Trevijano ベジタブルパエリア 900g(パエリアミックス)

Trevijano ベジタブルパエリア 900g(パエリアミックス)

Trevijano VEGETABLE PAELLA 900g
購入時価格:1,198円(2021年1月)
ITEM# 22850

スペイン産の乾燥パエリアの素です。こちら1瓶(プラスチックケース)の中に、パエリアを作るために必要なものが全て入っていて、手軽にパエリアが作れちゃう!という商品です。

以前、同じメーカーさんのタスカンリゾットという商品を紹介したことがありまして、そちらも容器の中にお米や乾燥野菜などが入っていて、お鍋で煮るだけで簡単にリゾットが作れるよ!という商品でした。

こちらはその商品のすぐ隣で販売されていて、パッケージデザインや中身の感じはリゾットにそっくりです。ただ、パエリアの方が全体的に赤っぽい色味がついています。パッと見は玄関先に置くポプリみたいな見た目で、あまり食べ物っぽくはないんですけどね。。

でも中にはたっぷりのお米が入っています。しかもパエリアの本場、スペイン産のお米です!

スペインのお米は日本のお米と違って粘りが少なく、味は染みやすいのに炊き込んでもベタベタせずしっかりしているため、パエリア作りに向いていると言われています。

本場スペインの材料を使ったパエリアを気軽に作れるというのが面白いですよね。パッケージもオシャレだしドライな状態なので賞味期限も長く、保存食みたいな感じで使っても良さそうな気がします。

商品詳細

Trevijano ベジタブルパエリア 900g(パエリアミックス) 商品ラベル(原材料・カロリーほか)

名称:パエリアミックス
原材料名:米(スペイン)、赤ピーマン、ピーマン、ズッキーニ、にんにくパウダー、マッシュルーム、ノラペッパー、サフラン
内容量:900g
賞味期限:購入日より1年
保存方法:直射日光や高温多湿を避けて保存
原産国名:スペイン
※本品製造工場では、ごまを含む製品を生産しています。開封後はお早めにお召し上がりください。写真はイメージです
栄養成分表示【1食分(150g)当たり】/熱量 533kcal、たんぱく質 12.9g、脂質 3.5g、炭水化物 109.5g、食塩相当量 0.2g ※この表示値は目安です。

Trevijano ベジタブルパエリア 900g(パエリアミックス) 開封中身(150g)

中身を出してみたらこんな感じ。これで1食分150gの分量になります。なので、1瓶で約6食分のパエリアがが作れる、ということになりますね。

お米に色が付いているのは具材の中にサフランが入っているからかな?乾燥の時点でも香りはかなりサフラン臭です。

「サフランライス」といえば黄色っぽく染まったお米のイメージですが、こちらはサフランそのものを細かくカット(もしくは粉砕)して色出しされていない状態で具材に含まれているみたいです。

またこちらはノラペッパーというスペイン料理で一般的に利用されている甘味がある唐辛子が使われているそうです。なので、もしかしたらノラペッパーによる赤色なのかもしれませんね。

その他にはドライ処理された様々なカット野菜が入っています。乾燥していることもあって野菜そのものはとても小さめ。しいていえば乾燥マッシュルームが少し大きめのカケラで入っているくらいです。

やはり乾燥状態ということもあり色味がきれい!という感じではありません。でも、お米以外に色々入っているな〜な印象はあります。

原材料を見ると香辛料はサフランとノラペッパーだけで、いわゆる「味付け」用の調味料が足されているわけではないみたいです。

あとリゾットと同様、こちらもお肉やお魚といった動物性たんぱく質は一切含まれていないんですよ。パッケージにはヴィーガンを示す表示がありました。

こちらで6食分ということは、価格で言えば1食あたり約200円ということになります。保存食にもなることを考えれば、ちょっと試しても良いかも〜?と思える価格帯ですよね。

作り方は全て細かく記載されているので書かれている通りに作ればOK!

簡単に言えば、大さじ1杯のオリーブオイルで1分間こちらを炒め、そこへ400mlのお湯と少しの塩を加えて20分間炊けばOK。パエリアなので蓋などは使わず、少しずつお米に水を吸わせると同時に水分を飛ばしていきます。

全行程で約30分くらいというところでしょうか。時間はかかりますがリゾットのように常時焦げ付かないように混ぜ続けなければ!みたいな行程は特に無く、基本的には放置で良いのでそこまで面倒!な感じではありませんでしたね〜。

Trevijano ベジタブルパエリア 900g(パエリアミックス) 調理例

というわけで作ってみました!これで1食分150gです。内容量はたっぷり2人分くらいはある感じで、こちらの表記は1食分=1人分というわけじゃないんだなぁ〜と思ったりしました。

150gが仮に2人分ということであれば、こちら1瓶で約12人分のパエリアが作れる!ということになりますね。「何人前」などという表記はなかったけど、思ったよりめっちゃたくさんできてしまった!( ゚д゚)が第一印象でした。

はじめの5分間だけは強火でしっかり沸騰させ、後は弱火にしてコトコト15分。火から下ろした後だけ蓋をして5分蒸らして完成させました。

お米の表面に浮かんだ野菜が、沸騰の名残のように内側と外側に残っていて、よく見るとドーナツ型のような変な模様が付いています・・・もしかしたら私の作り方に問題があったのかもしれないけど。。(;´∀`)

ご飯の色はいわゆる「サフランライス」のように明るめではありませんが、全体的に赤黄色っぽい感じの色味になりました。

味について

あ、美味しい!(´艸`*)味加減もいい感じ!!リゾットを食べた時みたいに味が薄いとか、なんかボヤケてるみたいなことはなく、ちゃんとパエリアだった!サフランの香りもいい!

調理中、10分ほど加熱したあたりからすっかりフライパンの中の水分が無くなってしまっていたので、もしかするとお米が焦げ付いちゃうのでは?とか、普通の炊飯と違って蓋をせずに火にかけるから、水分を万遍なく吸いきれずにお米が硬いままなのでは?とか色々心配になったりもしたのですが

実際は全く焦げることもなく、それでいてお米が硬いわけでもなく、味をしっかり吸っていい感じに炊きあがっていました!ちゃんと書かれている通りに作ったら失敗無く作れました。

お米はパラパラとした質感をしていまして、真ん中の所だけ少し芯が残ったアルデンテな食感になっています。日本のお米の感覚で食べれば、あれ?なんかボソボソしているような?みたいな、ちょっと食べ慣れない感じの食感なのですが

でもそれこそが「海外のご飯っぽさ」を醸し出しているような気もしまして、全然ネガティブな印象はなく、それがかえって良いとさえも思えました。

野菜はお米の量から考えると少な目だし、どれがズッキーニでどれがピーマンで・・・みたいなのは一切わかりませんが、それなりに存在感はありました。わずかにピーマンの青味?みたいなものも感じられます。

Trevijano ベジタブルパエリア 900g(パエリアミックス) 調理例(ムール貝と赤海老)

パエリアといえばやっぱりこんな感じのイメージですよね〜。事前に火を入れたコストコのアルゼンチン産赤海老冷凍ムール貝を最後の蒸らしの行程で上にトッピングしまして、彩りにレモンとトマトを添えております。

全部コストコの食材でできた!(゚∀゚)

もともと入っていた具材だけでも普通に美味しく食べられましたが、やはり魚介エキスが入ると美味しさがグレードアップしますね!

ここまでアレンジするならわざわざこのパエリアミックスを使わなくても良いやん?という気もしましたが、サフラン入りのパエリヤ用のお米(本場スペインのお米)が入っている点でも十分使う意味はあるものだと思いました。

まとめ

コストコのベジタブルパエリアは、乾燥野菜と一緒に本場の調味料とスペイン産のお米がミックスになっていて、お湯と味付け用のお塩を加えるだけで手軽にスペインの国民食「パエリア」が作れる、という商品です。

ちょっと調理に時間がかかってしまいますが、基本火加減と時間さえ守れば放置してても勝手に作れるので、見た目よりは手間はかかりません。パエリアを自宅のフライパンで作ったことが無い!という方もこれなら気軽に挑戦できると思います。

ゴロッとしたシーフードなどを追加するとさらに本場感が出て、味も深みが出てとっても美味しかったです(*´艸`*)

これ単体だと見た目の美しさに難アリなので、もう少し工夫する余地が残っているあたりも良い感じですね。使いようによってはおもてなし料理にも使えるので、個人的には前回紹介したタスカンリゾットよりもこちらの方が気に入っています。

おすすめ度:★★★

コメント

  1. 1
    daisychain says:

    タスカンリゾットはホントに味薄っ!と思いましたが、こちらはそのままおいしそうですね。次回行ったときにまだ販売してくれていたら買おうと思います!

    • コス子 says:

      タスカンリゾットは水じゃなく、牛乳とかトマトソースを加えて作るとなかなか美味しかったです!まぁでも、具材の味はあまり活かされてない感じだったので、わざわざミックスを使う必要はないかも・・?と思ってしまいましたが(;´∀`)

  2. 2
    みねんこ says:

    こういう商品って、買うのに躊躇してしまうんですよね。味の想像できないし、口に合わなかったらもったいないと思うしで。なので記事にしていただくとありがたいです。

    お土産のパエリアの素で作った時、日本のお米だとパエリア風ピラフになってしまいました。それはそれで美味しいのですが、求めていたものとは違っていました。
    お値段もすごく高いわけじゃないので、今はいけないスペインの味を試してみたくなりました。

    • コス子 says:

      パエリアって作るのがちょっと難しそうなイメージがあるんですよね。というか、日本米で作るパエリアが難しい気がします。

      パエリア風ピラフ!わかりますよ。それはそれで美味しそうですが。笑

  3. 3
    ちぃ says:

    母が、以前コストコのデリで販売していた「パエリア」が大好きで、買えなくなってからパエリアロスです。。
    具材トッピングしたら美味しく作れそうなので、次回購入してみます!

  4. 4
    もみりん@入間 says:

    人気ブロガーさんが絶賛していたので私も買って今は三回目のリピ中です。
    そのままでは具が寂しいので鳥の手羽先に焦げ目をつけ、一度取り出してそこにパエリア、玉ねぎのみじん切りやニンニク、キノコ類を入れて炒めてから炊いてます。さらに鳥の手羽先を戻してパプリカやアスパラを投入して見栄えよく仕上げるとレストラン並みの味(笑)冷凍シーフードも相性良いですね。
    レモン絞ると更に美味しい気がします。
    途中で焦げそうだったりアルデンテ過ぎたら鍋肌からお水足してます。欧米人は米を炊くではなく茹でる事が多いので最初からお水多めでも良いかも?
    残ったらチーズを乗せてドリアにしても美味しいです。

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