まるごとチキンのスープカレー　鶏1羽まるまる入った大ボリュームデリカ

まるごとチキンのスープカレー
購入時価格：2,980円（2023年10月）
ITEM# 96904

コストコの新商品デリカです。とっても大きな容器でめちゃ目立ってた〜！！

私がこちらを初めて見たのは、札幌倉庫店でのテレビの撮影中だったんですよ。めっちゃ気になって買って帰ろうかなぁ〜と思って手に取ってみたら、思ってたのより3倍くらい重かったので持ち帰るのを断念(ﾉ∀`)

スープカレーといえば北海道のご当地グルメということで、もしや地域限定商品なのかも？と尋ねてみたら、全国の倉庫店で今日から販売されました！とのことだったので、安心して諦め、後日無事に地元福岡のコストコで買うことができた、という経緯になります。よかったよかった(´ω｀*)

こちらが何かというと、スープカレーを作るためのキット。つまり、必要な材料が入っている！という商品になります。なのでレンジで温めてすぐ食べられるというものではなく、持ち帰って自宅で簡単な調理をする必要があるわけです。

そして、今回の商品の最大の特徴はなんといっても、まるごとチキン！

よく見てみると・・・なんと！丸鶏がまるまるどーん！と入ってるではありませんか( ﾟдﾟ)

すごい迫力！そして、すごいボリューム。どおりで重かったわけですね！

いったい何人前になるんだろう？このボリュームで2,980円というのは、実はかなりお得なのかもしれませんね。

商品詳細

名称：惣菜半成品
原材料名：骨付き丸鶏（国内製造）、スープカレー（玉葱、デミグラスソース、ソテーオニオン、砂糖・ぶどう糖果糖液糖、トマトペースト、なたね油、その他）、じゃがいも加工品、玉葱、南瓜、ピーマン、赤パプリカ／リン酸塩（Na）、加工デンプン、グリシン、増粘剤（カラギナン）、酢酸Na、香辛料抽出物、グリセリンエステル、（一部に小麦・乳成分・牛肉・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む）
保存方法：要冷蔵4℃以下で保存。
※この製品はえび、かに、そば、卵、落花生、くるみを仕様した設備で製造しています。
正味量：2910g
賞味期限：加工年月日含め3日
栄養成分表示（100g当たり）：熱量 129kcal、蛋白質 12.2g、脂質 6.6g、炭水化物 5.5g、食塩相当量 0.91g ※この表示値は目安です

中身はこんな感じ。大きな丸鶏がすごいというのは言うまでもありませんが、入っている野菜もなんかすごい( ﾟдﾟ)

全体的にカットが豪快というか大きめカットとなっております。玉ねぎ、かぼちゃ、ピーマン、赤パプリカとじゃがいもです。じゃがいもは既に火が入っているようで綺麗に面取りされていました。

あとは、スープカレーの素となるスープが入っていました。原材料を見てみると様々な材料が入っているみたいですが、スープそのものは緩めのペーストのようになっており、形がある具材などは一切入っていません。デミグラスソースみたいな感じですね(´艸｀*)

そして、野菜に埋もれるように入っていたのが丸鶏です。真空パックの袋に入っていました。袋を開けてみて初めてわかったのですが、どうやら生の鶏肉が入っているわけではなく、加熱調理済みの様子。

袋の中には鶏を煮た時の煮汁のようなものも一緒に入っていて、プルプルに固まった油（コラーゲン）がたっぷり付着していました。

パッと見た感じ、ロティサリーチキンよりはるかに大きな気がして、試しに重さを測ってみようとスケールに乗せてみたところ、なんと測定不可能を示す【EEE】の文字が・・・( ﾟдﾟ)

うちのスケールのスペックを考えると、2kgは完全に超えてるということになります。全体の内容量は2910gと書いてあったので、半分以上は鶏肉の重さ、ということになりますねぇ。

コストコで買ったストウブのココットラウンドシャローに入れた姿です。直径26cmの鍋なんですけどね、これで超ギリギリでしたー( ﾟдﾟ)

いやコレ、調理は手軽と言っても調理するための鍋を確保するのが一番の難題ですね・・・(；´∀｀)うちにはもう一つ、ストウブのフレンチルースターもありますが、それだと24cmで鶏肉が入りきれないんですよ。

結果を先に言えば、シャローの容量が3.8Lでいろいろ入れたらギリギリというか微妙に吹きこぼれてしまいましたので、お鍋の容量はそれ以上のものを用意する必要があります。

これならパスタ鍋とかの方が良かったかもしれん・・・と、後から思っちゃいました。。

作り方はパッケージに書いてあります。鍋にカレースープと水700ml、そして丸鶏を入れてしっかり沸騰させたのちに付属の野菜を入れる。鶏肉と野菜にしっかり火が通ったら完成です。書いてあるのはそれだけ。

というわけで作りました！鍋の縁ギリギリまでたっぷりのカレー！！( ﾟдﾟ)

こちらは動画で作る工程を紹介していますので、気になる方はよかったらそちらもご覧ください。ざっくり感想を言えば、思ってたよりも鶏肉に火が通るのに時間がかかる印象です。しっかりグツグツ煮たのち、出来上がりの5分前ほどに野菜を加えればOK。

味について

めちゃめちゃ美味しかった〜！！鶏肉のまぁ柔らかいこと！( ﾟдﾟ)スプーンで突いただけでホロホロに柔らかくなり、食べるのに歯がいらないくらい！

カレーとしては辛口よりの中辛くらいの味加減。辛い！というよりは香辛料のスパイシーさがしっかり出ていて、お肉や野菜、いろんな味がしっかり染み込んでいて美味しい！

この短い煮込み時間で味が抽出出来たとは到底思えないので、おそらくスープカレーの素そのものがしっかりこだわって作られているように思いました。お家カレーではない、お店クオリティな味がします。

そして、ゴロゴロの野菜も食べごたえがあって、カレースープがほどよく染み込んで美味しかった！

北海道で一般的に食べられるスープカレーは、野菜は一緒に煮込むのではなく、素揚げにしたものをトッピングしてある感じなので、同じスープカレーという名前でも、今回の一緒に煮込むタイプとはまた全然違う印象でしたね。

しかしこれ・・・やっぱり多かった！スープカレーってほぼカレーというよりは具材を食べるのがメインな感じがするのですが、こちらに関してはその具材のほとんどが鶏肉なんですよね。

特に後半になると野菜は先に食べて無くなっちゃってるので、カレーというよりは「鶏肉のカレー煮」みたいな印象になりました。それでも1皿1人前だとすれば、こちら1ケースで10人前くらいにはなるのではないでしょうか( ﾟдﾟ)

丸鶏なので当然たくさんの骨が付いているわけで、どうやって取り分けるんだろう・・・と食べる前はちょっと心配でしたが、実際はフォークとナイフで軽くほぐすだけで骨までポロッと取ることができまして、取り分けるのは割りと簡単でした。

もも肉、胸肉、手羽、ささみなど、部位ごとよるお肉の味わいや食感の変化も楽しむことができて良かったです。

しいて言えば、たまーに小さな骨が混じってたりして取り除くのが難しかったりするので、お子さんに取り分ける時はちょっと気をつけた方が良いかな？と思った次第。

まぁ結構スパイシーですし、どちらかと言えば大人味なので、お子さんが美味しく食べられるかどうかというのは、また別の問題ではありますが。。

というわけで、お鍋に入れて火を入れるだけという簡単調理ではありましたが、時間がかかるのと焦げないように様子を見たりする必要がある点を考えても、レンジで温めるだけ！とか、蓋を開ければすぐ食べられる、といった手軽さは無く、少しだけ手間のかかるデリカではあります。

それでも、できたてを美味しくいただける幸せ。お家の味ではない、外食クオリティの料理をお手頃価格で楽しめる！という点はその手間をかけても惜しくはないと思えるメリットでしたね。

丸鶏をそのまま調理する機会なんて滅多に無いので、特別感があって楽しかったです(ﾟ∀ﾟ)行楽シーズンになりましたので、例えば屋外のキャンプ飯とか、アウトドアで大きなお鍋を使ってわいわい調理するのも良いと思います。

そして、何よりも一番大事なのは、丸鶏とスープがしっかり収まる大きめな鍋を用意すること( ﾟдﾟ)ノ

該当する煮込み用の鍋が無い方は多分パスタ鍋とかでも良いと思います。かなりたっぷりできますので注意してくださいね。

※作っている様子を見たい方はこちらもどうぞ！

⇒https://youtu.be/TurZu_lbhXQ

おすすめ度：★★★★