バターボール 冷凍ターキー 実食編!
思わぬ3編構成になってしまったバターボール冷凍ターキーもいよいよ今回で完結です!お付き合いくださいましてありがとうございます!
昨日はオーブンレンジに入れて焼き上がりを待つところまででしたね。ターキー調理で大変なところはオーブンに入れるまでなので、あとはほとんど待つだけです。わくわく!
うちにはオーブン用の温度計がなかったので、しっかり中まで火が通ったかどうか判断する術が無く、ちょこちょこ焼け具合を確認しながら調理しました。うちのオーブンの仕様ですと最大燃焼時間が60分までだったので、燃焼が止まる度に一度、扉を開けて中を確認、という感じでした。
焼き始めて1、2時間も経過しますと、下に敷いていたアルミトレーに肉汁と油がどんどん貯まってきましたので、その汁を刷毛を使ってターキーに塗りつけていきました。
こうすれば、皮がパリパリに焼けて照りがでるのだそうな。焼き時間が進むにつれて香ばしい香りがキッチン中に充満してきて、どんどん期待値が上がってきます。
焼けたー!できたー!!すごい!めっちゃ美味しそう!!
外側はパリパリの飴色でいい感じですが、中の方はどうかなと、厚みのあるモモ肉の中心あたりにブスっと穴を開けると透明の肉汁がブワッと出てきましたので多分OK!ということにしました。
念のため外からでは分かりにくい部分に切り目を入れてかなりしつこく確認してみたりもしました。あっ、よく見たらお尻から人参がはみ出ちゃってる・・・( ゚д゚ )
後から知ったのですが、七面鳥は比較的油が少なく、焼きすぎるとパッサパサになってしまうので、生焼けじゃない、でも焼き過ぎでもないという温度調整が大事なポイントだったみたいです。私の場合はたまたま上手く出来たという感じですね。。
トータルの焼き時間はちょうど4時間くらい。長かったけど、その間は別の料理の準備をしたり、片付けをしたりしていたので結構あっという間でした。初めての調理だったので、表面がどんどん香ばしい飴色になっていく様子が面白かったです。
しかしアルミトレーに溜まった肉汁の海がすごい!一応お肉が肉汁で浸からないように、底上げできる網をターキーの下に敷いて焼いたのですが全然意味が無かったです。この肉汁を使って後でグレービーソースを作ります!
焼きたてをすぐに食べたいところですが、牛肉のステーキなどと同様焼きたてをカットすると中から肉汁がダバダバと溢れてしまうとのことだったので、そのまま20分ほど放置し予熱で温めました。
お皿に移してみた!めっちゃ重いうえに熱いので、二人がかりでなんとかお皿に移しました。実はこのお皿に移す作業が、地味にわりと本気で苦労したところだったりするんですよねぇ。
トレーから移動するときにパリパリの皮を破ってしまったら元も子もありませんからね。今思えばアルミのトレーのまま食卓に運んだ方が楽だったんじゃない?なんて思ったりもしますが。
ちなみにこのターキーを盛り付ける際、うちにあるどのお皿もサイズが小さすぎて合わず、お刺身の盛り合わせを注文した時に使われていたプラスチック製の大皿へ移すことにしました。(しかもこのお皿、重さに耐え切れず後でヒビが入ってしまいました。)あぁ、なんだかもう全然アメリカっぽくない。( ゚д゚ )
そしてこれまた後で知ったのですが、本当でしたらターキーを焼くついでに付け合せになる野菜もオーブンで一緒に焼いて、ターキーを乗せたお皿の周りにゴロゴロ置くらしいんですよね。
こうすれば一緒に調理ができるうえ、ターキーのデコレーションになり、そして付け合せも一緒に食べられて美味しいという一石二鳥にも三鳥にもなるという事なのですが、全く考えずに焼き始めてしまったため、後からブロッコリーとミニトマトのみ置いてみました。一応クリスマスカラーということで。。
焼けましたぞー!!と食卓に持ってきた時の、ゲストのおぉぉぉぉーーーー!!! (ノ゚ρ゚)ノ なリアクションが素晴らしかった!この瞬間のために半日もかけて頑張ったのだ!その顔、その声、そのリアクション、どうもご馳走様です!
温かいうちにさっそくいただきます!!ターキーの切り分け方は、基本的にロティサリーチキンの切り分け方と同じですね。私がテーブルの上で切り分け、それぞれのお皿にサーブする形にしました。
味について
美味しかった!しっかり美味しかった!
こんなに大きなお肉を焼いたのは初めてだし、多少失敗しても仕方がないかもなーと思っていたのですが、カリカリの皮を上から破ると、チキンに比べるとほんのりピンクな胸肉がブリっと出てきます。生焼けということもなく、程々のしっとり感があっていい感じ!
この味をどう表現すればよいのかわかりませんが、チキンよりもお肉そのものの味が濃い感じなんですよねー。どこか野性味溢れる雰囲気はありますが、決して肉の臭みが強いというわけではないです。特にもも肉の部分は弾力のある肉質で、噛みしめるたびにジューシーで濃厚な味わいがあります。
また、こんなに大きいお肉なのに濃すぎない薄すぎない絶妙な味がしっかり付いていました。塩胡椒だけしか使ってないのに私ってば天才!なんて思ったりもしましたが
そういえばバターボールは製造過程で皮と身の間にバターを塗ってくれているんでしたね。もしかしたらある程度適当に味付けしても、それなりに美味しく焼くことができる、というのがバターボールのターキーの特徴なのかもしれません。胸肉、もも肉、手羽など、それぞれで違う味わいがあり、やはりもも肉が一番人気でした。
振る舞ったゲストの皆はターキー初体験という人も多かったのですが、誰しもが美味しい!と言ってくださいました。私自身、頑張って作って良かった!と思える味で満足です。
あと、意外にもスタッフィングが美味しくてビックリでした!ちょっと塩辛すぎ?ってほど味付けをして詰めたはずだったのですが、ターキーに包まれて焼かれたことで、お肉に味が移り、ターキーの肉汁がスタッフィングに移り、といった感じで相乗効果でちょうど良い味になっていました。
今回は、大人5人とおちび1人のホームパーティーだったのですが、他の料理も準備していたということもあり、ターキーはおおよそ半分くらい消費できた感じでした!残りは綺麗に切り分けてお土産として持たせたりもしましたが、それでも結構余りましたので、料理に使える分で取り分け冷凍保存をしました。
解凍後はそのまま食べるのはもちろん、サンドイッチにしたり、炒めものの具材に使ったりと色々と変化させながら、最後まで飽きずに消費することができました。ただし、一度冷凍したらやはり少しパサッとしましたね。当然ですが焼いたその日に食べたローストターキーが一番美味しかったです。
食べ終わった後の骨は、残しておいた首骨と共に大きなお鍋でグツグツ煮込み、アクをとりながらスープをとりました。ネットリとした白濁のスープで、すごーく濃い出汁でした。さすがにこちらは鶏ガラ出汁のような上品な味ではなく、やや臭みがあるスープだったので、ポトフのようなあっさりしたスープにするのは向かないかもしれないなぁ。
総評として
初めてターキーを焼いたわりにはなかなか上手く行ったので満足です。食材が大きく重く、ひっくり返すにも一苦労ですので疲れましたが達成感は半端なかったです!調理時間も長いし、やはり特別な時の料理という感じですね。
ただ、ターキーさえ準備できれば、調理するために特別な材料を用意することなく、ある程度は家にあるものだけで作ることができましたし、調理の手順は案外単純でした。
ターキーが入るオーブンは絶対条件ですけどね・・・家のオーブンのサイズに入るターキーを選べるかどうか、というところがポイントになると思います。ちなみに我が家の場合は容量31Lのオーブンレンジで6.37kgのターキーを焼き、ギリギリだけどあとちょっとだけなら余裕があるかなという感じでした。購入を考えている方は、参考にしていただければと思います。
色々こだわらなければ、自分が思っていたほど、めちゃくちゃ敷居が高い料理というわけではないな、というのが実際に作ってみての感想です。どうしても食べ手が必要なので、やっぱり大人数が集まるパーティー向けの料理ですね。
次はいつになるかわかりませんが、今回の教訓を活かして次はもう少し上手に作れるといいな。あ、あと、やっぱり生焼けじゃないかすごく心配だったので、次はオーブン調理用の温度計も準備することにします。教えて頂いたオーブンバッグも使ってみたいなー。
買った時、開封した時、味をつけている時、オーブンで焼いている時、もちろんお皿に盛り付けてみんなで食べている時も、いつまでもワクワクが止まりませんでした。なにやら特別な日を過ごしている雰囲気でとても心地良かったです。
オーブンターキーのおかげで一気にイベント感がアップし、楽しいクリスマス会となりました!
読者様から教えていただいた情報によると、このバターボールのターキーは感謝祭が近づく9月末頃から年があけて在庫が無くなるまで、コストコの冷凍食品コーナーで販売されているみたいです。
興味のある方はぜひチャレンジしてみてくださいねー。
おすすめ度:
コメント
お尻からにんじん・・・に朝から笑いました!!
今年のクリスマスに挑戦してみようかな。
いつも楽しい情報ありがとうございます!
ここのレシピがあるから、大きい食材や調味料などにチャレンジ出来ています!
このターキー初めてコストコ行った時(去年11月)から気になってたんですが、コストコ初心者の私には勇気が出ず・・・笑
なので、このターキーの更新が始まってからワクワクしながら待ってました☆
とっても美味しそう!!
コスコさん本当に料理上手ですね(*vωvpq)
私ももう少し料理の腕を磨いで挑戦したいと思います!
きゃぁ~朝から 激旨そうなお肉♪( ´▽`)
大大大成功ですねd(^_^o)
私もチャレンジしたいなと 思いつつ 20年以上使い込んでいるオーブンレンジを買い替えなければ ターキー買えない(T . T)
壮大なターキーストーリー、読んでるだけでヨダレとワクワクが止まりませんでした(*´∀`)
ホームパーティーはめったにしないので、残念ながら手に取る事はないと思いますが、とっても貴重なお話を聞けてそれだけで満足です。
おはようございます。
3日間楽しく読ませて頂きありがとうございました〜(^o^)
7kgを消費するにはやはりホームパーティーなど人がたくさん集まった時じゃないとなかなか作れないですが来年のクリスマスは作ってみようかなと思いました(^^)
2年前にキッチンリのフォームをした時オーブンをつけなかった事を激しく後悔しました(^^;
大きい肉を焼くのに温度計は必須です。
ポップアップタイマーが刺さってるターキーもありますが、適当に刺してあるみたいで早く上がってしまうこともあります。
ターキーの場合、一番厚い胸肉の真ん中で72度になるように焼きます。
ローストビーフの場合は63度くらいです。
オーブンバッグですが、楽天ショップで「オーブンバッグ」で売ってるのが大きくて5枚890円の他に
パール金属のポーランド製「ローストバッグ」38cm×40cmのがあります。
貝印の中国製のは小さいのでターキーには使えません。
添え野菜は焼き時間が長いので最初から入れると焼き過ぎになります。途中で入れた方がいいです。
食べ終わった骨は出汁を取るとすごく美味しいです。
冷凍ですが、今から〜夏は需要がないのか入荷しません。
去年、一昨年のからすると、ターキー9月末頃に入荷します。その後は何回か入荷があるのかな?12月までは無くなることはありませんが、
年が明けると、在庫が無くなるまではありますが、無くなれば9月まで入荷はしませんでした。
ちなみに中部空港店では先日日曜に在庫がありませんでした(その前の日曜にはあったらしい)。
値段は、9月末48円/100g、11月に39円/100gは一昨年とほぼ同じ値段ですね。
ちなみに去年6月に神戸で29円/100g(1羽約1900円)で買ってます。
あったら絶対に買いです。
ゆずみそさん
大変参考になるお話ありがとうございました!やはり温度計は必須なんですね。。次はぜひ用意したいと思います。オーブンバッグも確かにサイズを確認しておかないといけませんね。
販売されている時期について、詳しくありがとうございました!記事を一部訂正させていただきました。
今日、この暑いのにターキーを焼きまして、追記です。
『パール金属のポーランド製「ローストバッグ」38cm×40cm』
このバッグ、7kg弱のターキーは一応入りますが、封ができません。
小さいです (;゚∀゚)
開いたままで焼きましたがたっぷりでる肉汁がオーブン内にあふれてしまいました。
それでもなんとか袋無しよりかはしっとり焼き上がっているようです。
次回はもっと大きい袋を探す事にします。
絶対いつか作ってみたいです。
この記事、本当に参考になりました。
ありがとうございます^ ^
コス子さんのおかげで鶏ハムも今我が家の冷蔵庫で寝かされてる途中で先日はローストビーフも作りましたよ
これからも挑戦したくなるレシピ、お願いします
三部作、楽しく読ませていただきました。
コス子さんのレポートを読むと、あら私にもできるかも、と思ってしまいますね!みなさんのコメントも、なるほどでした。特にオーブンバック、勉強になりました。
まずは丸鶏で練習します!
ワーイワーイ!すごいですー!!
私も小ぶりを見つけていつかチャレンジしたいなと思いました。
いやぁ~。ほんとおいしそーですー!
ターキーチャレンジャーのコス子さんに脱帽‼︎
美味しそうです!食べてみたいです‼︎
今年のクリスマス、ローストターキーに挑戦してみようかしらo(^_^)o
大人4人と食べ盛り中学生男子3人いれば、完食できちゃうかな♪(≧∇≦)
( ´ ▽ ` )ノ
ターキー三部作、大変楽しく読ませて頂きました。
(((o(*゚▽゚*)o)))
クリスマスには、是非ともチャレンジしてみたいと思います♪
しかし、4時間もかかるんですね〜(⌒-⌒; )
でも、食卓に出した時のインパクトは凄そう☆彡
パーティーが盛り上がること間違いなしですね♡
ターキー三部作、楽しく読ませていただきました。メチャクチャおいしそうです!コス子さんのワクワク感が伝わって来ました〜(^^)なかなかチャレンジするのは難しそうなので、今年のクリスマスは私もまずは丸鶏で挑戦してみたいと思います(o^^o)
三部作、素晴らしかったです!
3人家族の我が家でもパーティーなどがなければ絶対無理ですが、いつか挑戦してみたいと本気で思わせてくれるようなワクワク感!
コス子さんのチャレンジ精神に感動です。
3日間ドキドキワクワクしながら拝見しました。
この3日間の記事で、まるで自分で作ったかの様な気分と食べたかの様な気分を味わいました!コス子さんもターキーも凄い‼︎
お疲れ様でした。
オーブンバッグおすすめですよん(笑)
私はチキンしか焼いたことがないのですが
ターキーのように大きいものは半分の時間で焼けるようです。
来年のコス子さんレポ、楽しみにしています♪
ブラボー!!!素晴らしい焼き色ですね!!
肉汁を刷毛で塗るのは大変な作業でしたでしょう。 火傷しませんでした? 私はbaster という器具を使っています。
http://blog.goo.ne.jp/princesspippa/e/eb87373b37c8189c02da39856bd191ba
天板に落ちた肉汁と脂ですが、グレービーには肉汁だけを使うので、脂の部分は掬い取って保存しておく(固まります)と便利です。
野菜炒めやローストポテトに使うと美味しいですよ~。
肉汁と脂をわけるのは面倒な作業です。 こんなやり方だと楽そうです。
http://wearenotfoodies.com/macgyvers-fat-separator-simple-way-to-make-homemade-gravy.html
去年のクリスマスに初めて焼きました。
中のスタッフィングをどうしたらいいか(私は餅米とミンチ肉、野菜のみじん切りを炒めてみました。おこわみたいで美味しかったです)、ターキーの味付けは、焼き時間は‥と、かなり勉強しました。
私も温度計は必要だな~と思いました。
オーブンバッグなるものもあるのですね☆
ターキーを焼くときは洗いからオーブンの出し入れ、盛り付けに至るまで体力がいるな~と思いました。
素晴らしいです、感動しました。
いつかこのブログを参考に是非挑戦してみたいです。
欲を言えば、切った中身も見たかったな〜!
コス子さんの三部作私も楽しく読ませていただきました♪
今回の記事に限らずコス子さんの文章って、なんて素敵なんでしょうか(*´∀`) 体験したことの無い事でもコス子さんの文章を読んでいるだけで同じ体験ができた気分にさせてくださる~( 〃▽〃)
コス子さんはよく本を読まれたり、子どもの頃にたくさん本を読まれたのかなぁ~あの表現力☆勝手にそう思ってしまいました♪
これからも楽しみにしています♪
飴色の食欲そそるターキーですね!
素晴らしい(๑´ڡ`๑)出来!
今年はターキーチャレンジしてみます。まだ売っているなら、チャレンジしちゃお〜
お疲れ様でしたー!
と言わずにはいられませんね!
チャレンジャーコス子さんのおかげで買いたくなってしまいました…デンジャラス!
クリスマスはなんか余裕がなさそうなので9月の感謝祭に挑戦してみたいです。ジャパニーズですが。
2年前アメリカに住んでて、12キロのターキーを焼きました。近所のおばちゃんに教えてくれた焼き方も半分くらいしか理解できず、なんとなくやってみましたが美味しく焼けました。途中、肉汁がオーブンに滴り落ち、そこから火が出て大変な騒ぎになりましたが…当時息子は9キロでした。懐かしいことを思い出させてくれる記事でした。
ターキー、写真で見てもパリッとした皮がおいしそうです!コス子さんの頑張りに拍手〜‼・:*+.\(( °ω° ))/.:+
我が家では、(いや、私は作ったことがないので実家で食べます。正しくは、実家では、ですね。)グレービーソースよりクランベリーソースの方が好評なのですよー。
ソースといってもクランベリージュースのゼリーで、缶詰で市販されていて、缶を開けて出すとじゅるん!と円筒形のゼリーが出てきます。
それを崩してターキーと一緒に食べるんです。
肉に甘い物〜?と初めは抵抗がありましたが、結構美味しく、より外国な雰囲気を楽しめるので、よかったらグレービーソースと二種類の味をお試しください。
クリスマスシーズンになると、カルディなどで購入できますよ。
美味しそうクリスマスにはぴったりですねえ