カリフォルニアカルローズ(アメリカ産のお米)

カリフォルニアカルローズ アメリカ産のお米

カリフォルニア カルローズ 5kg
購入時価格:1,198円(2019年9月)
ITEM# 588959

コストコで新しく取り扱うようになった、アメリカ産のお米「カルローズ」を購入してみました。

我が家はお米もコストコで購入しています。コストコのお米はスーパーよりも単価が安いし、全国的に有名な品種からその土地で収穫できるものまで色々選ぶことができ、季節になれば新米などもしっかり取り揃えてあるから安心なのです。

あと、お米は重いので、できれば旦那氏と一緒に買い物をする時=コストコで買っておきたいという気持ちもあります(;´∀`)

品種は特に決めておらず、5kgあたり1,500円前後〜2,000円弱の中から気分によって選ぶ感じでしょうか。

そんな中、今回の5kg1,198円で購入できるお米というのは激安の部類に入るものでして、お米が安すぎるというのもちょっと不安になったりもしますが、アメリカで収穫されるジャポニカ米ってどんなものなのかな?というのが気になり、また「各倉庫店数量限定」とのことだったので、試しに購入してみることにしました!

そう言えば、コストコのデリカで販売されているライス系の商品には「アメリカ米」って書かれているものが多いんですよね〜。

コストコのデリカでも同じお米が使われているのかはわかりませんが、もしかすると知らずしらずのうちに食べていているのかもしれません。

お米なのにパッケージのデザインはなんとなくアメリカ~ンなカッコいい感じ!手提げタイプで持ち運びがしやすいのも親切です!

カリフォルニアカルローズ アメリカ産のお米 裏側

裏面はこんな感じ。しっかり日本語でカルローズ米を作っている地域の話とか、ラグランドファミリーという農家さんの説明が書かれていました。

炊飯器での美味しい炊き方も書いてあり、コストコホールセールジャパンの名前も印字されていますし、おそらく日本のコストコホールセール用としてパッキングされているものだと思われます。

パッケージにはUSARiceというサイトのURLも記載されており、そちらを見てみるともう少し詳しいカルローズ米の説明が載っていました。

そちらによると、カルローズ米は「国産米でおなじみの短粒種」と「タイ米のような長粒種」の中間的な特徴を持つお米で中粒種という品種なのだそうです。

短粒種と長粒種の双方の優れた特徴を持ち合わせ、ベタつかない軽い食感とアルデンテとも言える歯ごたえが特徴とのこと。

また、カリフォルニア州の米生産量の約90%をこのカルローズ米が占め、40カ国以上に輸出されているのだそうです。世界的にも良く知られたお米で、アメリカ国内の和食レストランをはじめ、アジア系住民に好んで食されているお米なのだとか。

それにしても、お米の食感を表現するのにアルデンテって発想は無いなぁ・・・( ゚д゚)

なんかこういうところも、いかにも海外な雰囲気ですよね〜。カルローズは日本米とは品種が違うということなので、やはり味や食感なんかも違ってくるのだと思います。

商品詳細

カリフォルニアカルローズ アメリカ産のお米 裏面ラベル(産地・品種ほか)

名称:精米
産地:アメリカカリフォルニア
品種:複数原料米
産年:2018年
使用割合:10割
内容量:5kg
精米年月日:購入日の3ヶ月前

カリフォルニアカルローズ アメリカ産のお米 開封中身

開いてみるとこんな感じでした。

確かに、日本の一般的なお米と比べるとやや長細い形状だけど、ジャスミンライスのような長粒種よりは短め。まさに、日本米とタイ米のちょうど中間といった感じの見た目をしています。

また、お米の長さだけでなく、お米粒の太さも結構違うんですよ。日本のお米はお腹周りがふっくらしているのに対し、こちらは比較的スレンダーな形をしています。

たまーに白っぽいのも混じっていますが、比較的粒は揃っている印象です。潰れたり、割れたりしているものはほとんど見当たらないので、お米自体の品質は悪くなさそう。

あと、こちらのお米、実は「無洗米」なんですよ。買った時は全く気が付かなかったのですが、パッケージの右下に目立たないように「MUSENMAI(無洗米)」と書かれていました。

確かに、お米を触った時の引っかかりのないツルッとした手触りは、無洗米のアレと同じ感じです。

無洗米は表面をサッと洗うだけで準備ができるのが手軽で良いですよね〜(´艸`*)しかし、海外のお米にも米を研ぐとか、研がないといった概念があるのってちょっと不思議な感じ。。

炊き方は日本のお米と特に変わらず、水加減も同じで炊飯器で炊くことができます。2カップ以上で炊くと美味しく炊けるとのことで推奨されていました。

カリフォルニアカルローズ アメリカ産のお米 炊飯器で炊いてみた

記載されていたとおりに炊飯器で炊いてみました。

見た目はあまり国産米と変わらないような気がしますが、日本のお米を炊いた時のピカピカする!みたいな感じでもなければ、ご飯の良い香りが漂うわけでもないので、いわゆる日本の感覚で言う美味しそうなご飯!って感じではありません。

それと、ご飯をよそった時の感覚が国産米とはだいぶ違うな〜と思いました。なんというか、全体的に水加減が少なめというか、うまく吸水できていない感じというか。。

かといって硬めに炊いたご飯ともちょっと違う感じ。。もう少し水分を多くした方が良かったのかな・・・?

味について

なるほど・・・思ったよりは結構普通だな。お米そのものは、食べられなくはないけど取り立てて美味しいというわけでもないというのが第一印象です。

ただ、味はともかく、食べた時の食感が日本のお米とはだいぶ違う感じがするんですよね。

これを食べた時に一番に思い出したのが、遠い昔にハワイのコンビニで買って食べた「スパムむすび」!あのスパムむすびのご飯にすごく似ている気がしました。

実際に食べたことがある方はなんとなく分かって頂けると思うんですけど・・・あのおにぎりもシンプルながらに日本で食べるおにぎりとはちょっと違うんですよね。

当時は「海外っぽい〜」ってだけの感想だったのですが、今思えばあの違和感は日本米とは違う独特な食感によるものだったんだなとわかります。

日本のふっくら&粘りがあるお米と違って、サラッとしていまして、かといってジャスミンライスのようにお箸で持ち上げにくいほどパラパラというわけでもなく。。

「軽い食感とアルデンテとも言える歯ごたえ」という特徴にある「軽い食感のお米」というのがよくわからなかったのですが・・・確かに、実際に食べてみれば食感が軽い感じがします。

水分はそこまで少ないというわけではなく、1粒1粒がしっかりしていて食感がなんとなくサラダちっくというかあっさりしているので、なるほど海外の人がこのお米を食べれば、ライス=ヘルシー食材、みたいな感覚になるのってちょっとわかるなぁ〜と思いました。

私は日本人だし、普段の食卓では和食が中心なので、それに合わせる主食で考えるとやっぱり普通の国産米の方が合うと思うし、美味しく食べられると思うのですが、これはこれで決して悪くないというか、このお米の特徴を生かしたいろんな料理があるのでは?と思うんです・・・。

コストコの説明文でも「カレー、チャーハン、丼もの、パエリヤ、リゾットなど幅広いメニューに適しています。」と書かれていますし、おそらく炊いたご飯をそのまま食べるというよりは、味をつけたり、調理して食べるお米にオススメなのだと思われます。

例えば、カルローズ米は粘りが少なくパラパラに仕上がるので、炒飯なんかは火力が少なくてもしっかりパラパラに仕上がります。

また、生米から作るパエリアは日本米で作るとどうしても粘り気が出てしまいがちでパエリアにはあまり合わないんですよね。でもカルローズ米だったら、しっかり出汁を吸収してくれるし、パラリと仕上がって美味しいです。

カリフォルニアカルローズ アメリカ産のお米 チーズリゾット

そして、このお米を使ってつくるリゾットもとっても美味しかった!いわゆる「お粥」のようにご飯が溶け出してドロっとすることもなく、適度に芯が残って食感が良い、お店の味っぽいリゾットに仕上がりました!

おそらくカルローズ米の美味しい食べ方は他にもいろいろとあると思うのですが・・・とりあえず、炒めて味をつけたり汁気の多いものに合わせると美味しく食べられるということは分かりました。

しばらくは、調理の方法によってじゃがいもの品種を使い分けるような感覚で、おかずや食べ方によってお米を使い分けるというのもなかなか悪くないと思うので、カルローズに合う料理を模索しながらいろいろと試してみようと思っています。

まとめ

日本で一般的に食べられている品種のお米とは違うものなので、安さに惹かれ普段食べているお米の代わり!と思って買うと、失敗したな〜と思われるかもしれません。

実際、我が家でも普通にご飯として出すと、いつものご飯との違いが気になるようであまりウケはよくありません。決して食べられないわけではないんですけども。。

でもこれが、炒めたり、煮込んだりといった調理に使うと、このお米特有のパラパラ感やちょっと芯が残る感じが生きてきてとっても美味しく仕上がるんです。なので、このお米は調理専用として使うのが正解かなーと思いました。

ただ、現実的なことを言うと、あえてこちらを選ぶ理由はあまり無いのかな〜という気がします。「調理専用のお米」として使い分ける為にストックしておくには、私にとって5kgはちょっと多すぎる印象ですね。

おすすめ度:★★

コメント

  1. 1
    卵オーナー says:

    このお米、コストコでは未購入ですが、業務スーパーで同じ種類のを買ってみたコトあります。
    感想は『中濃ソース』(笑)
    ウチら関西人はウスター、お好み焼き、トンカツ、焼きそば、タコヤキ、串カツ…こだわりのソースが色々あるンでそれぞれに合わせて使い分けしたいンですよねぇ~でも、それを全部網羅して使い回せるオールマイティーな『中濃ソース』ってのがヨソのエリアではあるらしいじゃん?使い回しにはイイけど、こだわりのお好み焼きには違うンや~‼( ;゚皿゚)ノシ ウチの決め手である伝家の秘刀ソースはコレじゃない!…
    このお米もそんな感じかなぁ~

    • ぱらりん@座間 says:

      中濃ソース!ありますよー。
      何に使うの?ってわかんないやつ。
      関東人なのに、ソースにうるさい旦那がいるのでうちの冷蔵庫はソースで占領されてます。

      とんかつソースに焼きそばソース、お好みソースにウースター。。これだけだけあったら中濃はいらないと思うんだけど。。中濃もある。

      おーい!旦那よ!関西人だっけーーー???

    • 卵オーナー says:

      そやねん。ぱらりんハン。
      ウスターがインディカのタイ米なら、お好みソースが国産短粒コシヒカリ。
      カリフォルニア米は中濃ソースやから色々するのにどのメニューの時も妥協して置けば便利やねんけど、お好み焼きばっかり食べる(米なら、和食メイン)ならお好みソース(国産米)を常備しておきたい…
      そんな気分。
      お好み焼きだってケチャップやマヨネーズ混ぜる時もあるやん?混ぜたら中濃ソースでもお好みソースでもわからんって感じで、カリフォルニア米を雑穀米と一緒に炊いて消費したンやでぇ~♪

    • ゲスト says:

      えー?ショック!
      中濃の使い回しします。それこそ最近はトンカツの様な揚げ物は家で作らないし、ウスター?キャベツの千切り用?ハンバーグのデミグラスソース作るのにケチャップ赤ワインと中濃。お好み焼きにはおたふくソースを使うので、2つのソースだけで…

    • 卵オーナー says:

      ゲストはん、
      中濃ソースがアカンって言うてるンちゃうねんでぇ~。オールマイティーに組み合わせやコダワリを越えた所にあるって言うんか~
      とろみ加減(お米なら粘り気?)のチョッとの違いが気になるか~工夫で乗り越えるか~あきらめるか~…のビミョーな違いが似てる気がするねん。似て非なるモノ?かなぁ~?

  2. 2
    コータロー says:

    いつも楽しく拝見してます。
    初めてコメントさせてもらいます。

    カルローズ米は自分は好きで以前より購入をしています。
    最初の頃はどうやっても上手くいかずイマイチと思っていたのですが、浸水もさせず炊飯器の急速(早炊き)モードで炊くと、個人的には食べやすい感じになりました。
    もしよければ試してみてください。

    • コス子 says:

      コータローさん
      炊飯器の早炊モード、明日にでも試してみたいと思います!ありがとうございました!

  3. 3
    plumeria says:

    カリフォルニア米は長い海外生活の初期の頃、日本産のお米が手に入らなかったので、クセもなく日本のお米に1番近いと言う事でよく食べていましたが日本に一時帰国するたびに日本米の美味しさに感動していました。
    今でこそ海外でも国にもよりますが、日本産のお米が簡単に手に入るようになりましたが、その頃は本当に日本産のお米が恋しかったです。色艶食感甘味全てにおいて日本産のお米に勝るものはないですね。

    • コス子 says:

      plumeriaさん
      日本産のお米に勝るものはない・・・私も本当にそう思います!

  4. 4
    カラカル says:

    売場の前で、カップルが揉めていました。
    このお米、値下げされ激安価格になってました。
    「安いから良いじゃん」という女性と、
    「普通に美味しい米が食べたいよ」と主張する男性。
    私も、男性と同意見。
    毎日食べる物が美味しくなかったら、毎日しんどいと思うの。

  5. 5
    秋が来た says:

    大昔、アメリカ人からツナチャーハンをご馳走になった時、アメリカから持参したおコメという事でしたが、少しひょろ長く、今思えばカルロースだと思われます。

    固めに炊いたおコメを普通にフライパンでチャーハンにしたのですが、お皿に盛った量が半端ない。山盛り!こんなに食べたら胃がもたれる。無理だ!と思ったのにあっさりしてて食べることができました。しかももたれない。おコメって野菜だったのかしら?と思うほど油も使ってあるのにパラパラサラサラ。

    固めに炊いて、チャーハンにすると日本のジャポニカ米との違いが感じると思います。コストコのカルロースで作ったことないですけど、いつかやってみて、同じだ!と思って見たいです。

    どなたか作った時、パラパラであっさりもたれない、と思った方がいたら、ぜひ報告いただきたいなー、と思ったりしてます。作ってない私が言うのもなんですけど、、、。(=_=)

  6. 6
    ぱらりん@座間 says:

    皆さんのお話聞いてると、パエリアには良いのかもしれないな〜〜と思いました。
    パラっといい感じならそう。

    クリスマスの頃に買ってみようかな〜〜。

  7. 7
    うに丸 says:

    3年位前にも売っていて一度だけ購入しました
    炊き上がりはとにかくツヤが無く炊きたてなのに丸一日放置した?と思う程
    パサつくお米には餅米を一割程度混ぜて粘りを補う裏技をやってますがカルローズには通用しませんでした
    やはりパエリアなどの調理用米と考えた方が良いです

    • Nishi says:

      僕も同じ時期くらいに買いましたね。5kgで1000円以下だったかな。
      白米として食べるには旨味が足りない。ゼラチンと一緒に炊くと、簡単チャーハンになる(興味のある方は、NHKの「ガッテン」で検索するとヒットすると思います)ので、そーやって消費しました。

  8. 8
    ゆう says:

    試しに買ってみました!
    炊き上がりが極端に言えば灰色?っぽくパサついてて
    日本米の艶、粘り、甘さが無いので炊き立てのお米でも美味しくない…と思いましたが

    カレー、炒飯、オムライスにすると凄く合って日本米より美味しく調理出来ます!

  9. 9
    ゲスト says:

    これ、値上がりしましたよね~
    パッケージが赤基調だった頃、確か5kgで1000円しなかったはず。
    安いのと夫婦してバカ舌なので、しばらく買っていましたが、去年?に国産米と変わらない値段になってしまい、それからは買ってません。
    今は無洗米になったのですね。
    買っていた時は浸水させなくていいので楽~、と喜んでました。
    保温しようがしまいが時間が経つとパサパサになったので、それで作るチャーハンや雑炊が好きでした。
    チキン水煮缶とトマト雑炊を作って、スープジャーに入れてよくお弁当にしたなぁ。

  10. 10
    ヌカ子 says:

    試しに購入してみました。
    印象としては、日本米を買ったときに粘りや香りの点で「失敗したな、まあさっさと食べて消費するか」みたいな米ですね。不味くはないけど、美味しくもない。香りや粘りが足りないというか。

    ある意味では個性的でないので、味をつけると旨いですね。日本米と同価格ならまず買いませんが、この価格(5kg1200円)ならまあいいかな〜という感じ。

    恐らく、生産性を重要視して、味はこだわらず、という感じで品種の改良・選抜したのでしょうね。アメリカらしさを感じます。

    不味くはない、でも美味しくもない。そんなお米ですね。

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