骨付きLAカルビ

骨付きLAカルビ
購入時価格　300円/100g

コストコのメルマガで新商品として紹介されていた骨付きLAカルビを購入してみました！プルコギビーフやジャーマンポークステーキと同様、下味が付いてるから焼くだけでOK！簡単調理シリーズの商品です！最近ヘルシーブームだと言っているそばからこれさ〜(´∀｀)

LAというのは、英語で「側面」を意味するLateralのLとAを取ってつけられた名称なのだとか。アメリカのコリアンタウンで「骨付きカルビ」を側面が見えるようにカットし提供し始めた事が由来と言われているそうです。

和牛のように柔らかい肉質でコストコでもとっても人気のアメリカ産ショートリブの骨がついている部分をコストコ特製のタレで漬け込んであり、上に彩り良く青ネギが振りかけられていました。こ〜れ〜は〜！！ビジュアルがなんとも美味しそうじゃないですかー！！

100gあたり300円という価格について。例えばコストコで人気のプルコギビーフだと最近は100gあたり120円前後で販売されている感じなので、それと比べるとグラム300円というのは高い感覚ではあるのですが、使われているお肉がショートリブとなると話は別！

ショートリブといえば、焼肉屋さんだと上カルビとして用いられる赤身と脂肪が適度に絡む部位。味は濃厚かつ風味豊かと言われていて私も大好きです。ただ、焼肉用でカットされているアメリカ産ショートリブはコストコでもかなり高い価格帯のお肉でして、この日のショートリブの価格は100gあたり598円だったんですよねー。BBQとかにとってもオススメではあるのですが、最近ではなかなか気軽に手に取れるお肉じゃなくなってきました・・・。

骨付きとはいえ、同じショートリブでも値段が全然違うのってすごいですよねー！普通のショートリブはお値段的に躊躇しても、こっちの方ならばなんとか買ってあげられそうです。しかも、すでに味付け済みなので調理も簡単だし！

商品詳細

名称：食肉加工品
原材料名：骨付き牛ばら肉（アメリカ産）、たれ（しょうゆ、糖類【砂糖、果糖ぶどう糖液糖】、玉ねぎピューレ、梨ピューレ、にんにく、食塩、みりん、生姜エキス、黒胡椒、シーズニングミックス、ねぎエキス、ごま）、青ねぎ、調味料（アミノ酸）、増粘剤（キサンタン）、カラメル色素、酸味料
保存方法：要冷蔵4℃以下
調理方法：味付け処理をしていますので、フライパン等で中心部まで充分に加熱してお召し上がりください。

切り分けられているお肉もかなりの大きさで、1枚のサイズがおよそ20㎝ほど、厚みは5～8mm位。写真じゃちょっと分かりづらいかもしれませんが、1枚のお肉に3個くらいの骨が均等の幅で付いていました。肋骨を輪切りにしたような感じといえば良いのかな？お肉1枚の重量はおおよそ100g〜120gといった感じです。

今回、私が選んだパッケージは、そんなお肉の塊が14枚入っているもので、正味量1225g。購入価格は3,675円でした。彩りのネギ以外は全てお肉の重量によるもので、プルコギビーフのように玉ねぎなどは含まれていません。

しかしこちらのお肉・・・容器の中でお肉同士が固まって積まれている感じになっているので、どうしても容器の底の部分にはタレがたっぷり溜まり、上の方は浸からないといった状態になってしまいますねぇ。。

タレの絡み具合はやはり薄切り肉のプルコギビーフの方が良い感じに思えました。決して入っているタレが少ないというわけではないのですが、全てのお肉に均等にタレが付くようになるのはお肉の形状的に難しそうでした。

余談ですが、タレがたっぷり入っているせいか容器自体が全体的にベタベタしていましてね・・・そのままの状態でクーラーバッグに収納するとバッグ内が悲惨なことになりそうだったので、とりあえず持参していたナイロン袋で保護してクーラーバッグに入れて持ち帰りました。

漬けられているタレですが、こちら甘辛系で香りやとろみ具合などもプルコギビーフの味付けで使われているソースによく似ている感じです。

コストコのメルマガに書いてあったタレの特徴は梨やりんごなどの果実による上品な甘さと、程よい酸味や香味。玉ねぎ、ねぎ、にんにく、しょうが等沢山の野菜による旨みを加えて黒胡椒で仕上げた香り高いカルビ専用タレと書かれていました。梨をすりおろして作ったピューレが入っていて、酵素の作用で肉質が柔らかくなるのだそう。

梨やりんご、その他の野菜が使われているカルビ用のタレと言えば、やはりコストコの人気商品ナシプルコギヤンニョムジャンを思い出すところでして、このタレで漬け込まれているのかなーと思って調べてみたところ

CJジャパンというナシプルコギヤンニョムジャンを製造している会社が配信している公式ブログに「我が社が作っているタレを使った商品がコストコで販売開始された！」みたいな記事あったんです。

そこに記載されていた商品名は「牛カルビたれ」とのことでして、どうもコストコで販売されているお馴染みのナシプルコギヤンニョムジャンとは違うものみたいなんですよね。コストコ特製のタレということだったので、こちらのタレをベースに味をつけているということなのかも。

調理は中まで火を通すだけなので簡単！味付けはすでに終わっているので、そのまま焼くだけですね！家庭ではフライパンで焼けばOKだし、BBQならばそのまま網の上に乗せるだけで良さそうです！

ただしこちら、タレがすっごく焦げやすい上にフライパンにべっとりくっつきがちなので、強火で焼くとすぐに黒焦げ＋中は生焼けという状態になってしまうので注意です。弱火でじっくり火を通した方が上手に焼けました。

ただ、焼き終わった後はフライパンが猛烈に汚くなってしまいましたね・・・甘辛系のタレは仕方がないんですけどね。^^;　タレが冷えて固まる前にフライパンを洗った方が後片付けが楽かも・・・。

味について

とっても美味しかった！骨周りのお肉はやっぱり美味しいです〜！味付けも良くご飯がめっちゃ進む味です！

やっぱりコストコのプルコギビーフとほぼ同じ味付けのように思ったんだけど違うかなー？コチュジャン的な辛さはなく、子供も安心して食べられる味でしたよ。お肉の表面についたタレをちょっとだけ焦がして甘香ばしさを際立たせるのがまた良いんですよ〜(´∀｀)

骨付きですが可食部位も多く、お肉自体もそこそこ厚みがあって食べごたえがありました！お肉そのものの味がタレの濃い味に負けず劣らず、しっかり主張していました。さすが、良い部位のお肉が使われているだけのことはあります。

飾りのネギは焼いている時にほとんど焦げてしまったので彩りは微妙になってしまいました・・・盛りつけた後に刻んだ青ネギを振りかけたら、なお見た目が美しくなりそうです。

お肉そのものに関して言えば、焼肉用のショートリブと比べるとこちらの方が少々弾力がある食感でしたね。すっごく柔らかい〜という食感ではなく、特に骨周りには小さな筋が張り巡らされている感じでした。焼いた直後は柔らかいのですが、冷めたら若干肉質が硬くなります。あとショートリブの部位だけあって脂身は多めです。脂身が苦手な方はコッテリするかもしれません。

今回はお肉をそのまま焼いて豪快に盛り付けていますが、やはり骨付きなのでこのまま食べるにはちょっと厳しい感じがしました。できれば盛り付け前に骨と骨の間で3等分に切り分けておいた方が親切だと思います・・・が、結局お箸だけでは上手に食べることができず、手を使って食べる形になってしまいます。タレでベタベタになってしまうのでお手拭きは必須。

骨までかぶりついて食べるような形になりますので、上品なお食事会には不向きなメニューかと・・・やはりこういったメニューは家族や気が置けない友人同士などでワイワイ言いながら食べたいものですね！

そのままですが、プルコギビーフの上位版！といった印象でした。プルコギビーフよりもお肉の食感や味がしっかりしていて、お肉そのものが美味しかったです。

タレの量が多いので、ただ焼き肉用として使うだけではなく、たっぷり野菜と一緒に炒めたり、タレをベースに味付けをした煮込み料理などに使っても良さそう。プルコギビーフもアレンジは豊富なので、おそらくこちらも色々と活用はできるのではないかなーと。

まぁ、我が家では家族3人で2回分の夕食のメイン食材として使用し、冷凍保存などをする間もなく食べきってしまいましたけどね。。もちろん、2回とも焼いただけで、特にアレンジレシピなどを考えるほどもありませんでした^^;

300円/100gという価格について。こちら一見お得なように思えるのですが、その価格の中には食べることができない「肋骨」の部分の重量も含まれているので、実際の可食部分だけを考えるともう少し値段が高くなるんですよね・・・。

実際に食べ終わった後の骨の重量で調べてみたところ、全体量のおおよそ20％が骨の部分でして、実際の内容量の可食部はおおよそ80％ほどといった感じでした。我が家で食べたお肉の場合、実際のお肉の価格は100gあたり375円程ということになります。

もちろん1つの容器に入っている量やそれぞれの骨のサイズなどは違うから、あくまでも我が家が購入したお肉の場合は・・ということなんですけどね。

内容量はめちゃ多く見えますが、意外とぺろっと食べることができる感覚だったので、2kg強入っているプルコギビーフでは持て余してしまう、という方はこちらの方が消費しやすい上に満足感が高いかもしれないなぁ。

一言で言ってしまえば、美味しいけど食べにくかった！

当たり前ですが、骨が無いほうが食べやすい^^;　でも、骨付きだからこそといった味と食感がありますので、手が汚れるのなんてへっちゃらさ〜！という方は挑戦してみる価値がある商品だと思いました。

おすすめ度：★★★