重曹の使い方いろいろ　その1

私がコストコで買って絶対に損は無い！と思う商品の一つ、重曹（アームアンドハンマーベーキングソーダ）の活用法について紹介したいと思います。

コストコの重曹は本当に素晴らしいんですよ！大容量で安価ですし、なにより食品グレードの品質なので口に入れても大丈夫！掃除やら調理やらスキンケアやら消臭やらと、たっっくさんの用途があります。

重曹の使い方は、もはやかなり認知されているところですし、ネットで少し調べてみたら山ほど情報が出てくるので、私が今更アレコレ話すよりはもっと詳しい専門サイトなどで調べて頂いたほうが良いのかなと思ったりもするのですが、今回はコストコユーザーとしてのお話を加えながら、私の個人的な使い方を紹介したいと思います。

大量の重曹をどのように活用するのか、私の使い方は数ある重曹の活用法のごく一部ではありますが、例えばコストコで人気のオキシクリーンとどう使い分けているかなどは、コストコユーザーの皆様にとって気になるところなんじゃないかな？と思ったりもしまして、よかったら参考にして頂けると嬉しいです。

重曹掃除が大人気！

年末が近づくと、テレビやら雑誌やらで大掃除関連の特集って多いですよねー。同時によく「重曹掃除」も注目されますよね。

重曹はお掃除グッズというわけではないのですが（コストコでも食品の所で販売されていますし）、やはりホームクリーニング用に使用されている方も多いと思います。

重曹掃除の良いところは、100％天然素材で作られている為、合成洗剤などとは違い、環境に優しく何より身体に害が無いという点です。

小さなお子様がいるご家庭や、家の中でペットと過ごしている方などは、万が一口に入っても問題無いという洗浄剤であれば安心して使用することができますよねー。

また、重曹をうまく使いこなしている方は、家中のあらゆる掃除を重曹やクエン酸（もしくは酢）で済ませてしまえるとのことですので、色々と専用洗剤を買い揃える必要が無いというメリットもあります。

私は掃除用品や洗浄剤を選ぶのが好きで、気になるものが売られていたらすぐに買いたくなっちゃうのですが・・・^^;　それらを重曹で賄うことができれば保管のスペースも必要無いし、何より重曹は安いのでとても経済的です。

重曹は、どんな汚れでも落とすのか？

重曹掃除の特集などを見ていると、「重曹を使えばどんな汚れでもスルッと簡単に取れてピカピカに！」的な、まるでなにやら重曹を魔法の粉のような扱いで紹介されたりしていますよね。

でも実際は、重曹の洗浄パワーってそんなに強くないらしいんですよね。他の洗浄剤と比べて抜群に汚れが落ちる！というわけではないんです。

当たり前ですが、掃除用として専門家が研究開発して作った合成洗剤の方がよっぽど簡単に、かつ強力に汚れを落としてくれたりします。

なので結局、頑固な汚れを簡単に落としたい！という事でしたら重曹を選ぶよりは、やはりその汚れに応じた専用の洗浄剤を使った方が早いということなんですよね。

一般的に、重曹は油汚れ・タンパク汚れに効く！と言いますが、これはアルカリ性である重曹が、酸性汚れに反応することによる化学の力らしいんですけど、水垢や水道水のカルキ、石鹸カスなどのアルカリ性汚れには反応しないので、そういった汚れには効果がありません。

また、化学変化で油汚れを落とすのであれば、単純にアルカリ度が強いものの方が反応しやすいはずですが、重曹そのものはph8位の弱アルカリ性なので、水道水と比べるとちょっとアルカリ？という程度で強い化学変化が起こるわけではなく、そこまで強力に油汚れを落とす力はない、ということになります。

そう言っちゃうとあれ、重曹全然使えんヤツやんって感じがしますが、もちろんそんなことはありません。重曹を効果的に使う為には、メリットデメリットを知った上でしっかり重曹の良さを引き出し、適材適所で利用した方が良いよねってコトです。

重曹の効果的な使い方

ホームクリーニングは単純に洗浄能力が強いものほど良いというわけではありません。合成洗剤ではなかなか掃除出来ない場所や環境こそ重曹の出番！ということになります。

それに重曹は、一工夫することで汚れ落ちの効果がグンとパワーアップするんです。グツグツのお湯に入れることで炭酸ガス、つまり二酸化炭素の泡が発生するのでその力を使って鍋のコゲ付きを浮かせたり、また炭酸ガスが出た後の重曹水は炭酸ソーダとなり一気にアルカリ度も上がりますので、ダブルの効果で汚れ落ちの効果がパワーアップします。

そして重曹は水に溶けにくい為、粒子の研磨作用で汚れをこすり落とすことができます。重曹の研磨効果自体はそこまで強いわけではなく、本当にガシガシこすって良い汚れならば研磨材が付いたスポンジを使った方が効果があったりするわけですが

研磨材は汚れを落とすのと同時に洗っている素材そのものを傷つけてしまう可能性がとても強いんですよね。その点、重曹はマイルドな研磨効果で素材を傷つけることなく汚れを落としてくれたりするので、物によっては重曹を使った方が効果的です。

それから、弱アルカリの性質をもつ重曹は、酸性の臭いを科学的に中和して消臭することができます。消臭剤の変わりに重曹を使うというのはとても有名なお話ですし、これが本当に地味に効果があるんですよ。使い方もとっても簡単ですし、重曹の消臭効果は本当に侮れないものがあります。

そして重要なことは重曹は掃除用品じゃありませんので、掃除以外にも沢山の用途があります。合成洗剤は掃除にしか使用できませんが、重曹は数ある用途の中で掃除「にも」使用できる、ということですからね。

ここ重要です。めっちゃマルチなヤツなんですよ！

以上を踏まえて我が家の重曹の使い方を紹介していきたいと思います。

が・・・ちょっと話が長くなってきましたので一旦切りますね。前フリが長くてすみません。

次は、我が家で実際に行っている重曹の使い方について！

⇒重曹の使い方いろいろ　その2