北海道雪下にんじん
北海道雪下にんじん
購入時価格:399円(2022年4月)
ITEM# 44839
フレッシュプロデュース内で見つけた北海道雪下にんじんです。
リピートしているオーストラリア産にんじんが、まだ冷蔵庫の野菜室に残っていたのですが、「雪下」のキーワードがどうにも気になりまして。。
写真を見る限り、雪の下で育ったものなのかしら?そう考えると、雪が無くなる時期には収穫できなくなるのでは?
購入したのは4月の下旬。北海道でも桜が咲きはじめている時期なのでおそらくギリギリですよね。これは今しか購入できないかも!?と思って試してみることにしました。
パッと見は丸っこくて太めでぽってりとした可愛らしいにんじんだな〜という印象。
普段使っているオーストラリア産にんじんは細くて長くて、どちらかといえば水分少なめで全体的にパリッと硬めなんですよね。
それに比べるとこちらの雪下にんじんは胴回りが太めで、直径は5.5cmほどありました。全体的にしっとりしていて水分を多く含んでそう。
1袋の重量などは特に記載されていなかったのですが、1袋に5本入っていて価格は399円でした。一般的な人参と比べるとややお高めかな〜?という印象です。
ましてオーストラリア産にんじんは、たっぷり2kg入りでほぼ同じくらいの価格で売ってたりするので、普段からコストコの激安なにんじんを使っている私にとってはなかなかの高級品ですね。
こちら1本取り出したものです。太さや長さはものによって違いましたが、この写真の人参で長さ16.5cm、重さ242gでした。
とっても濃くて鮮やかなキャロットオレンジです!いかにもβ-カロテンたっぷりですよ!な健康的な色をしていますね〜(゚∀゚)
この商品は、コストコ購入品紹介の動画でもちらっと紹介したのですが、視聴者さんから頂いたコメントによると、名前の通り、雪が降っても収穫せずにそのまま置いて寝かせ、越冬した後に収穫するにんじんなのだそうです。
雪の下で育った野菜は甘みが増してとっても美味しいのだとか!
こういった農法は雪が降る地域では割と知られているものらしく、時期によって雪の下大根や雪の下キャベツといった別の農作物も作られているそうなんですよ。
ただ、通常よりも栽培期間は長期化するし、それだけ管理にも手間がかかるだろうし、雪下で育った作物はおそらく機械も使えないでしょうしね。
当然スーパーで年中販売されているものとは違い、収穫の時期も限られます。お値段が高めに感じるのは当然ですし、むしろコストコの販売価格はかなりお手頃なのかもしれません。
しかし北海道だと外気温も氷点下になることが多いでしょうし、まして雪のような氷に囲まれていると、野菜も一緒に凍っちゃったりしないのかなぁ・・・?と単純に考えてしまったのですが・・・
実際は雪の中でも野菜が凍ったりすることはないんですって( ゚д゚)不思議だね。
というかむしろ、雪の中の方が一定の温度や湿度をキープすることができて、野菜を熟成させるのに適した環境になるのだそうです。寒い地域ならではの農作法ということですね。すごく興味深い(´艸`*)
味について
甘ぁ〜!!!( ゚д゚)ホントや!!にんじんの味の濃さと甘さが全然違う!
めちゃめちゃ美味しいですっっ!!一口目めっちゃびっくりしました〜!
これ、特別美味しい品種のにんじんとかそういうわけじゃなくて、普通のにんじんでも雪下で寝かせたらこんなに美味しくなるのかな??
もしもそうであれば雪の下熟成ってめっちゃすごい!!にんじんの甘味がめっちゃアップしてて味がしっかりしているのに、いわゆる人参臭というか、にんじん特有の香りはほとんど感じません。
もともと無いというよりも、味はしっかり残しつつ、にんじんのネガティブポイントだけをごっそり取り除いたような感じなのです!あるべきものをしっかり残して嫌な部分だけが無い!( ゚д゚)
にんじんが苦手な方は、にんじん特有の香りが苦手というケースが多いですからね・・・でもこれなら、にんじん嫌いな人が初めてにんじんを食べる良いキッカケになるのではないでしょうか。
味の美味しさだけでなく、食感も水分が多すぎず少なすぎずのサクッ!ポリッ!とした歯ごたえがいい感じです。
あまりに美味しいので洗って皮を剥いてスティック状にカットしただけなのに、用意した分があっという間に無くなってしまいました。。
個人的には生で食べなければ勿体ない気がして、どうしても煮物とかには使いたくなかったのですが・・・これだけはぜひとも作ってみたかった「にんじんしりしり」です
しりしりした雪下にんじんをごま油でサッと炒め、炒り卵とツナ缶を加え、少しのだしと塩で味付けしました。
低温でじっくりと水分を飛ばしながら炒めた雪下にんじんは甘味がより瑞々しく感じられ、ごま油とツナの油をしっかり吸って旨味がさらに倍増。
あえて薄味に仕上げることでにんじんの美味しさが際立ち、白ご飯に乗せて掻き込んで食べたくなるような味わいとなりました(´艸`*)自分で作っておいて言うのもあれですが、丼一杯食べたくなる美味しさでしたよ〜。
生で食べて美味しい食材を炒めるって、なんだか勿体ない気持ちになってしまいましたが・・・これは本当に作ってよかった( ;∀;)
まとめ
初めて知った「雪の下にんじん」。めちゃめちゃ美味しかったのでまた見つけたら絶対に買います!でも、時期的に今年は終わりだろうなぁ。。また来年のお楽しみですね。
日本にはまだまだ美味しいものがたくさんあるし、知らないこともたくさんあるんだな〜と思いました。
それをアメリカ企業であるコストコをキッカケに知ることができたなんて、なんだか変な感じですね(;´∀`)
おすすめ度:
コメント
氷点下になることが多い…?ん?なんか変だな?
正しくは『0度以上には滅多にならない』だ!
と思うくらいに生粋の道民(氷点下の時期に気温を表すのにわざわざ「マイナス」なんてつけません笑)ですが、雪の下にんじん、恥ずかしながら食したことありません…。
大根やきゃべつほどメジャーじゃないような??
にんじん、あの臭みが苦手なので、雪の下にんじんはめちゃくちゃ美味しそう!
さすがにもう取り扱いないかしら?見かけたら買ってみます〜!
オーストラリア産の人参も気になってても買ったこと無かったのですが、雪の下人参はもっと気になります。最近キャロットにハマっているので、次回行った時にはぜひこちらを買ってみたいと思いました。レポありがとうございます♪
このにんじん、私も買いました。
テレビで雪下にんじんを紹介した番組を見た後だったので。
生で食べましたが、甘くて美味しかったです。
にんじんしりしりはとても美味しそうですね。
これ、私が買った時は新潟産の雪下にんじんだったんですが、普通のにんじんとあまり変わらなかったです(;_;)たまたまハズレだったのかなー。北海道産があったらまた購入したいです!
私が買ったのは、新潟産でした。
袋に説明文が入っていて、スティックがおすすめとありました。
新潟産でも甘くて美味しかったんですね!
生でも炒めても茹でてみてもいつも買ってるスーパーにんじんと大差なかったので残念です
(ToT)