするので大勢で少しずつ、つつきながら食べるのには良さそうな気がします。

我が家でも1日では当然食べ切ることができず、翌日はミートローフを砕きながらフライパンで温めなおし、炒めた小間切れ野菜と一緒にしてキーマカレーにしました。赤身感が強いお肉とハーブの香りが加わり、いつもと違う味のカレーという感じでなかなか良かったです。

マッシュポテトの方は、残った分を試しに冷凍してみたのですが、自然解凍してみるとボソボソで美味しくない・・・カレーを冷凍した時に、ジャガイモだけ水分が分離してしまってボソボソになっちゃいますよね。あんな感じ。

というわけで調理をしなおし。ホワイトソースで伸ばしてポテトグラタンにしたり、ポタージュスープにしたりと誤魔化し誤魔化し消費しました。しかし、ポテトグラタンに関してはいつもの乾燥マッシュポテトで作るものよりうんと美味しくなってしまって、なんとなく悔しい気持ちになりました。

マッシュポテトに関しては、食感などはそのままで食べた方が絶対に美味しいので、できれば冷凍せず、食べきれない分を冷蔵庫で保管しながら期限内に食べてしまった方が良さそうです。

率直な感想としては、この赤いソースさえ自分好みの味であれば、美味しく食べられたのにー！！といった感じ。お肉やマッシュポテトは良かったのですが、とにかくソースが苦手でした。旦那氏も同意見。

しかし私は本場のミートローフを食べたことがないので、食べ慣れない異国感たっぷりの味付けに違和感があっただけかもしれないなぁなんて思ったりもします。本場アメリカのミートローフの味を知る人の意見もぜひ聞いてみたいですね。

おすすめ度：★★