STAUB（ストウブ）フレンチルースターココット　24cm

STAUB フレンチルースター　マジョリカ　24cm
購入時価格：19,980円（2017年12月）
参考価格：19,980円（2019年4月）
ITEM# 587493

コストコでストウブのフレンチルースターココットを購入しましたー！うわ〜ついに買ってしまったよ〜ヽ(´ｴ`)ﾉ

ストウブというのは暖房器具のストーブではなく、フランスの調理器具メーカーの名前です。ピコ・ココットという鋳物ホーロー鍋が代表的な商品でして、ストウブといえば鋳物ホーロー鍋を指すくらい一般的に使われています。同じフランスの鋳物ホーローメーカーの「ル・クルーゼ」と比較されることでも有名なメーカーさんですね。

私はといえば、鋳物ホーロー鍋といえば断然ストウブ派でして、初めて手に入れたストウブ鍋はコストコで購入したココットラウンドシャローという浅型鍋でした。

鋳物ホーロー鍋は1つのお値段が高いので、そんなにポンポン購入できるものではないのですが、一度使ってその魅力にハマってしまうと、ついついサイズ違いも欲しくなってしまいましてね・・・。。

贅沢だよなぁ〜と思いつつも、日々の食事がお鍋1つでワンランクアップするのであれば決して損ではないはず！一生使えば高くない！・・・と、何かと都合の良い言い訳を重ね、発売当初から気になっていたこちらの商品を手に取った次第です。

ちなみに、今回のフレンチルースターというモデルは日本ではコストコ限定で販売されているものでして、他のお店では購入することができません。

お鍋のカラーはスタンダードカラーであるチェリーとグレー。そしてマジョリカカラーと呼ばれている深みのあるブルー、グリーン、レッドの3種類で合計5種類の中から選ぶことができました。

スタンダードカラーとマジョリカカラーでは、たしか2〜3,000円位の価格差がありまして、マジョリカカラーよりも明るめのスタンダードカラーの方が少しお値段が安いです。

そうそう！私が購入したときは「BUY ONE GET TWO BOWLS FREE」というのが行われておりまして、フレンチルースターのマジョリカカラーを購入すると、もれなくSTAUBのセラミックラウンドボール（2つ）が付いてきたんですよ。

セラミックラウンドボールといえば、私が以前コストコで1,480円で購入したものと同じものでして、STAUBの公式オンラインショップだと1つあたり2,160円で販売されているものなのですが・・・それが2つも付いてくるなんて！(ﾟ∀ﾟ)

デザインも可愛いし、サイズ感も使いやすくお気に入りだったので、これがお鍋と一緒に付いてくるのであればすごいお得じゃん〜(´ω｀*)と、最後の後押しをしてもらい、購入に至りました。

私の中ではSTAUBのお鍋にはル・クルーゼ的な可愛らしさは求めておらず、どちらかといえば無骨で男っぽいイメージなところが好きなので、もともと明るめのカラーは選択肢に無く、今回の「BUY ONE GET TWO BOWLS FREE」はとってもラッキーでした！

どのカラーも素敵だったのですが今回はレッドを選択。厳密に言えばグレナディンレッドという深みのあるボルドーの色合いです。

メルマガで見た写真では、もっと明るい赤色の印象でしたが実際に手にとって見ると想像以上に落ち着いた色味でしたね。渋いわ〜(´艸｀)

商品詳細

表面加工：ホーロー
材料の種類：鋳鉄（底厚4.2mm）
寸法：24cm
満水容量：3.6L

こちらの最大の特徴はシグネチャーシリーズと呼ばれている、蓋に絵が描かれているタイプであるということです。

お鍋にエンボス加工で絵柄を施し、その上にホーローである特別なガラス質100％の層を重ねて仕上げるといった、他のSTAUB鍋には無い特殊な技術が使われています。

「おんどり」はフランスのシンボルということでこのイラストになっているらしく・・・第一印象としてはなんだかリアルな鶏だな〜という感じで、あまり可愛いとは思わなかった。というのが正直なところ。。

でも、じっくり見ているとまるで鶏がピンヒールを履いているみたいに見えることに気がついてしまい、それ以降はとても愛らしく思えるようになりました。(´ω｀*)

ちなみにこちらはコストコ限定ということもあり、ツヴィリングヘンケルスの公式サイトにも掲載されていないのですが、同じシグネチャーシリーズのクリスマスツリーシグネチャーココットというクリスマス時期限定のココットと同じ形状・同じサイズみたいなんですよね。

そして、価格は32,400円（税別）ということなので、おそらく今回購入したこちらも国内定価で買おうと思うと同じくらいの価格だったんじゃないかな〜と。お鍋1つに20,000円弱ってすごい高いじゃん〜とつい思ってしまいますが、それでも通常の価格と比べるとかなりお得に購入できているということになりますね。

そう考えると多少は気が楽かも。。。(´艸｀)

こちらにはシャローを購入した時には付いていなかったストウブオリジナルレシピブックが付属していました。各種レシピだけでなく、ストウブの使い方やお手入れの仕方なども1冊にまとめられています。

気が利いているねぇ〜。

26cmのシャローと並べてみるとこんな感じ。ルースターの方は直径24cmと少し小さめですが、お鍋の高さが約10cm程と背が高めということもあり、容量的にはそんなに大きく変わらない印象です。

ただ、両手で抱えてみた感覚で言えばルースターの方が少し軽めかも・・？とはいえ普通のお鍋と比べればかなり重いんですけどね。試しに量ってみたところ、なんと4.4kgもありました。^^;

あと、ストウブといえば上のシャローのようにがっちりした鍋蓋のイメージがあるのですが、ルースターの蓋は凹凸が少ないのっぺりとしたデザインで、なだらかに丸みを帯びており、従来のストウブとはちょっと違う雰囲気なんですよね。

また、シャローと比べるとルースターの方はお鍋の底の形状が丸みを帯びているのも特徴です。シャローがすき焼き鍋っぽい形状であれば、ルースターは土鍋に近いような感じに思えます。

こちらが蓋の裏側。通常はピコと呼ばれる小さな突起があり、素材から出る水蒸気がピコを伝って水滴となり、食材に降り注ぐしくみになっているのですが、ルースターの場合は蓋がドーム状になっているため、ピコのような丸い突起ではいい感じに水滴が食材めがけて落ちていかないらしいんですよ。

そのため、ルースターココットではピコに代わる「システラ」という名前のナイキのロゴマークのような形の突起が採用されているそうです。蓋に丸みがあると蒸気が真ん中に集まりすぎてしまうのですが、システラにより良い感じに分散され、水分が全体に行き渡りやすくなっている。というわけですね。

底が丸くなっていたり、蓋もドーム状になっているこの形状を見ると、日本で言うお釜や土鍋のように食材が対流しやすく、煮物なども食材が動いて焦げ付きにくそうな雰囲気ですね。もしかしたら、和食作りにはこちらの方が合ってるのかも〜。

使ってみた感想

ストウブの良いところはなんといっても素材を美味しくしてくれる！というところです。

熱伝導が早く、保温性も良く、無水調理ができるほどの密閉性で旨味をしっかり閉じ込めてくれるため、適当にコトコト煮込むだけでも、食材がふっくらホクホクに仕上がります。

特に根野菜などは分かりやすく最高で、同じ食材・同じ調理方法でもお鍋が違うだけでこんなに違うの！？ってくらいに美味しくなるんですよね〜。

値段は高いし、重くて洗いにくいし、取っ手は熱くなるしで決して使いやすいとはいえないストウブですが、出来上がった料理の仕上がりを知れば、もうこれじゃなきゃ！って感じになってしまいます。もはや虜(´艸｀*)

そうそう、使っていて気づいたのですが、こちらは表面の加工がツヤっとしていることもあり、今まで使っていたシャローよりも洗う時に汚れが落ちやすいなと思いました。

我が家のシャローはお鍋の内側も外側も表面に細かい凸凹があってザラザラしているため、少しだけ汚れが落ちにくいんですよね。

まぁ汚れたら汚れたで、それも味になりそうなところもストウブの良いところなのですが、お手入れがしやすいのはルースターの方だなと思いました。（ルースターのというよりスタンダードカラー・マジョリカカラーの良いところですね。）

熱伝導性と保湿性の良さを活かし、カナダ産豚肩ロース塊を使ってチャーシューを作ってみました。

シャローよりも底が深いので、このような高さのある塊のお肉の調理もへっちゃらです。焼付けから煮込みまで、全てこのお鍋1つで済んでしまいます。

熱が逃げにくいので蓋を閉めて弱火にかければ保温調理も可能で、ストウブのおかげで外側はバリッと焼き目が付き、中の方はキレイなピンク色でしっとり柔らかく仕上がりましたよ〜！

こちらは、年末に用意した一品だったのですが、大好評ですぐになくなっちゃいました！

そして、ご飯！ストウブでご飯を炊けば、炊飯器よりも早く炊きあがります！

ただですね・・・残念ながら肝心の味がイマイチでした。お米一粒一粒がふっくらとしてお米もピカピカで見た目はとっても美味しそうに炊き上がったのですが、火加減や蒸らし時間が掴めておらず、まだまだ勉強中です。。

やっぱり、24cmという大きなお鍋でお米3合分を炊こうとするのはちょっと少なすぎるのかしら・・・？

お鍋のサイズにお米の量が合っておらず、なんとなくお米がしっかり対流してないような印象があったんですよね。。お鍋の良さを活かしてご飯を炊くためには、それなりにたっぷりの容量で作った方が上手くいくのかもな・・・。

お鍋でご飯を美味しく炊けるようになれば、また1つ主婦としてパワーアップできる気がするので、こちらは引き続き試してみたいと思っております。ご飯が上手に炊けるようになれば、そのうち炊き込みご飯も作ってみたいなぁ。

あと、このルースターというお鍋を使うにあたり、無印のシリコン調理スプーンがこの上なく便利です。

ルースターの底の丸っこい部分に無印の調理スプーンがいい感じにフィットしまして、具材を混ぜやすく、すくいやすいため、私はルースターを利用する場合は焼くのも煮るのも全て無印のシリコン調理スプーンを使っています。

ルースターを購入した人は合わせて使うべき！ってくらいに相性抜群なので、こちらも合わせてオススメです。無印のスプーンはコストコで売っているわけではないんですけどね。。^^;

まとめ

単純にお鍋のルックスだけで言えば、無骨な感じのいかにもストウブらしいシャローの方が好みなのですが、ルースターの方はなんというか、スタイリッシュで華やかさがあり、キッチンに映える感じがしてこちらもとっても気に入りました！

あと、こちらが我が家に来てからはシャローよりも圧倒的にルースターの方が使用頻度が高いです。これは使いやすいサイズ感というのもあるのですが、たぶん私が普段和食を作ることが多いからだと思うんですよね。

こちらの方が鍋底も鍋蓋も全体的に丸みを帯びているため、煮物なんかだと煮汁がしっかり循環しやすく、底の食材がすくいやすいため煮崩れしにくいように感じます。意図して作られているのかはわかりませんが、日本食を作るのにとても向いているお鍋だなーと思いました。

それでいて、フライパンのように焼き付けも可能だし、保温性が高いから蒸すのも得意。油を注げば揚げ物だって可能です。底が深い方が油ハネも少ないのでキッチンの汚れを気にせず調理できるというのもポイントですね。

そしてもちろん、従来のストウブと同様、お鍋ごとオーブンに入れて調理することも可能です。そんなわけで、キッチンで使用するのに多用途で活躍するのはこちらの方だなと感じております。

かといって、シャローを使わなくなったわけではありません。シャローは浅鍋なので食卓にそのまま出すような料理やコンロとセットで使うときにぴったりで、我が家はお鍋をするときもシャローを使っています。

ストウブで作るお鍋、めちゃ最高ですよ！食材が美味しく仕上がる上に、重い蓋が水蒸気を漏らさないため、食材の水分がしっかりお鍋の出汁に移ります。この冬は本当によく活躍しています。

また、シャローの方が底が平らなので食材を焼き付けたりするときに均一に焼色を付けられますし、ロールキャベツ等、食材を敷き詰めて調理するような場合もシャローの方が向いているように思います。

コストコでストウブを買いたいけど、どのモデルが良いのかわからない・・・という方は、普段自分がどのような料理をよく作るのか？を考えながら選ぶと良いかもしれませんね。

ひとつ断言できるのは、ストウブで特別な料理が作れるのではなく、普段の料理が特別な料理になる！ということなのです。ストウブの魅力にハマれば、きっとキッチンに出しっぱなしにしておきたくなるほど使用頻度が高くなると思いますよ〜！

現に我が家ではこのルースターココットの使用頻度が高くて収納する暇がないくらい！・・・いや、重いから頻繁に出し入れしたくないとかじゃなくて！^^;

そんなわけで、2台目のストウブもとっても気に入っております！思い切った買物でしたが大満足！大事に大事に、でもガンガン使わせていただきますよ〜ヽ(´ｴ`)ﾉ

おすすめ度：★★★★