汁無しさばラーメン

汁無しさばラーメン
購入時価格：160円/100g（2023年7月）
ITEM# 96825

先日、テレビの撮影で愛知県にあるコストコ中部空港倉庫店に行った際に発見した新商品のデリカです！福岡でも見たことがない!( ﾟдﾟ)と思ったら、実は収録日の前日に登場したばかりの商品とのことでした。

注目の新商品として番組でもピックアップしてキッチンスタジオまで持って行ったんですけどね、残念ながら試食できる時間がなく・・・どうしても食べたかったので、購入して福岡まで持ち帰りました(´艸｀*)

「汁無し」で「さば」で「ラーメン」ですってよ・・・( ﾟдﾟ)

なんか情報量が多すぎて、結局一体何なんだ？という感じなのですがー。。

ただ、コストコのデリカでは今までも「シュリンプガーリックまぜそば」とか「麻辣まぜそば」といった感じで、太い中華麺を使った「まぜそばシリーズ」って過去にも何度か登場しているんですよね。

こちらに関しては「まぜそば」ではなく「汁無しラーメン」ということなので、また全然違うジャンルなのかな〜？なんて思ったりもするのですが、過去に販売されていたまぜそばシリーズと、なんとなく共通する点が多いんですよ。

容器の底一面に敷き詰められた太めの中華麺に、それが見えなくなるほどたっぷり盛られた具材の数々。

しかし「さば」って・・・( ﾟдﾟ)

さばをラーメンのトッピングにするってあまり聞いたことがない上に、今回は「汁無し」ですからね。ますます、味の想像がつかずにいます。

コストコの「さば」が使われたデリカと言えば、昨年販売されていたさばサンドイッチが記憶に新しいところ。今回はどうなんでしょうか？

商品詳細

名称：惣菜半成品
原材料：ゆで麺（国内製造）、さば塩焼き、まぜそばソース（植物油脂、醤油、鰹節エキス、水飴、食塩、砂糖、その他）、赤玉ねぎ、長ねぎ、レモン、青ねぎ、韓国海苔/かんすい、増粘剤（増粘多糖類、加工デンプン）、クチナシ色素、酸味料、（一部に小麦・ごま・さば・大豆を含む）
保存方法：要冷蔵4℃以下
賞味期限：加工年月日含め3日
正味量：983g
購入価格：1,573円

ジューシーなさばの切身にゆず果汁、生姜がさっぱりと利いた特製つゆが暑い季節にぴったりです。お好みでレモンを絞ってお召し上がりください

蓋を開けると見えるのは、鮮やかなスライス赤玉ねぎ、そして小口切りの青ネギと白髪ねぎ。別容器に入れられている、まぜそばソースと韓国のり。

メインのサバは「塩サバ」でした。1口〜2口大ほどの大きさにカットされているさばの切り身が、すでにこんがり両面焼きになっています。

数は数えてなかったけどおそらく10切れほどはあったでしょうか。トッピングのレモンは2切れ。お好みで振りかけて食べる感じですね。

調理方法は付属のタレと海苔、レモンをよけて蓋を外して電子レンジ500Wで5分、一旦取り出して混ぜ合わせた後に、さらに500Wで10分加熱したら完成！ということです。

でもこれだけの量は一気には食べきれませんからね。

我が家ではまぜそばシリーズは大抵、1〜2人前ずつ耐熱容器に移し替えて、食べる分だけを調理しております。

というわけで、様子を見ながらレンジで3〜4分温めました。気がついたことと言えば、赤玉ねぎの色味がちょっと抜けたくらい？さばの香りはしっかりしています。

香りは日本的なのですが、見た目はどこか東南アジアちっくなオリエンタルな雰囲気がありますね〜。

味について

まず、気をつけなければならないのは付属の「まぜそばソース」。こちらは具材を温めた後にふりかけて食べるのですが、結構、いやかなり塩辛い、ガッツリ味がついたソースなんですよ。

こちら1ケース45g入りとのこと。脂っぽいトロトロしたソースで鰹出汁の香りがする和の調味料、という印象です。

1kg弱の麺に対してこの量のソース、これで本当に足りるの・・？と思ったんですけど、実際は足りすぎました！( ﾟдﾟ)

ちょっとかけすぎるだけでめちゃめちゃ塩辛く感じてしまい、あまりに辛くて、途中で麺を追加してしまったほどでしたからね・・・。

おそらくこのたっぷりの麺、たっぷりのトッピングに合わせた丁度良い分量のソースということなので、容器のまままとめて調理して食べる！ということであれば、特に悩まず調理できるのですが

私のように取り分けて温めて食べるときは、利用するソースの量は「さじ加減」なので・・・ちゃんと味見しながらいい加減に調整しながら食べる必要があります。これだけで味の印象が大きく変わるので注意が必要です。

ちょうど良い加減に味が整った状態で食べた汁無しさばラーメンは美味しかった！(ﾟ∀ﾟ)

さばは食べごたえがある具材でありつつも、この料理の味の決め手となる調味料にもなっています。感覚としては、さばの塩気と旨味で食べる「塩焼きそば」なイメージですね。

汁無しラーメンの定義がよくわからないのですが、私なら「塩さば焼きそば」という名前にするかもです。まぁ、このネーミングだとあまり売れなさそうですが( ﾟдﾟ)

麺はモチモチしていて、そのままでもうっすら味が付いていて、それでいてソースや他の具材との絡みもよく美味しかった！これまでの「まぜそば」シリーズと同様、麺の美味しさは安定しています！

そして大事なことは、こちらレモンは必須！！

そのまま食べても「うん、塩サバ味の焼きそばだね〜！」という感じで美味しく食べられるのですが、こちらに付属のレモンをふりかけると味の印象がガラッと変わり、美味しさがもう1ランクUPします。

サバサンドを食べた時も思ったのですが、塩サバとレモンって本当に相性が良いんですよね〜。サバの旨味を吸った中華麺にもかけてしっかり混ぜ合わせた方が断然美味しかったので、入っているだけのレモンの量じゃ全然足りなくて途中で追加してしまったほどでした。

ちなみにこちら、調理方法には電子レンジでの温め方が書いてありましたが、フライパンで調理したほうが手軽で失敗なく、味も美味しくなって良かったです。温めムラがなく、ソースも均等に馴染みましたよ。

さばは良い塩加減で、ふっくらしてて口に入れるとジュワッと脂が出てきて美味しかった〜！いわゆるサバの香りはしっかりですが決して生臭さではなく、麺に馴染んでもイヤな感じは無かったです。骨は綺麗に除去されているので、一口でパクっと安心して食べることができます。

フライパンで調理した際は、温めついでにサバの身を少し崩して、フレーク状にすると、さらに麺との絡みがよくなって美味しくなった気がしました。こちらもオススメですよ〜！

「汁無しさばラーメン」という名前を聞いてもいまだにピンとは来ませんが、魚介の旨味、塩サバの旨味で食べる麺なので、サバが苦手でなければ美味しく食べることができるデリカだと思います。

ただ、まぜそばソースに関しては加える量の配合をミスると味の印象がガラッと変わってしまうので、ぜひともしっかり味を見ながら上手に調整して食べるようにしてくださいね。

※動画レビュー⇒汁無しさばラーメン

おすすめ度：★★★