みらいサーモン 丸(福岡県産の養殖サーモン!濃い旨味ととろける上質な脂が絶品)

みらいサーモン 丸 サーモン1匹まるごと

フィッシュファームみらい合同会社 みらいサーモン 丸
購入時価格:269円/100g(2024年11月)
ITEM# 64665

昨年11月のコストコ小郡倉庫店のオープンのときにフィッシュコーナーで販売されていたサーモン丸々1匹です。発泡スチロール製の魚箱には氷が敷き詰められていて、その上にどーん!と乗せられたサーモンは迫力満点!( ゚д゚)

この商品は小郡倉庫店のオープニング特別商品ということで、オープンより4日間のみ限定で販売されていた商品なんですよ。

すでに販売終了になっている上に、他の店舗では取り扱われていない商品なので、こちらで紹介したところで買えるわけではないのですが。。(;´∀`)

ただ、こういったコストコの地域限定商品が時間が経ったのちに他の倉庫店でも登場した!!という例は過去にもいろいろありますからね。

もしかしたら今後こちらが全国のコストコに並ぶようになることもあるかもしれませんので、今回は備忘録ということで書き留めておきたいと思います。

商品詳細

みらいサーモン 丸 商品ラベル(産地・消費期限など)

まず、この商品のポイントは「国産」のサーモンであるということ。しかも「福岡県産」の養殖サーモンなんですよ。

福岡県民として、福岡県産サーモンって意味わからんなぁ・・・?と思いましたが、実は福岡には陸上に専用の大きな水槽を作ってそこでサーモンを養殖している施設があるそうなんですよ。私も今回始めて知ってビックリしました( ゚д゚)

みらいサーモン 丸 サーモンの養殖施設

つまりこれは、陸で育ったサーモン!!ということですね。

餌や水、育つ環境が完全管理されているため、寄生虫や病気のリスクが低くて安全性が高いということ。そして、旬の季節なども関係なくいつでも美味しい状態で食べることができます。

もちろん生で!今回もお刺身で食べることができるサーモンとして販売されていました。

あとビックリしたのが、こういった特殊な環境で育ったサーモンって普通のサーモンのお刺身を買うよりも断然高いと思ってたんだけど、今回はオープニングの特別価格だったのかわかりませんが、想像よりはるかに安い!と思ったんですよね。

例えば最近だと、お馴染みのアトランティックサーモンフィレは100gあたり538円が通常の価格になっていまして、フィレ1枚で6,000円台、7,000円台が普通になっちゃってますからね。輸入品は随分と高くなったなぁ〜となかなか気軽には手を出せなくなってしまったのですが

こちらは丸々1匹分で体長は50cm!重さ3500g!それで価格は9,415円でしたからね〜。感覚的に2万円くらいするものだと思っていたので1万円以下で買えるというのはかなり意外な感じがしました。

みらいサーモン 丸 手で持ってみた

とはいえ、丸々1匹分のサーモンなので頭を落としたり、中身(内蔵)を取ったりしなければならないので、食べられるところだけで言えばもっとお値段は高くなるんですけど・・・( ゚д゚)

でもまぁ、これだけの量なのでお刺身だけでなく例えば兜焼きとか、骨の部分はあら煮にしたりと、いろんな食べ方で無駄なく楽しめますからね。あと、魚をさばく勉強までできちゃう!

大きな魚を自分でさばくのは10年前の年末のブリ以来だから、めっちゃ久しぶり・・・( ゚д゚)でもなんでしょう?大きい魚ってなかなか普段自分では調理しないので非日常感があってワクワクしちゃいますねぇ。

みらいサーモン 丸 頭アップ

なかなかこのサイズの生魚を丸ごと1匹見る機会って無いのですが・・・表面の皮目がとってもキラキラしていて綺麗です!魚臭さも一切無く、鮮度の良さを感じます。

なお、種類としては「トラウトサーモン」ということなので、厳密に言えば「鮭」ではなく、淡水魚であるニジマスを海水で養殖した魚になります。

じゃあ「鮭(サーモン)」じゃないやん、という感じなのですが、鱒(マス)はサケ目サケ科に属した魚で、鮭と鱒には生物学的にはっきりとした区別がないとされているそうです。

以前は、鮭は海水で鱒は淡水と区別されていたみたいなんですけど、最近は同じ種類でも海やら川やら養殖やらと育つ環境は個体によっても違うとものが増えていますからね。少なくとも食べる時の味わいとしては私たちが知っている「サーモン」とほぼ同じである、と考えてよさそうです。

それでいてサーモンといえば輸入物のイメージがありますからね。国産で養殖できるのであれば海外から送られてくるものよりも価格も安定するでしょうし、何よりこちらは海で養殖されているものよりも安全性が高い!と言えると思います。

みらいサーモン 丸 捌いている様子

ただ・・・大きな魚をさばくのはなかなかの試練でした(;´∀`)

中身を取って頭を落として2枚に卸し、太い骨を削ぎ落としたりピンセットで抜いたり、皮を引いたり・・・普段はなかなかやらない作業のオンパレード!!

本当は写真でお見せしたかったのですが、苦手な人もいるかと思って避けた「内蔵」の部分なのですが、これがビックリするくらいツヤツヤピカピカで綺麗だったんですよ。

このままお刺身で食べられるのでは?(ダメ絶対)ってくらいにプルンプルンでした。

みらいサーモン 丸 筋子

せっかくなので、これだけ紹介させてください。トラウトサーモンの「筋子」です。

通常の鮭と比べれば粒も全体のサイズもとーっても小さな、まるで明太子のような筋子が入っていました。

養殖サーモンにおける「筋子」は、成熟してしまうと栄養を持っていかれてしまい、身の色が悪くなってしまうらしく、このような感じで筋子は小さい方が身が良質と言われているそうです。

ちなみにこちらも捨てるには惜しい感じがしたので・・・塩水で洗って綺麗にほぐし、味を付けて小さないくらとして美味しく頂きました。

みらいサーモン 丸 お刺身

というわけで、あっという間に(←嘘です。30分以上かかりました)美味しそうなお刺身になりました!!

まず思ったのが、私が知っているアトランティックサーモンと比べると明らかに色が濃いんですよ。赤い身の部分の色味がより赤く感じます。

味について

めちゃめちゃ美味しくてびっくりしすぎました〜!!( ゚д゚)同じサーモンだけど、アトランティックサーモンとはまた違う美味しさです!

脂の乗り方はアトランティックサーモンの方が強いんだけど、こちらの方はサッパリした印象で身の旨味が濃い!

サクッとした歯切れ、ギュッと身が締まっていてプリッとした食感。ほどよくトロける上質な脂、そして臭みは無く、身そのものにしっかり味がある感じです。

サーモンってより脂が乗ってるほうが美味しい!と、勝手に思っていたけど本当はそうじゃなかったんだね。和牛がアトランティックサーモンならアメリカンビーフがトラウトサーモン!みたいな感じでしょうか!?

それぞれ違ってどちらも良い!これは・・・美味しいサーモンの概念が覆ってしまうなぁ(´ω`*)

サーモンってすごく人気ですが、ちょっと脂っこいのが苦手という方も一定数いらっしゃいますからね。アトランティックサーモンはコッテリすぎるのよね、という方でもきっとこれならば問題なく美味しく食べられると思います。

実際、アトランティックサーモンはあまり量は食べられない私も、これならスイスイ食べられちゃいましたからね〜( ゚д゚)

うちでは特に子どもたちがサーモン大好きなので、しばらくは朝学校に行く前の朝食で、みらいサーモンの刺し身を食べてから学校へ行く!という生活でした。どんだけ?( ゚д゚)

もちろん刺し身だけじゃなく、煮たり焼いたりと色々な調理方法があります。我が家の場合、骨が綺麗に取れた部分は柵にしてお刺身用に小分け冷凍(プレスンシールで保管しました)。頭は半分に割って味を付けて兜焼きに。アラはお味噌汁にしたり、お鍋に入れたりもしました。しっかり出汁が出て、こちらにご飯を加えて雑炊にしたサーモン雑炊がまた絶品だった( ;∀;)

ただですね・・・商品としては大変満足度が高いものではあったのですが、正直このサイズの魚をまるごと1匹分買うというのは、興味はあってもハードルが高すぎて手を出せる人が少ないと思うんです。そこは、どうにか考えて欲しいコストコさん!

サーモン丸ごと1匹という、めっちゃコストコっぽい豪快さも楽しいのですが、少しくらい価格が上がったとしても、お刺身用の柵とか、せめて骨を抜いた状態のフィレとか、もう少し食べやすい状態で販売してくれてたらありがたかったなーと思います。

もしも今後、全国のコストコで取り扱われるようなことがあったら、そのような感じで検討してもらえると私はとっても嬉しいです!!!

※動画レビュー⇒みらいサーモン 丸

おすすめ度:★★★

コメント

  1. 1
    まる○ says:

    脂のりどうなのかな?と気になっていましたが、身が締まっていて、アトランティックサーモンよりあっさりしているということで更に興味惹かれました。
    養殖なのでそのうち全国で買える日がきそうですよね。楽しみです。

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