凄麺　ご当地ラーメン限定セット６食入（コス子による凄麺ランキングを大発表）

ヤマダイ
ニュータッチ凄麺 ご当地ラーメン限定セット ６食入
購入時価格：1,398円（2023年９月）
ITEM# 54596

コストコで凄麺のご当地ラーメン限定セット（カップラーメン）を買いました！

ニュータッチの中でも、ゆでたての旨さを再現したまるでお店のラーメンのような本格的な味を追求したノンフライのカップ麺ブランド『凄麺』の商品！

全国のご当地ラーメンを自宅で気軽に楽しめる商品！ということですね！(ﾟ∀ﾟ)

私はあまりカップラーメンを食べないので、カップラーメンについては詳しくないのですが・・・

テレビの番組で、カップラーメンにめちゃめちゃ詳しいプロで研究者でマニアな方々が一同に集まり、様々なインスタントラーメンの素晴らしさについて語るという、大変興味深い特集が行われていまして

10人程いたプロの方々が、口を揃えて「ニュータッチ凄麺が凄い！！！」というお話をされていたんですよ。

失礼ながら「ニュータッチ凄麺」というブランドもそのときに初めて知ったのですが、とにかく「ご当地ラーメン」の再現度がすごすぎる！！( ﾟдﾟ)とのこと。

ご当地ラーメン開発の道のりは長く、担当者がそのご当地まで足繁く通って様々なラーメンを食べてデータを取り、また現地の有名店やご当地ラーメン会と連携しながら「ご当地ラーメン」としての味やクオリティをくまなくチェック。

調味料なども、できるだけそのご当地のものを使うという徹底ぶりで、実際の美味しさはほぼ「ご当地ラーメン」らしいんです。

その他にも色々ありましたが、とにかくこだわりとクオリティが完全にカップラーメンの域を超えちゃってるっっ！！・・・ということで、それをお話するプロの方々のいきいきとした表情、そして実際にスタジオで試食したタレントさんの美味しそうな表情が忘れられなくてですね。

いつか機会があれば試してみたいなぁ〜なんて思い、頭の隅に置いていたメーカーさんだったのです。

なのでまさか、コストコで購入できるなんて思ってなかったからビックリしちゃいました( ﾟдﾟ)

まとめ買いとはいえ、たったの6食。コストコにしては少なめな量だなと思いましたが、そのわりにはやたらと大きな外箱です。

そして１食あたりの価格は233円と、カップラーメンにしては決して安い！お得！って感じじゃないのかな？と思いましたが、このシリーズはスーパーで買おうと思うと1食300円くらいするらしいんですよね。そう考えたら、コストコはまとめ買いなぶん安いようです。

ちなみに、この「凄麺」のご当地ラーメンシリーズは全部で30種類以上あるそうなんですよ。その中からの6食ということなので、もしやこちらは全国各地から選ばれし逸品、ということなのかもしれません。

個人的には、コストコならご当地ラーメンの全種類セット！みたいなものがあっても良さそうなのにな〜なんて思ったりしますが、6個入りでもなかなか大きな箱なのに、これが30個入リとなるとどうやって持ち帰るの？ってなりそう( ﾟдﾟ)

ともかく、以前から興味があった「凄麺」ですが、自分で選んで買おうとすると悩んじゃいそうなので、こういった厳選した6個のセットというのはありがたい！もはや買わない理由はありませんでした。

こちらが今回のラインナップです。日本の北から札幌、佐野、横浜、富山、尾道、博多の6つの地域のご当地ラーメンが集結！

札幌や博多の有名どころはやっぱり王道なのかな？佐野ラーメンって初めて聞いたな。

広島尾道はお好み焼きのイメージだったけどラーメンも有名だったんだな。富山ブラックって本当に黒いんだ。とんこつって博多だけじゃなくて横浜にもあるんだ・・・と、このパッケージを見るだけでも色々と思うところがあり、すでにラーメン旅行気分(´艸｀*)

あと、箱を開けると「凄麺学習帳」というおまけがついていました。ジャポニカ学習帳を思わせるデザインですが、名前は「カップめん」笑

ちなみに中は白無地の自由帳でした。

味について

こういう機会はなかなかないので、全国のラーメンを食べ比べしてみよう！と思い、6食全部作って食べてみました。（なお、この日の夕飯は家族4人でニュータッチ凄麺でした( ﾟдﾟ)すごい日！）

はっきり言えるのは、凄麺は本当〜に凄い麺でした！！

どれを食べても「イヤこれ、本当にお湯入れただけなの？」みたいなものばかりだったし、随所にものすごいメーカーのこだわりが見えて、もしかすると現地のラーメン屋さんを潰しにかかっているのでは？と、うっすら感じたほど、妥協を許さない再現性を垣間見ることができました。

中でも地元の「熟炊き博多とんこつ」はそれが顕著だった！私が福岡人でとんこつラーメンを食べ慣れているからこその気づきなのかもしれませんが。。

凄麺の凄いところ。まずは「ノンフライ麺」。

ご当地ラーメンは地域によってラーメンの麺が違うように、凄麺もあらゆるご当地の雰囲気に合うよう様々なタイプが用意されています。

豚骨用の細麺、醤油・塩用の中細麺、中細を平たくした平打麺、味噌に合う太麺。そしてちゃんぽん系に合う極太麺。その他ちぢれ麺や、うどん・そばなど、その地域によって使う麺のタイプを変えているんです。

博多とんこつは「コシのあるストレート細麺」。福岡人である私でも、まぁとんこつっていったらそうだよね、という麺でした。

お湯を入れる前はまるでそうめんが固まったかのような細い麺で、こういうタイプは細いぶん伸びるのも早く、すぐに味や食感が落ちがちなのを知っているから、カップラーメンにストレート細麺の美味しさなど、そもそも求めていなかったりするわけなのですが

他のラーメンが熱湯5分なのに対し、博多とんこつはたったの2分。

持ち上げてみるとまさに博多の「バリカタ」といった感じで、細い麺の中に芯が残っているような硬さと独特のコシ、ちょっと生っぽい小麦の香り（褒め言葉です。豚骨ラーメンってそんな感じ）、そしてまるで生麺のような食感。

まさに「凄い」としか言いようがない麺で驚きしかなかった！！( ﾟдﾟ)美味しいのは言うまでもありませんが、美味しい美味しくないは別として、すごく「本物っぽい」。

最近だとカップラーメンでも生麺を使うタイプがありますが、正直ぜんぜん生めんに負けてないと思う。

また博多とんこつは「熟炊き」といって、じっくりと炊き出した濃厚こってりスープと書いてありました。

お湯を入れる前の状態です。乾麺の他には、かやく、後入れかやく（ネギ）、後入れの液体スープと粉末スープがそれぞれ、といった4つの調味料が入っていました。

こちらももちろん、他のご当地ラーメンは全然違うものが入っているんです。面白いなと思ったのが、同じチャーシューでもフリーズドライタイプとレトルトパウチタイプがあるということ。

本物っぽさを求めるのであれば全てレトルトタイプの方がより本物っぽくなるのでは？と思ったりもしますが、話はそんなに単純ではなく、例えば厚めの豚バラチャーシューが欠かせない喜多方ラーメンと比べれば、確かに博多ラーメンにおけるチャーシュってそこまで重要ではなかったりします。

すべてを良い素材にすることを目標としておらず、重要なのは「再現性」。ご当地によって、どこに力を入れてどこを抜く、みたいなパワーバランスが絶妙だなと思いました。

そして熟炊きの濃厚こってりスープがなんとも、っっぽい！！( ﾟдﾟ)

まるでラーメン屋さんの引き戸を開けて入った時のなんとも言えないムワン・・・としたこってり〜な香りがしっかり再現されてる！！あまりにっっぽかったので、一言目は思わず「臭っっ！（歓喜）」と口走ってしまうほどでした。

正直、最近の豚骨ラーメン屋さんはそんなに豚骨臭くないのですが。笑　ある意味、お店よりもお店っぽいというか、こういうラーメン屋あるよね？感がある独特な香りだったのです。

そしてスープの味も、どこどこのとんこつラーメン屋さん！とかじゃなく、なんかこういう味のお店あるよね？感がすごい。

コラーゲンが溶け出た白濁のスープ、むせ返るとんこつ臭、クリーミーにも思える口当たりのまろやかさ、替玉したくなる完飲できない味の濃さなど。これぞ博多豚骨ラーメン！！

しいてひとこと言わせてもらうと、これに赤い紅生姜が入っていれば尚よかったな。後入れのシャキシャキねぎとちょっと多めのゴマは、やりおるな！(ﾟ∀ﾟ)な感じでしたが。

個人的にはフレッシュな紅生姜を後入れして白濁スープがちょっと赤く染まるところまでが豚骨ラーメンだったりするので。

・・・といった感じで、一番馴染みがあるからこそ、その再現性にビックリしてしまったニュータッチ凄麺です。

佐野ラーメンとか尾道ラーメンとか、現地のラーメンを知らないものでもシンプルにその美味しさや麺の食感などに感動できますが、どれほどの再現性なのかは私にはわかりませんからね。

例えば、札幌の人がこちらの札幌味噌ラーメンを食べたら、こ・・・これは！！( ﾟдﾟ)ってなるかもしれないし。本当、奥が深いなと思いました。

というわけで、すべてを説明するにはあまりにも長くなりすぎますので、こちらは6食すべて食べ比べたものを1本の動画にまとめております。

撮影後に家族みんなで美味しく味わって頂いたのですが、それぞれで美味しかったランキングが違ったというのも面白かったです。同じラーメンなのにみんな全然違う！というのがなんか良いよね。

⇒【コストコ】勝手に凄麺ランキング！一番美味しいご当地ラーメンはこれだ！

おすすめ度：★★★