ベトナム産 ロンガン 500g(生での流通は珍しい東南アジアで人気の南国フルーツ)

ベトナム産 ロンガン 500g

ベトナム産 ロンガン 500g
購入時価格:698円(2025年5月)
ITEM# 73003

コストコでは、いろいろな国から輸入されてきた珍しい果物が取り扱われていますよね。この商品もその中の一つ、南国フルーツ「ロンガン」です。

私は完全にはじめましてな商品でした。「ロンガン」という名前も初めて聞いた!まるで昔ながらのビー玉やおはじきのような入れ物にたっぷり入った、丸っぽい「何か」!!

下記はポップに書かれていた説明文です。

瑞々しく、上品な甘さとほのかな酸味が特徴の南国果実。簡単に手で皮をむいてお召し上がりいただけます。ビタミンCを多く含みます。

これを見て、なるほど「フルーツ」なんだな!と思った次第。

パッケージを手に取っただけだと、大きめの豆科の何か?もしくは新じゃが的な、根菜なのかな?なんて思ってしまうような見た目で、近くで見たところで「何っぽい」ということが、まったく言えないくらい、私にとっては初めての果実でした。

ベトナム産 ロンガン 500g 商品ラベル

ちなみにこちら、コストコのポップやレシートには「ロンガン」と書かれていたのですが、一緒に付いてきたタグには「リュウガン」と書いてあったんですよ。二つ名みたいなこと?

結局その時は最後まで、これが何なのか?わからなかったのですが、たっぷり500g入っている割には手に取りやすいサイズ感だし、価格も買いやすくてちょっと試してみたくなって購入してみました。

コストコはこういう海外のよくわからない果実を気軽に買える、というのが面白いよね(´ω`*)新しい文化を学ぶ、良い経験です。

ベトナム産 ロンガン 500g 開封(果実)

直径3cmほどの丸い果実。薄いけど少し硬めの皮をまとっていて、表面は黄色っぽくて少しザラつきのある手触りです。

あとで調べてみてわかったのが、リュウガン(ロンガン)「龍眼」は、果肉を割ったところが瞳のように見えることで、龍の眼に見立てて「龍眼」と名付けられたのだそうです。

ライチと同じムクロジ科の果実で、中国では昔から漢方としても利用されている貴重なフルーツとのこと。

しかもロンガンは、これまでは防疫のために日本への生の果実の輸入は禁止されていたそうで、日本で食べようと思うと冷凍、もしくはドライフルーツや加工された缶詰の状態でしか食べることができなかったらしいんですよ。

それが令和4年11月より、ある基準を満たしたベトナム産のリュウガンに限り、生の果実での輸入が解禁になったのです。そんなわけで、日本ではあまり流通しておらず、そこまで認知されていない珍しい果物、という感じなのだと思います。

手で触ってみたら少しブヨブヨするのがちょっと怖い・・・もしもこれが新じゃがだったら、絶対に食べてはいけない軟らかさなんですよね。。

もともとこういう質感なのか、熟して柔らかくなっているのか・・・もともとの基準が分からない、というのが「初めて」を食べる恐ろしさ( ゚д゚)

ベトナム産 ロンガン 500g 皮を剥いた

果皮はちょっと硬めかなぁ・・・と思いきや、とっても簡単に指先だけで剥くことができました。中身はプルンとしていて、見た目はめちゃめちゃライチ!ライチの色味をちょっと透明っぽくした?みたいな感じ。

いやしかし、何かわからない得体が知れない、と思っていたものが、ライチっぽいとわかっただけで安心感がアップしました!初めてだけど食べるハードルがちょっとだけ下がるというか。

ちなみに今でこそ調べてみて、リュウガンがライチと同じ種類の果物であるということを知った上で書いているのですが、初めて食べた時は何も知らないまま口にしましたからね。

食べる前のこういう↑ちょっとした気づきが、ありがたかったりします。

味について

思ってたより甘かった!食感はシャクシャクしていて水分がたっぷりあって、まんまライチな感じなんだけど・・・味はライチの甘酸っぱい感じとは違って酸味はほぼ無し。

果実のジューシーな甘さとかではなく、ただただ甘い砂糖水っぽい甘さ?みたいな味です。コストコのポップに書いてあった「上品な甘さとほのかな酸味」とはだいぶイメージが違う気がするなぁ。。

味と香りと食感が全部チグハグで、口に入れても何を食べてるのか?よくわからなくなるんですよ。

というのも、味は甘いのに香りは甘くていい香り〜とかじゃないんですよね。どちらかといえば未熟の瓜っぽい青っぽい香りがあって、そして甘い〜と思って食べた後口の方に独特のエグ味みたいなのがありまして、結果食べていて素直に「美味しい!!!」とはならないんです。

ちなみに・・・常温ではなく、冷蔵庫でキンキンに冷やしてみたら美味しくなるかな〜?と思って試してみたのですが、味の感想は大きく変わらず。

少し時間が経てば、追熟?ではないけど、何かしら味が変わるかな〜?とも思ったのですが、皮が硬く、少々剥きにくくなった程度で中身の様子は変わりませんでした。

なおこちら、内容量500g入りとのことですが数だけで言うと50粒弱入っています。

好きか嫌いかで言えば、あまり好きな味ではない・・・というか、食べ慣れない味でした。せっかくの珍しい果物だからと、興味本位で家族皆で一度だけ囲んで食べてみたのですが、その後は誰も手を付けず・・・持て余している状態になっております。好きだという人スミマセン。。

ただ、これまでもわざわざ加工して日本に流通してたというくらいだから、何かしらの用途や、特定の料理の材料なんかに使われてたりするものだったりするのかな?

東南アジアの方では人気のフルーツとして日常的に食べられているそうなのですが、日本では珍しい果物だからかあまり情報がなく・・・だれか美味しく食べられる方法があったら教えてー( ゚д゚)

※動画レビュー⇒ベトナム産 ロンガン 500g

おすすめ度:★★

コメント

  1. 1
    yuzu says:

    私も美味しく食べる方法が知りたいです。
    味は嫌いではないですが、渋柿を食べた後のような感覚が残って食べたいのに食べられず。
    ただ、タイ人からはとても美味しい、とおすすめされたので、単に味覚の違いなのか、食べ方の違いなのか…美味しいを共有出来れば良いのですが。

  2. 2
    テムテテ says:

    龍の中国語読みがロンなのでロンガンと呼ばれてるのかと思います。日本ではリュウガンと呼んでます😊中国でいただいた龍眼はとても美味しくライチとそっくりだった印象です。青っぽい香りがするということもなかったです。
    カラカラに乾燥させたものが生薬として漢方薬局で売られています。お茶やほかの生薬と共に煮出して飲みます。そう思えばライチよりも多少フルーツらしくないとしても納得です。瓜っぽさのない良い龍眼がコストコで手に入れば嬉しいですね😊

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