シルクスイート　1.5kg

くしまアオイファーム　宮崎県産　シルクスイート　1.5kg
購入時価格　538円（2018年11月）
ITEM# 592134

コストコ通掲示板で度々話題にあがっていた新品種のさつまいも「シルクスイート」を購入しましたー！

シルクスイートは「春こがね」と「紅まさり」を掛け合わせ2012年に誕生した新品種のさつまいもで、まだまだ多くは出回っていない珍しい品種みたいなんですよね。最近、テレビやらなにやらで紹介されるようになり、一気にその名前が広がってきた印象があるさつまいもです。

実際私も、日テレの「鉄腕DASH！」で紹介されていたのを見て、これは一度食べてみたい！となったお芋でしたからね〜。こんな風にテレビで美味しそうに食べているのを見ると、ついつい購買意欲が掻き立てられてしまいます。

ただ、いざ食べたい！と思っても近くのスーパーなどで気軽に購入できるわけではないらしく、入手方法も限られているなかなか希少なお芋みたいなんですよね。そんな中コストコでは、大きなダンボール箱の中に1.5kg入の袋がたっぷり山積みになって販売されていたんですよ。

こんな状態だと本当にこの商品が手に入れにくい珍しいものなのかどうか、よくわかんなくなっちゃうなぁ〜。キットカットフォーカフェもしかり、コストコあるあるですね(；´∀｀)

パッケージには「くちどけいも」と書かれており、「もはやサツマイモである事を疑うなめらか食感」という、かなり攻めたキャッチコピーが印象的です。どう見てもさつまいもなのに「サツマイモである事を疑う」って、すごくない？

しかも、隣に並んでいた種子島産安納芋は同じ1.5kg入りが特別価格で698円で売られておりまして、通常より安く購入できるはずの特別価格でも、通常価格のシルクスイートの方が安いということは、コスパの面でもかなり優秀だと思われます。

また、安納芋の方は全体的に小ぶりなのに対し、シルクスイートは大きめでまるまる太っているものが多く、食べごたえもありそうです。シルクスイートは1袋にだいたい5〜7個ずつ入っていたので、今回は適度に食べやすい大きさのものを選んで購入しました。

とりあえず１個取り出してみました！なんだか漫画に出てくるようなわかりやすい見た目のさつまいもだなぁ。。

私が選んだものは1.5kg入りで6本入っており、サイズは大小様々ありましたが1番大きなもので長さ20cm×直径6cm。重さは430gありました。

他にもいくつか取り出してみると、太っちょなものもあれば、バナナのように長細いものもあったりと形は様々。

食感は、ホクホク1、しっとり5という5段階で言う「4」のややしっとり系。甘さは5段階中「5」の濃厚な甘さとのこと。

というわけで、さっそく焼き芋にすることにしました！焼き方はいろいろあると思いますが、私は手軽にコストコで購入したコンベクションオーブントースターの焼き芋モードで焼きました！

洗って湿ったままのさつまいもにアルミホイルを被せてトースターへイン。オートメニューなのでよくわからないのですが、おそらく低温でじっくり45分位焼いていたと思います。

焼き芋ってすごく待ち長いけど、これも美味しく食べるための我慢の時間・・・。。

焼けたよ〜！ほっかほっかほっかほっかアチチのチーです！

焼き上がりは、安納芋のように蜜が溢れてダバダバというわけではなく、外に溢れさせることなく、しっかり蜜を溜め込んでいるかのようなしっとりとした仕上がりでした。

パカっと2つに割ってみました。芋の繊維感はほぼなく、まるでしっかり裏ごしされた芋ようかんを2つに割ったみたいな不思議な感覚です。

パッケージの写真にさつまいもなのにスプーンですくった写真が掲載されていて不思議だな〜と思ったのですが・・・確かにこれは、スプーンで食べたくなる質感かも。むしろ普通の焼き芋のように、皮を剥いてかぶりつくのが難しそう。おいものプリンだ！

味について

んま〜(´艸｀*)なめらか！その質感、まさにシルク！

まるで一度中身だけを取り出し、しっかり裏ごしした後に再度詰め直したかのような、繊維感がまったく無い驚きの口当たりです。まさにこれは生まれながらのスイートポテト！もちろんパサパサ感はゼロ。

味は、わかりやすい強烈な甘さというわけではなく、なんというかスイーツ的な上品な甘さでした。安納芋が甘さが強い蜜系の甘さだとすれば、シルクスイートはグラニュー糖のようなサラッとした甘さで、甘味自体はしっかりありますが、後口にベッタリ残らない品の良い甘さです。

そして「シルクのような食感」というのが、いろいろと的確な感じでしてね・・・まぁ、絹は普通食べられないのでよく考えると不思議なのですが、昔から絹のような〜は、様々な質感の表現として使われていますよね。

このさつまいもに関しては、ただの「しっとり」でも「ねっとり」でもない、口に入れた瞬間の「フワッ」とした感じが、今までのさつまいもには無かった新食感なんですよ。きめ細かい繊維と安定した水分量がなせる独特の食感で、まさに「名は体を表す」ってこういう事だなと思いました。

このお芋に「シルクスイート」って名前付けた人、ホントすごい。これしかない！って感じですね。ナイスネーミング！

ちなみにこのシルクスイートは、収穫直後のものを食べるとホクホクした食感らしく、熟成させることで中身が粘質タイプに変化し甘味が増すのだそうです。

これは、シルクスイートに限った話ではないと思うのですが、さつまいもは収穫してから2〜4週間以上、最低温度が10度を下回らないところで熟成させる（食べずに放置しておく）ことで、デンプンが糖に変化し甘味が増すのだとか。

こちらのさつまいもが収穫されてからどれくらい時間が経ったものなのかは分からないのですが、もし買って焼いてみたけど、思ったより甘くなかった！と思われた方は、少し時間を置いてから食べてみると、また違う味の感想になるかもしれませんのでぜひ試してみて下さいね。

まとめ

サツマイモって種類によって、味も口当たりも全然違うんですね。

シルクスイートのこの滑らかな口当たりは、今までにないさつまいもの質感で食べたらきっと驚くと思うので、さつまいも好きの方にはぜひとも試していただきたい！と思いました。

さつまいもはホクホク派じゃなくてしっとり派という方はきっと気に入ると思いますよ〜。一口食べるだけで「シルクスイート」の名前の意味が理解できる、まさに名前通りの口当たりと食感でとっても美味しかったです！

おすすめ度：★★★