【キャンプレポ】コストコ食材で燻製を作りましたー＆ダッチオーブンで作るスペアリブトマトカレー

ダッチオーブンでローストチキンを作ったよ！の続きです。

今回のキャンプでもう1つ、どうしてもやりたかったことがあります。

それは・・・「燻製」です！！

ずーっと前から興味があって、自宅で使えるスモーカーとか、STAUBを使った燻製の方法とか、いろいろ調べていたりもしたのですが、賃貸マンション住まいの我が家にとってはなかなかハードルが高く、それでいてなんとなく面倒な気になってしまって、これまで実現できていなかったんですよね。。

でも、キャンプなら屋外でガンガンスモークできちゃうじゃん！！ということで、今回初めて挑戦してみることにしました。

本格的な燻製グッズを買うことも一瞬考えたのですが、初心者でいきなりフルセットを買う勇気はなく・・・とりあえず今回は経験を積むという目的で、仮に失敗したとしてもダメージが少ないこちらを選んでみました。

アウトドアブランド「SOTO」による、燻家「スモークハウス」です。

ダンボールでできた簡易燻製器ですね。すごい！(ﾟ∀ﾟ)ダンボールでも燻製ができるのね！食材以外のフルセットで1,000円ちょっとくらい。

畳めるし、紙だから持ち運びもしやすいし、それでいて手軽に本格的なスモーク料理が楽しめるなんて最高！まさにキャンプにはうってつけですね！

セット内容は、本体となるハウス型段ボールとハウス内に食材を置く網や針金、レンガのような桜のスモークウッドと受け皿です。

これだけでいいのか・・・意外とシンプルですね。。

スモークする素材はほとんどコストコで調達したもので賄いました。

冷蔵庫に残っていたグランドアルトバイエルン、冷凍のベビーボイルホタテ、一口大サイズのミニブリーチーズ、自宅で下茹で済みのコストコの精肉コーナーで販売されていた生ソーセージ。あとは前日に仕込んでおいた味玉とうずらの卵。

それと、どうしてもナッツのローストがしてみたかったので、旦那氏用に購入していたロカボナッツ（くるみ・アーモンド・ヘーゼルナッツ）も少し拝借しました。お酒のおつまみですね！

ちなみに今回は温燻（おんくん）と呼ばれる燻製方法での調理になります。おおよそ30～60度くらいの温度を保ちながらスモークしていく調理法なので、生肉みたいな加熱調理が必要な食材は入れていません。

組み立てたよ！！簡易のスモークハウスが完成です！！

箱には丁寧な説明文が書いてあるので誰でも簡単に組み立てができるのですが、さすがにダンボールなので軽くて倒れやすく、燻製中は十分に注意する必要があります。

家の換気扇の下でもできそうだけど・・・やはりこういったアイテムは屋外用って感じですね。

出来上がりはこんな感じです。すみません、写真じゃあまり色が付いていないように見えますが、実際はもっといい感じの出来栄えで美味しそうでした！

スモークの香りと食べた時の鼻からスッと抜ける風味が良く、まるで食材がワンランクアップしたような味わいです(´艸｀*)

中でも素晴らしかったのが冷凍のベビーボイルホタテ！

この商品はすでにボイル済みのものが冷凍されているので、解凍するだけでも食べることができるのですが、煙で燻されることにより、スモークの風味が加わって、素材の味がギュッと凝縮！

素材そのものの味がしっかり活きており、とっても美味しかった！もちろんお酒との相性も抜群でしたよ〜！

今回利用したミニブリーチーズもコストコで購入したものです。1パックずつ個包装になっている一口サイズのブリーチーズです。

前に紹介したミニカマンベールチーズのブリーバージョンという感じですね！こちらもスモーク用の食材には本当にピッタリでした！

カマンベールよりも塩気が控えめであっさりとした印象で、それでいてクリーミーな舌触りでとっても美味しかった！こちらは近いうちにもう少し詳しくレポートしたいと思っています。

今後の課題

付属のスモークウッドに火を付けるのが結構難しくてですね。。小型のバーナーで全体を炙ってみたのですが、ちょっと火種がつく程度で、煙が出てても10分後には消えていたり・・・というのが3回ほどありまして。。

今思えば、ダンボールだと保温性が甘いというか、気温が低くて温度が上がりにくかったのかもしれません。最終的にはガスバーナーで満遍なく加熱してスモークウッド全体を焼くようにしたらうまくいきました。

スモークウッドがレンガのような塊のものなので、火がまわりにくいというのも原因の1つだったのかもしれません。確実にうまくスモークさせるには、スモーク用のチップを追加で用意した方が間違いなかったかもです。

スモークチップはホームセンターやアウトドアのお店などに行けば必ず売ってるし、最近では100均などでも用意されているのだそうです。すごい時代・・・( ﾟдﾟ)

今回の経験を機に、家でもスモークをやってみよう！という気持ちにはまだなれませんが、想像以上に手軽にスモークはできて、味もとても美味しかったので、次回のキャンプでもぜひ取り入れてみたいと思っています。

今度はもっと面白い食材で試してみたいなぁ〜。何かオススメの食材はありますか？？

ダッチオーブンで作るスペアリブトマトカレー

ローストチキンの隣でカナダ産チルド豚肉三元豚スペアリブLAカットを調理しました。使っているのは、こちらもColemanダッチオーブン（12インチ）です。

塩胡椒で下味を付けたスペアリブを鍋の大きさに合わせて適当にカットし、まずは表面を焼き付けていきます。鋳鉄製のダッチオーブンは焼の料理も超得意！炭火でまんべんなく熱された鍋肌で、きれいな焼き目が付きました。

このままでも美味しいに決まっているのでこのまま調理を続けるのが苦しくなりましたが( ﾟдﾟ)ここはグッと我慢。

こちらに、トマトホール缶を1つとひたひたの水、ちょっと多めのスライスたまねぎにブイヨンキューブを2つほど入れてコトコト煮込みます。

弱火でじっくり1時間ほど放置していたら、信じられないほどにお肉がホロホロになりました。

スペアリブに付いたLAカットの肋骨は骨外れが良すぎてポロポロと取れていきます。この時点ですでに歯が無くても余裕で食べられるレベルにまで進化(´ω｀*)

このまま水分を飛ばしてトマト煮込みにしても良かったのですが、お米を一緒に炊いていたので今回は途中でカレー粉を足し、ついでにローストチキンのお腹に詰めていて火の入りが甘かった人参やじゃがいもをこちらに投入し、スープカレーっぽくしてみました。

こちらも最高に美味しかったです！！アウトドアで豪快に作ったとは思えないほど繊細な、まるでお店のような味で驚いてしまいました！(´艸｀*)ダッチオーブンすごい！！

お肉の旨味とたっぷりなコクがしっかり抽出され、そこにトマトの甘味と少しの酸味が効いていて、カレールーはやや少なめに調整しましたがなんとも味わい深く、本当に美味しかったです。

作る時間は長かったですが、食べる時はあっという間です。炊きたてのご飯と共にしっかり完食でしたよ〜！！三元豚のスペアリブに関しては、また後日あらためて商品紹介させて頂きますね〜。

お腹が一杯になった後は、皆で仲良く火を囲み、マイムマイムを踊りました（←ウソです）

最近は、こうやってキャンプファイヤーができる場所というのもかなり限られていますよね。まるで生き物のように踊る炎を眺めながら物思いに耽るなんて、なかなか日常では経験できない贅沢な時間です。

そんな中、私は炎の下にセットした焼き芋がちゃんと美味しく焼けているかどうかがずっと気になってしまいました・・・。

これもまた、素晴らしい思い出ですね！

以上、コス子のキャンプレポートでしたー！