【キャンプレポ】コストコのさくらどり丸鶏とダッチオーブンでローストチキンを作ったよ!

キャンプレポート(ダッチオーブンでローストチキン) キャンプの様子

11月頭の連休に、近場のキャンプ場でキャンプをしてきましたー!!

計画段階では11月のキャンプと言えば、ほぼ寒さとの戦いだと思っていたのですが、幸運にも晴天に恵まれ、例年よりも気温が高く、それでいて虫もいなくて、思いのほか快適に過ごすことができました(´艸`*)

今回のキャンプで初挑戦してみたのがダッチオーブンで作るローストチキン!!

先日コストコで購入した国産さくらどり中抜き(ITEM#99705)を使ってアウトドアで調理しちゃおう!というワクワクの計画です。

中抜き自体はこれまでも何度か調理したことがあるのですが、それは全て家のオーブンレンジを使ってのこと。家で作るときは味付けをした後にボタンぽちーで完成するものだったので全然気を使わなかったのですが、電気を使用しないアウトドアであればそういうわけにもいかず、焼き時間や火加減など自分の手で細かく調整する必要があります。責任重大ですね!

キャンプレポート(ダッチオーブンでローストチキン) さくらどり丸鶏

今回使用した国産さくらどり中抜きは正味量2068gでした。イメージとしてはコストコのロティサリーチキンを2周りくらい大きくした感じでしょうか。

サイズが大きいのは言うまでもありませんが、それよりも肉の厚みがすごいです。ポッチャリさんです。

これが100gあたり58円なので、今回の価格は1,199円でした。よく考えたらこれってBBQで使う焼肉用のお肉よりも断然安いですよね。

見た目も迫力あるし、食べごたえも十分だし、めっちゃキャンプ!!な雰囲気満載だし、それでいて価格も安いだなんて最高すぎ(´ω`*)

今回使用したダッチオーブンはColemanの脚付きダッチオーブン!キャンプ場からの借り物(レンタル)です。

12インチ(直径30cm)のもので、初めて見たときは大きい!そして重い!!( ゚д゚)と驚きましたが、結果を先に言えばコストコのさくらどり中抜きにはジャストなサイズでした。

確かコストコでもキャンプ用品が並ぶ時期にLODGEかどこかのメーカーさんのダッチオーブンが売っているのを見かけたんですよね〜。。

ちょっと惹かれますが、気候の良い時期に年2回位しかキャンプに行かない我が家にとっては活用の場が少なすぎまして、買うには至っておりません。(;´∀`)

買ってきたさくらどりは、キャンプの前日に自宅で下ごしらえをしていきました。

洗ってペーパーで水気をよく拭き取ったのちに、表面やお腹の空洞の中に塩をかなりしっかり目にすりこんでおきます。

分量は適当ですが、普段のチキン料理の3倍くらいは濃い目なイメージかな。ハーブっぽい風味がついていた方が良いかな?と思い、表面にはクレイジーソルトもふりかけてみました。

丸鶏の中に詰めるスタッフィングは、いつもはピラフを詰めていたのですが、今回はご飯料理を別に用意していたということもあり、細かくカットした玉ねぎやにんじん、じゃがいもとたっぷりめのにんにくを詰めてみました。

中身が出ないようにお尻部分を爪楊枝で閉じ、両足をタコ糸で縛って下ごしらえ完了です!!

キャンプレポート(ダッチオーブンでローストチキン) ダッチオーブンに投入

炭火をおこしてダッチオーブンのシーズニングを済まし、底にアルミホイルと網を敷いて丸鶏投入です!持ち方・・・( ゚д゚)

キャンプレポート(ダッチオーブンでローストチキン) ダッチオーブンにセット

丸鶏どーん!!

丸鶏をセットしたら、オッタビオのオーガニックエクストラバージンオリーブオイルスプレーを使って表面にオリーブオイルを吹付け、適当なサイズにカットした皮付きの野菜(じゃがいも・にんじん・たまねぎ)を周りにばらばらと詰めました。

もうこのビジュアルだけですでにキャンプ飯!!って感じですね!

キャンプレポート(ダッチオーブンでローストチキン) 蓋をして1時間

ダッチオーブンは網の上とかではなく、かまどで作った火の中に直接どーん!と入れます。薪の火でも良いのですが失敗したくなかったので今回は火力の調整がしやすい炭火を利用しました。

蓋の上にも熱く焼けた炭を置いて上からも加熱。これができるのがダッチオーブンの醍醐味なんですよねぇ〜(´艸`*)

火力は下が弱火で上の方は少しだけ強め。この状態で1時間ほど放置です。

途中からめちゃくちゃいい匂いが漂ってくるので、つい蓋を開けたくなってしまいますが・・・途中で蓋を開けると、一定に保たれていた温度が下がり、そのうえ水分が飛んでお肉がパサついてしまう原因になってしまいます。

ダッチオーブンのパワーを信じてここはグッと我慢( ゚д゚)

キャンプレポート(ダッチオーブンでローストチキン) 1時間後の様子

1時間後です。かなりいい感じだな〜(´艸`*)

でも、もう少しお肉の表面にパリッとした焼色を付けたいな。

再度オリーブオイルをシュッとふりかけ、ついでにこのタイミングでローズマリー(←入れるのを忘れていた)を加えました。蓋の上の炭の量を増やしてもう30分。。

キャンプレポート(ダッチオーブンでローストチキン) 出来上がり

完成しました〜!!表面パリパリ、肉質しっとりのローストチキンが綺麗に焼き上がりましたよ!!

これ!!めっちゃ良すぎました(´艸`*)見た目はもちろんですが立ち上る匂いが!ジュワジュワな音が!!テリテリでカリカリカリの皮目の下のお肉がぷくぷくしている振動が!!

その全てが、大成功を物語っていました。初めてのアウトドアでこれだけできれば上出来でしょう!!蓋を開けた瞬間、歓声が起こりましたよ!!!

ダッチオーブンでの調理方法を考えると、普段私が家で使っているSTAUBで無水調理をする感覚とそこまで大きく変わらない感じがしたので、蓋を開ける直前までは「もしかしたらローストチキンではなく、スープタプタプの煮込み料理になっちゃってるかも??」なんて不安もあったのですが

さすがにこちらは「オーブン」という名前通りのアイテムですね。分厚い鉄の蓋のおかげで、一様にこんがりした美しい焼色になっていたので、思わず感動してしまいました。遠赤外線の力って本当にすごい!!

そして、ダッチオーブンの蓄熱性の良さにも驚きました!綺麗に焼けた後は火から外していたのですが、11月の夕方に30分ほど放置していても食べる直前まで中は熱々でした。むしろ予熱でしっかり中の方まで火が周り、ジューシーさが増した印象です。

そうそう!こちらのお肉、ダッチオーブンから取り出すのが地味に大変だったんですよ・・・何が大変ってお肉がとても柔らかすぎて(´艸`*)

旦那氏がタコ糸で結んだ足の部分を掴んで上にグイッっと引き上げてみたところ、お肉がほろほろに柔らかくなったせいで、両足の骨だけがスポンとスッポ抜けてしまったんです( ゚д゚)

せっかくカッコよく盛り付けようと思っていた私の計画が台無しだ!!( ;∀;)まぁそれだけ、骨外れも良く柔らかく仕上がったという証明にはなりましたが。。

パリッとした皮の上からそっとナイフを入れると、みずみずしい胸肉がぷりん!と出てきて、その下からはホクホクで柔らかなささみ肉が・・・(´艸`*)

大きなお肉の塊でしたが、しっかり火が通っていて完璧に美味しかった!

もも肉・手羽は数が限られているので争奪戦!部位によって食感や味わいが変わるので、その違いを楽しみながらみんなでワイワイ食べるのがとっても楽しかったです(゚∀゚)

あと、周りに詰めていた野菜も恐ろしく美味しくなっていてこれまたビックリでした!!

味付けはほぼ塩のみだったんだけど・・・ダッチオーブンのパワーによってもともと野菜に備わっているポテンシャルが余すことなく引き出されたような感覚です。

もしかするとダッチオーブンは、野菜を一番美味しく調理してくれる相棒なのかもしれない・・・と本気で思いましたもん。しかも作り方は放っておくだけですからね( ゚д゚)

じゃがいもはホクホクに、たまねぎはトロトロになりますし、もしかすると根野菜の水分や、タマネギのエキスが鶏肉を柔らかくジューシーに仕上げるための素晴らしいアシスト役を担っているのかもしれません。

特に凄すぎたのは、にんじん様!

甘くて甘くてスイーツか!ってほどの仕上がりでした。人工的な甘さではない、自然の恵みを感じる味わいでしたね・・・もともと人参が得意ではないという子も、驚くほどよく食べていましたよ!

今後の課題としては、やっぱり味付けかな〜。結構しっかり目に塩を振ったつもりだったのですが、それでも思っていたよりは薄味だったんですよね〜。

この問題、ローストチキンを作る度に同じような感想になるので毎回しっかり下味を付けているつもりなのですが、結局もう少し濃くてもよかったかなぁ〜?となってしまうんですよ。目分量ではなく、ちゃんとお肉の重量との割合を考えて味付けをした方が良いのかもしれません。

あと、今回はスタッフィングに使った野菜たちがあまり機能していませんでした。外側に置いた野菜はとても美味しかったのですが、お腹の中の野菜はやや固めでして、お肉のエキスもあまり浸透していなかったんですよね。。

もう少し加熱時間を伸ばした方が良かったのか、もしくは火力が弱かったのか、原因はわからずですが。。これなら野菜ではなくピラフを詰めた方が良かったかな?というのが素直な感想です。

まとめ

今回の記事はですね、コストコのさくらどりはアウトドアでも映えるしめっちゃ美味しかったよ〜!みたいなことを書きたかったのですが、思いのほかダッチオーブンの威力が凄すぎて、そちらにばかり注目してしまいました(;´∀`)

美味しかったのはもちろん、素材のさくらどりが素晴らしかったからというのは言うまでもありませんし、サイズも立派で調理も楽しく、価格もお得で、キャンプには超オススメなんですけどね〜!次キャンプをするときも、きっとまたお世話になると思います。さくらどり丸鶏最高!!

あと、今回を機に絶対に持て余すし、デカいし重いし、保管するのに邪魔になることはわかっていても、ちょっとだけダッチオーブンが欲しくなってしまいました。私がガチなキャンパーなら、BBQグリルよりもダッチオーブンを優先してしまうかもしれません。

ダッチオーブンが1つあるだけで、焼くのも煮るのも蒸したりするのも何でもできて万能だし、アウトドア料理がグッと本格的になること請け合いです!

今回の記事が誰かの参考になるかどうかはわかりませんが・・・コストコ食材でキャンプを計画している方は、ぜひダッチオーブンで作るローストチキンにチャレンジしてみて頂ければと思います。

実はこの他にもキャンプで作った料理がありまして、キャンプレポートはもう1回だけ続きます。続きはまた明日!!

【キャンプレポ】コストコ食材で燻製を作りましたー&ダッチオーブンで作るスペアリブトマトカレー

コメント

  1. 1
    卵オーナー says:

    コス子さん、
    丸鶏では無理ですが、切り身(皮つきがイイ)で人参タマネギ等と一緒にガス台の魚焼きグリルに入れてできまっせ~♪
    もともと、このグリルもキャンプ兼用なので、炭火の側に置いておくと、焼き肉の時にも使えるそうです(私はしたことないですがf(^^;)

    https://costcotuu.com/20161206/post_78609.html

  2. 2
    ひまわり says:

    大きい袋に塩水を作って、その中に鶏肉を浸けておくと満遍なく塩味がついていいですよ
    塩の量も少なくてすみます(^-^)
    鶏の脂が染みたお野菜も美味しいですよー

  3. 3
    けーや says:

    鶏もも肉にマギーのタンドリーチキンの素をまぶしてダッチオーブンで焼くのもオススメです!絶品になりますよー。

  4. 4
    ゲスト says:

    美味しそうに焼けましたね!
    昔、料理番組で丸鶏のローストを見た時、塩は皮と身の間にも塗ってください!と言っていて、ローズマリー なども皮と身の間に入れてました。
    それ以来、皮と身の間にも塗るようになったのですが、同じ1%の塩を使っても、中まで浸透する塩気はだいぶ違うと感じました。
    ハムを作るときも、皮付きと皮なしでは違いますものね。

      

  5. 5
    まり2 says:

    初心者キャンパーです。
    キャンプ料理大変参考になります。
    最近キャンプを始めたばかりで福岡市から近場のキャンプ場を探しています。
    どちらのキャンプ場なのか とても気になります。よかったら教えてください。

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